Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

Rss  Admin

「或る日突然/トワ・エ・モア」 - 週間オリコンチャートで4位を記録した、デビュー曲にしてヒット曲! トワ・エ・モア結成のいきさつも解説

今回は、トワ・エ・モワの「或る日突然」のご紹介です。
「或る日突然」は、1969年5月10日に発売されたトワ・エ・モワの代表曲です。
トワ・エ・モワは、この曲でデビューしましたが、これがオリコンチャートにおいて最高順位16位、1971年度年間86位を記録する大ヒットとなりました。
この記事では、トワ・エ・モワというデュオの紹介、「或る日突然」の楽曲紹介、ヂュオ誕生のいきさつ、そしてこの曲にまつわる面白い裏話(エピソード)を厳選してご紹介します!

或る日突然 トワ・エ・モア ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

トワ・エ・モワ (Toi et Moi) は、日本の歌謡ポップデュオです。
1969年にスクールメイツのメンバーだった山室英美子(現:白鳥英美子)と、歌手志望だった芥川澄夫の二人で結成されました。山室英美子の娘は、シンガーの白鳥マイカです。

1969年5月10日、渡辺プロダクション(現ワタナベエンターテインメント)より「或る日突然」でデビューし、これが大ヒットとなります。
その後、「空よ」、「虹と雪のバラード」、「誰もいない海」「初恋の人に似ている」「地球は回るよ」「愛の泉」など数多くのヒット曲を出し、1960年代後半から1970年代前半にかけて流行した、和製ラウンジ系ポップの先駆けとなります。

「空よ/トワ・エ・モア」 - 「あなたのメロディー」で生まれ、オリコン13位を記録したヒット曲|Super源さんの音楽ブログ

今日は、トワ・エ・モワの「空よ」のご紹介です。 写真はこちらからお借りしました。トワ・エ・モワ (Toi et Moi) は、日本の歌謡ポップデュオです。1969年にスクールメイツのメンバ

それでは、今日は彼らのデビュー曲である、「或る日突然」をどうぞ。

トワ・エ・モワ/或る日突然

この曲の歌詞はこちら

この曲の作詞は村井邦彦、作曲は山上路夫です。
この曲は、週間オリコンチャートでは最高4位を記録するヒット・ソングとなります。

トワ・エ・モア結成のいきさつ

トワ・エ・モワは、旧姓山室恵美子と芥川澄夫の2人が、スクールメイツに在籍していたときに結成されたデュオです。
当時、2人は別々に歌っていたのですが、「ソロでは線が細い」と事務所に判断され、強制的にデュオに仕立て上げられました。
当初、2人は難色を示しましたが、やはり事務所の意向には逆らえなかったようです。

デビュー曲が大ヒットし、和製ラウンジ系ポップの先駆けに

今日ご紹介した「或る日突然」が大ヒットしたトワ・エ・モアは、その後日本放送協会の『あなたのメロディー』か生まれた「空よ」、1972年札幌オリンピック のテーマ曲である「虹と雪のバラード」、「誰もいない海」「初恋の人に似ている」「地球は回るよ」「愛の泉」など数多くのヒット曲を世に送り出し、1960年代後半から1970年代前半にかけて流行した、和製ラウンジ系ポップの先駆けとなりました。

「或る日突然」の面白い裏話(エピソード)

「或る日突然」には、いくつか興味深いエピソードがあります。

実は“別の用途”で作られた曲

この曲はもともと、レコード会社主導で「売れるシングル」を狙って作られたというより、テレビ番組や企画向けの楽曲として準備されていた側面がありました。つまり最初から大ヒットを狙った“勝負曲”ではなかったんです。
<h4作詞・作曲コンビの異色さ 作詞は山上路夫、作曲は村井邦彦。 この2人は当時からポップス寄りの洗練された作品を多く手がけていて、フォーク色の強いトワ・エ・モワに対して「都会的すぎるのでは?」という懸念もあったそうです。 → しかし結果的に、この“洗練されたメロディ+素朴な歌声”のギャップが大ヒットの要因に。

デュオのイメージと違った?

トワ・エ・モワはもともと清楚でナチュラルなフォーク路線が魅力でしたが、「或る日突然」はストリングスも入った華やかなアレンジ。 そのため最初は「自分たちのカラーに合うのか?」と戸惑いもあったと言われています。

ドラマ主題歌で人気爆発

この曲はテレビドラマの主題歌として使われたことで一気に知名度が上昇。 当時のテレビの影響力もあり、“お茶の間ヒット”として広がりました。

タイトルの印象的なフレーズ

「ある日突然」というインパクトの強い言葉は、恋愛の始まりを象徴するキャッチーなフレーズとして当時かなり新鮮でした。 今でいう“キャッチコピー的な強さ”があり、若い世代にも強く刺さったと言われています。

全体としてこの曲は、「最初から狙ったヒット曲」というよりは、
  • 作家のセンス
  • アレンジの新しさ
  • テレビとの相乗効果
が“ある日突然”かみ合って大ヒットした曲、というのが面白いポイントです。

トワ・エ・モアの近況

トワ・エ・モワはその後、1973年6月に解散。
ただし、1985年3月、NHKのあなたのメロディーの最終回に於いて同番組内限定の再結成をするなどの活動記録はありました。
解散から約25年の時を経た1997年8月に、『思い出のメロディー』(NHK)に出演して「虹と雪のバラード」を歌唱。
これを機に再結成することとなり、翌1998年の長野冬季五輪の際、志賀高原(長野県)で行なわれた長野オリンピック記念イベント出演を皮切りとして、本格的にトワ・エ・モワとしての音楽活動を再開して現在に至っています。