Super源さんの音楽ブログ

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「あの唄はもう唄わないのですか/風」 - オリコン24位を記録した風の代表曲

今日は、風の「あの唄はもう唄わないのですか」のご紹介です。

あの唄はもう唄わないのですか 風 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

風(かぜ)は、1975年に結成されたフォークデュオです。
メンバーは、以下の2人です。

・伊勢正三(いせ しょうぞう、1951年11月13日 - )大分県津久見市出身。
元・かぐや姫。活動休止後はソロで活動。
アルバム『三階建の詩』に収録された「なごり雪」がイルカによってカバーされ大ヒット。

・大久保一久(おおくぼ かずひさ、1950年7月22日 - )広島県呉市出身。
元・猫。活動休止後はソロで活動。

「風」は、1975年2月5日に、「22才の別れ」でデビューしました。
代表曲には、「22才の別れ」「海岸通」「あいつ」「あの唄はもう唄わないのですか」「北国列車」「古都」「ささやかなこの人生」「君と歩いた青春」「海風」「Bye Bye」(バイ バイ)などがあり、いずれも名曲です。

この、「風」というデュオ名は伊勢正三がつけたもので、そこには「空気のように留まらず、音楽的に常に進化していくことを目指す」といった意味が込められています。

今日は、そんな彼らの代表曲のひとつである「あの唄はもう唄わないのですか」をどうぞ。
 
あの唄はもう唄わないのですか/風

この曲の歌詞はこちら

この曲の作詞・作曲は、ともに伊勢正三です。

この曲は、「風」の通算2枚目のシングルです。
アルバム『時は流れて…』からの先行シングルで、オリコン最高順位は24位を記録しています。

しかし、切ない曲ですねー。(; ;)ボロボロ
歌詞を見ながら曲を聴くと、この主人公の女性のひたむきさと切なさが、ひしひしと胸に伝わってきます。
そして、詩を読み終わったとき、この曲のタイトルに込められた深い意味が、胸にグサリと突き刺さってきます。→(;゚o゚;グサリ!
この、純粋で一途な女性は、もしかしたら伊勢正三の求めた女性像だったのかも知れませんね。

But it's a sad song! (; ;)) blah blah blah.
When I listen to the song while looking at the lyrics, I can feel the earnestness and sadness of this main character's woman in my heart.
And when you finish reading this poem, the deep meaning behind the title of this song will pierce your heart. →Just like an arrow.
This pure and single-minded woman may have been the image of woman that Shozo Ise was looking for.

最近は、このような日本的で味わい深い曲がほとんどなくなってしまったように思います。
とても残念です。

I feel these days, such Japanese and tasteful songs have almost disappeared.
It's a shame.

「風」は、1977年に日本武道館でのコンサートを成功させたあと、1979年に活動を休止しましたが、1990年8月の第10回サマーピクニックで共演をしています。

また、2007年5月6日に品川プリンス ステラボールで行なわれた伊勢正三のコンサートに大久保一久が飛び入りで参加し、28年ぶりの復活を果たすということがあり、これがきっかけとなって、同年2007年7月21日の「伊勢正三ライブinべるが2007」において、2人によるコンサートが開催されました。