「お元気ですか/清水由貴子」 - 8.2万枚を売上げたデビュー曲にしてヒット曲!
- 名曲紹介
- 2015年05月10日
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写真は、こちらからお借りしました。
清水 由貴子(しみず ゆきこ、本名:同じ、1959年9月7日-2009年4月20日)は、東京都出身の歌手・女優・タレントです。
愛称は、「ユッコ」。
清水 由貴子は、1976年2月18日に、NTVのオーディション番組「スター誕生!」の第16回決戦大会で、イルカの「なごり雪」を歌って合格します。
のちに、ピンク・レディーとなった根本美鶴代(ねもと みつよ)と増田恵子(ますだ けいこ)の2人組をおさえての最優秀賞(グランドチャンピオン)でした。
当時の「スター誕生!」の審査員で、デビュー曲の作詞も手がけた阿久悠(あく ゆう)によれば、テレビ予選に合格した時点で、既に次の決戦大会の大本命として、各社スカウトマンから注目されていたといいます。
そして、合格から1年後の1977年3月1日には、「お元気ですか」でアイドル歌手として歌手デビュー。
当時、アイドルにはキャッチフレーズをつける慣習のようなものがあり、デビュー時の清水 由貴子につけられたのは、「ほほえみスイング まごころハミング」でした。
また、デビューが同期で仲の良かった榊原郁恵・高田みづえとあわせて「フレッシュ3人娘」と呼ばれていました。
デビュー曲の「お元気ですか」は大ヒットとなり、当時盛んだった「賞レース」においても数多くの新人賞を獲得するものの、「速報!日本レコード大賞」の新人賞(5人枠)争いでは、清水健太郎、高田みづえ、狩人(かりうど)の順で新人賞受賞が確定する中、続く受賞者を決める上位2名での決選投票で太川陽介(たがわ ようすけ)に破れた後、最後の1枠を巡って榊原郁恵(さかきばら いくえ)と再び決選投票となり、僅差(きんさ)で受賞を逃(のが)すこととなります。
翌年も、シングルはコンスタントに発売されましたが、今いちヒット曲に恵まれず、デビュー当初から気にかけてくれていた萩本欽一(はぎもと きんいち)や、同じレコード会社ということで縁のあった杉良太郎(すぎ りょうたろう)の後押しもあって、その後は次第に活躍の場をテレビドラマやバラエティー番組に移していくことになります。
さて今日は、そんな清水 由貴子のデビュー曲である「お元気ですか」をどうぞ。
お元気ですか/清水由貴子
この曲の歌詞はこちら。
この曲は、歌番組等ではバックの演奏と共に、自らもフォークギターを弾きながら歌うスタイルで、8.2万枚を売る大ヒットとなりました。
私は当時、清水由貴子の曲はあまり聴きませんでしたが、歌っているときの明るく爽やかな笑顔や、女性的で品のいい身のこなしが強く印象に残っています。(--)トオイ メ