Super源さんの音楽ブログ

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「小さなスナック/パープル・シャドウズ」- デビュー後いきなりオリコン週間チャート2位! 47.0万枚を売り上げた パープル・シャドウズのヒット曲

今日は、パープル・シャドウズの「小さなスナック」のご紹介です。

小さなスナック パープル・シャドウズ ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

パープル・シャドウズ(Purple Shadows)は、1968年結成のグループ・サウンズのバンド(GS)です。

主なメンバーは、今井久(ギター)、綿引則史(ギター)川合良和(ベース)、大場吉雄(ドラムス)。

パープル・シャドウズが1968年に結成された時、グループ・サウンズ(GS)の人気は既に下り坂に向かっていました。
が、他のGSとは違う「ムード歌謡」的な曲調をもつ「小さなスナック」は、大ヒット。
オリコン週間チャート2位となり、47.0万枚を売り上げます。

が、果たせるかな、その後はヒット曲に恵まれず、メンバーの脱退・加入を繰り返し、1980年代には「今井久&パープル・シャドウズ」として再出発します。

「今井久&パープル・シャドウズ」は、ハワイアン的なムード歌謡風の曲調が特徴で、今井のギターをフィーチャーしたインスト・アルバムも発売されました。

今日は、そんなパープル・シャドウズのデビュー曲である「小さなスナック」をどうぞ。
 

小さなスナック/パープルシャドウズ

この曲の歌詞はこちら

「小さなスナック」の作詞は牧ミエコ、作曲は今井久で、松竹映画で「小さなスナック」という、斉藤耕一監督による同名の映画が製作され、同年の9月に公開されています。

また、1979年に「ロス・インディオス&シルヴィア」が発売して、翌1980年に掛けて大ヒットとなった「別れても好きな人」は、パープル・シャドウズが本家本元でした。

この曲のオリジナルは、シャッフルのリズムでしたが、ロス・インディオス&シルヴィアのカバー・バージョンは、一部歌詞地名が変更(青山→原宿、狸穴→高輪など)され、落ち着いたムード歌謡曲調にアレンジし直されています。

2012年1月24日、パープル・シャドウズは「NHK歌謡コンサート」(NHK総合)に出演し、「小さなスナック」を披露しています。

シングル

1.小さなスナック(1968.3.25) 作詞:牧ミエコ 作曲:今井久
2.ラブ・サイン(1968.8.25)作詞:牧ミエコ 作曲:今井久
3.さみしがりや(1968.11.25)作詞:なかにし礼 作曲:今井久
4.土曜日の午後(1969.4.25)作詞:牧ミエコ 作曲:今井久
5.別れても好きな人(1969.11.5)作詞:佐々木勉 作曲:佐々木勉
6.さよならはこわくない(1971.4)作詞:黒崎わたる 作曲:今井久

アルバム

1.『小さなスナック/パープル・シャドゥズ・アルバム』 (1969年1月)
2.『まごころ/ロマンチック・ギター・サウンド』 (1969年11月)
3.『パーブルシャドウズ・ファースト』