「恋の季節/ピンキーとキラーズ」 - オリコン歴代最高記録17週間1位を記録し270万枚を売り上げた、デビュー曲にしてヒット曲!
- 名曲紹介
- 2022年03月19日
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写真はこちらからお借りしました。
ピンキーとキラーズは、1968年から1972年にかけて活動した日本のボサノバ・バンドです。
愛称は、ピンキラ。
ピンキーとキラーズは、1968年に、今陽子(ピンキー)が男性ボーカルのジョージ浜野、エンディ山口、ルイス高野、パンチョ加賀美の4人と結成したバンドです。
グループ名の由来は、アメリカのバンド「スパンキー&アワ・ギャング」をもじったもので、作曲家のいずみたくによって命名されました。
ピンキーとキラーズは、山高帽にステッキという衣装をトレードマークにしており、当時、男性たちに混じって女性ボーカルがいるグループというのは目新しいものでした。
デビュー盤『恋の季節』のライナーノーツには、『セルジオ・メンデスを目指す新進気鋭のグループ』と書かれていました。
デビュー曲の「恋の季節」は、発売直後からヒットを記録し、オリコンで17週間1位(歴代最高記録)となるミリオンセラーを記録。
270万枚を売り上げ、「第10回日本レコード大賞新人賞」を始め、数々の新人賞を受賞します。
そしてピンキーとキラーズは、この曲で「第19回NHK紅白歌合戦」に、男女混成グループとして初出場を果たしました。
今日は、そんなピンキーとキラーズの、1968年7月20日に発売されたデビュー曲である、「濃い…」、じゃなかった「恋の季節」をどうぞ。
恋の季節/ピンキーとキラーズ
この曲の歌詞はこちら。
「おい、この味噌汁、ちょっと濃いんじゃないか?」「そんなことないわよ!」
1969年2月には、ピンキーとキラーズが自ら主演する同名の映画が松竹にて製作され、公開されました。
1969年1月には、4枚目のシングル「涙の季節」が発売され1位になり、続く「七色のしあわせ」が4位、「星空のロマンス」が10位とオリコンのトップ10に入りましたが、その後はトップ10からは遠ざかりました。
今陽子って、どんな人?
・1964年に金城学院中学校に入学。1年生のときは宝塚歌劇団に憧(あこが)れ、「男役をやりたい、那智わたる※ さんみたいになりたい、と真剣に考えたこともある」とのちに述べています・ピンキーとキラーズ以前のソロ時代、CMソングを歌っていました(三共のルルなど)
・ピンキーとキラーズ以前のソロ時代、フジテレビ系ドラマ「グー・チョキ・パー」に出演しており、当時、デカベビーの愛称で親しまれていました
映画「恋の季節」では主演としてクレジットとされていますが、実際には共演の奈美悦子のラブストーリーとして展開されており、ストーリー上の実質的主演は奈美悦子でした。
。料理はまったくしません
・後輩の和田アキ子とは50年来に渡る親友の間柄です。音無美紀子も40年来の親友です
・若い頃からイケメン好きで、「イケメン会」という会をつくり、毎月1回ぐらいのペースで飲み会を開いています。男性は20代から40代のイケメン男性たちで、若い男性たちからエキスをもらっています
※ 那智わたるは、宝塚歌劇団で、長らくブロマイド売り上げNO.1にも輝いた超人気男役スター