Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

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「15の夜/尾崎 豊」 - 名曲のご紹介

今日は、尾崎 豊の「15の夜」のご紹介です。

15の夜 尾崎豊 ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

尾崎 豊(おざき ゆたか、1965年11月29日 - 1992年4月25日)は、東京都練馬区出身のミュージシャン、シンガーソングライターです。

尾崎 豊は、1983年にシングル「15の夜」とアルバム「十七歳の地図」でデビューをします。

破滅的で体当たりなパフォーマンスや、自己の内面をえぐり出すような赤裸々な歌詞の中で、真実の愛や夢、生きることの意味を追い求めて、学校・社会の不条理に立ち向かう魂の叫びのようなその音楽の世界が、1980年代から1990年代の初めにかけて、若者を中心に多くの人の共感を得て、カリスマ的存在となります。

が、1992年、26歳のときに突然死。
このあまりにも早すぎる死は、社会的にも大きな衝撃を与えます。
実際、死後20年を経過する現在においてもなお、尾崎豊のファンは減るどころか逆に増えており、また彼が遺した曲の数々は、多くのアーティストにカバーされ続けています。

今日は、そんな尾崎 豊のデビュー曲である「15の夜」をどうぞ。


15の夜/尾崎豊

この曲の歌詞はこちら

この曲は、尾崎豊が14歳の時に、同級生の友人の一人が髪が長いという理由で中学校の教師にバリカンで髪の毛を刈られたことに反発し、仲間と共に実際に家出をした経験をもとに作られたもので、当初は「14の夜」とする予定でしたかが、それでは語呂が悪いということで、「15の夜」となりました。
尾崎豊がその仲間たちとよく集まり、歌詞にもある家出の計画を立てた場所は、東京都練馬区にある「向山公園」です。

また、この曲の歌詞に出てくる「盗んだバイク」というのは、尾崎豊の実兄である尾崎康さんのものだったそうで、となると、豊少年はお兄さんのバイクを勝手に借りて乗っていたことを「盗んだバイク」とカッコつけて歌っていたということになります。

「わかって下さい/因幡 晃」- 第10回ヤマハ・ポピュラーソングコンテスト 最優秀曲賞受賞曲

今日は、因幡 晃の「わかって下さい」のご紹介です。

わかって下さい 因幡晃 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

因幡 晃(いなば あきら、1954年3月18日 -)は、秋田県大館市出身のシンガーソングライターです。

因幡 晃は、1975年に第10回ヤマハポピュラーソングコンテストに「わかって下さい」で出場し、最優秀曲賞を受賞。
また、第6回世界歌謡祭にて入賞。

そして、その翌年の1976年に、ディスコメイトレコードから「わかって下さい」で歌手デビューをします。

今日はその、作詞・作曲:因幡晃、編曲:クニ河内による「わかって下さい」をどうぞ。
この曲の歌詞はこちら

この曲は、ある日、仕事中の鼻歌から生まれたもので、やがて頭から離れないこのメロディと言葉が融け合い、「わかって下さい」が完成。
アマチュアでの音楽活動もなく、初めてのオリジナル作品となったこの曲で、因幡晃は1975年に、第10回ヤマハ・ポピュラーソングコンテスト 最優秀曲賞を受賞し、第6回世界歌謡祭にて入賞を果たしたのは前述の通りです。

因幡晃とは - タレントデータベース Weblio辞書
https://www.weblio.jp/content/%E5%9B%A0%E5%B9%A1%E6%99%83

また、2014年には、杉田二郎・堀内孝雄・ばんばひろふみ・高山厳とともに「ブラザーズ5」を結成しています。

ブラザーズ5 Facebook
https://www.facebook.com/brothersV

因幡晃の公式ホームページはこちら。
http://www.up-front-create.com/artist/index.php?aid=3

「あの頃の僕は/イルカ」- 「なごり雪」で知られるイルカのソロデビュー曲

今日は、イルカの「あの頃の僕は」のご紹介です。

あの頃の僕は イルカ ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

イルカ(本名:神部 としえ(かんべ としえ)、旧姓:保坂(ほさか)(1950年12月3日-) は、東京都中野区出身のフォークシンガー、絵本作家です。

イルカは、1970年に、シュリークス(SHRIEKS)※のメンバーとしてデビューをします。

そして、1974年に「あの頃の僕は」でソロデビュー。

翌年の1975年に、かぐや姫のメンバー伊勢正三の作詞・作曲による「なごり雪」のカバーを歌い、大ヒット。

ヒット曲としては、「少年」、「いつか冷たい雨が」、「もう海には帰れない」、「Follow Me」、「なごり雪」、「サラダの国から来た娘」、「雨の物語」などがあります。

1977年から1980年にかけては、絵本「ちいさな空」全4巻を発表。

また、イルカの声が、TVアニメ「ちびまる子ちゃん」でさくらももこの声を担当するTARAKOと声がそっくりなことから、これが縁で同作のエンディングテーマ「針切りじいさんのロケンロール}で、TARAKOと共にコーラスを担当することになります。

今日は、そんなイルカのデビュー曲である「あの頃の僕は」をどうぞ。
 
あの頃の僕は/イルカ

この曲の歌詞はこちら

イルカの父親はテナーサックス奏者、息子はシンガーソングライター

イルカの父親は、ジャズバンド「スターダスターズ」の花形テナーサックス奏者だった保坂俊雄です。

スターダスターズは、ラストに必ずバンドテーマである「スターダスト」を演奏しましたが、子供の頃、母親に連れられてライブを見に行くと、その「スターダスト」で、父親がピンスポットを浴びて、一人だけ立ち上がり、ソロでサックスを吹く姿がかっこよく、「スターダスト」は我が家のテーマソングになったといいます。

保坂俊雄は、美空ひばりの専属バンド「ひばり&SKY」の指揮を担当していたことでも有名で、その縁で、イルカとひばりは交友がありました。
のちに、ひばりの書いた詩にイルカが曲をつけた「夢ひとり」というシングルも発売されました。

また、一人息子の神部冬馬もシンガーソングライターです。
2010年9月19日には、祖父の俊雄と共に、サッカーJ2・甲府×熊本戦でミニライブを行ないました。

ちなみに、イルカの使用ギターはマーティン(1973年製D-35)、弦はエリクサーのコーティング済みのものを使っています。
以前はマーティンの弦を使っていました。