Super源さんの音楽ブログ

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「ディス・ウーマンズ・ワーク(This Woman's Work)/ケイト・ブッシュ(Kate Bush)」 - 「恋のから騒ぎ」オープニングテーマ曲

今日は、ケイト・ブッシュの「ディス・ウーマンズ・ワーク(This Woman's Work)」のご紹介です。

(ディス・ウーマンズ・ワーク ケイト・ブッシュ ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

ケイト・ブッシュ, CBE (Kate Bush,( 本名:キャサリン・ブッシュ) 1958年7月30日 -)はイギリスのシンガーソングライター、音楽プロデューサーです。

ケイト・ブッシュは、1977年11月に「嵐が丘(Wuthering Heights)」でデビューをします。
この「嵐が丘」というのは、エミリー・ブロンテの書いた唯一の長編小説で、イギリスのヨークシャーの荒野に立つ荒れ果てた館「嵐が丘」を舞台に、復讐に燃えるヒースクリフの愛を描いた作品です。
ケイト・ブッシュは、この原作からではなく、テレビドラマ化された作品の方から着想を得たといいます。

デビュー当時は、19歳という若さもあり、アイドル歌手のような見方もされましたが、高い歌唱力をベースに高音から低音までさまざまな声質を使い分けて、独自の世界を展開するアーティストとして、確固たる評価を得ます。

英国音楽メディアのNMEやMOJOが「ロック史上、誰よりも大きな影響を与えてきた女性アーティスト」と評するなど、現在に至るまで、ケイト・ブッシュはイギリスを代表する女性アーティストとして活動を続けています。

今日は、1989年に発売されたアルバム「The Sensual World(ザ・センシュアル・ワールド)」の中から、「This Woman's Work(ディス・ウーマンズ・ワーク)」をどうぞ。
 
ディス・ウーマンズ・ワーク(This Woman's Work)/ケイト・ブッシュ(Kate Bush)

ケイト・ブッシュと言えば、デビュー曲「嵐が丘」が有名で、TVなどで聴いてメロディーになじみのある方が多いと思いますが※、実はこの曲と同じくらい代表的なのがこの「ディス・ウーマンズ・ワーク」です。
当時、このアルバムが発売されたとき、この曲はまったく話題になりませんでした。
が、やはり名曲というものは、シングルカットされようがされまいが、ヒットしようがしまいがそんなことには関係なく聴きつがれていくもので、この曲も、聴いた人の心をつかみ、名曲となり得た珠玉の1曲だといえるでしょう。

ちなみに、「The Sensual World」の収録曲は、以下の通りです。

Side one
1. "The Sensual World"
2. "Love and Anger"
3. "The Fog"
4. "Reaching Out"
5. "Heads We're Dancing"
Side two
6. "Deeper Understanding"
7. "Between a Man and a Woman"
8. "Never Be Mine"
9. "Rocket's Tail"
10. "This Woman's Work"
11. "Walk Straight Down the Middle" (CD bonus track)

The Sensual World is the sixth studio album by the English singer Kate Bush. It was released in October 1989 and peaked at no.2 in the UK album charts.
(「ザ・センシュアル・ワールド」は、1989年10月に発売された英国歌手ケイト・ブッシュの6枚目のスタジオ・アルバムで、全英アルバムチャートにおいて2位を獲得した)

The Sensual World より抜粋
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Sensual_World

※日本では、この曲は明石家さんま司会のバラエティ番組「恋のから騒ぎ」のオープニングテーマ曲として知られています。
また、1986年には東芝のビデオデッキのCMソングとして使われたこともあります。