Super源さんの音楽ブログ

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「今はもうだれも/アリス」 - 累計28.8万枚の売上げを記録したヒット曲

今日は、アリスの「今はもうだれも」のご紹介です。

今はもうだれも アリス ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

アリス(Alice、ALICE)は、1971年に結成された、フォークグループ、バンドです。

メンバーは、谷村新司(たにむらしんじ、チンペイ/リードボーカル、ギター)、堀内孝雄(ほりうちたかお、ベーヤン/ボーカル、ギター)、矢沢透(やざわとおる、キンちゃん/ドラム)

アリス結成のきっかけは、1970年のアメリカコンサートツアーで、大阪のフォークグループ、「ロック・キャンディーズ」のリーダーだった桃山学院大学出身の谷村と、東京のソウルバンド、「ブラウン・ライス」のゲストドラマーだった矢沢が知り合い、意気投合したのがきっかけです。

デビュー当初はあまり売れませんでしたが、地道なツアー活動等の懸命な努力の結果、「帰らざる日々」「冬の稲妻」「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」「秋止符」「狂った果実」等のヒット曲を連発します。
 

「終止符/アリス」 - 「3年B組金八先生」第1シリーズ第4・5・15・17回挿入歌|Super源さんの音楽ブログ


今日は、「アリス」の「終止符」のご紹介です。 写真は、こちらからお借りしました。アリス(Alice、ALICE)は、1971年に結成された、フォークグループ、バンドです。メンバーは、谷村新


今日は、そんなアリスの、1975年9月5日に発売された通算7枚目のシングルである「今はもうだれも」をどうぞ。
 
今はもうだれも/アリス

この曲の歌詞はこちら

「今はもうだれも」の原曲は、ウッディ・ウーの「今はもうだれも」(LET ME ALONE)

この曲は、アリスのオリジナルではありません。
この曲が発売される6年前に、ウッディ・ウーが発売した「今はもうだれも」(LET ME ALONE)です。
ウッディ・ウーによるオリジナル版は、1969年9月10日日本コロムビアレコード(デノン)より発売され、オリコン66位を記録しています。
そして、アリス版のヒットを受けて、1975年10月に「オリジナル本命盤」として再発されました。

アリス版は、メンバーの矢沢透がフォークロック調にアレンジし、アリスとして初めてオリコンシングルチャート週間20位以内にランクインするヒットとなりました。
オリコンチャートにおいて、28.8万枚の累計売上げを記録しています。

アリスのエピソード

アリスのエピソードアリスは、前述したように、売れない下積み時代が長かったのですが、「冬の稲妻」がブレイクしてからは、当時黎明期だったニュー・ミュージック界の中心的存在のひとつと見なされるようになります。


また、アリスは、無名の活動開始時期は、自他ともにフォークソングのジャンルに分類されるというポジションで音楽活動を続けていましたが、ドラマーが加わっているという点で、同時期のミュージシャンとの差別化をはかっていました。

「冬の稲妻」でブレイク後は、フォークの枠にとらわれることなく独自の世界を展開。ファンを次第に獲得していきます。

その曲調は次第にロック寄りになっ行き、バックミュージシャンもエレキギター、シンセサイザーなどを従え、本格的なバンド編成となり、派手なステージ活動を展開していきます。

このように、結成時のフォーク・シンガーの路線の枠からは完全にはみ出ていたアリスでしたが、1981年に行なった休止宣言ライブでは原点に返り、コーラスもバックミュージシャンもない、3人だけでの演奏を行ないます。

アリスは、全盛期は『NHK紅白歌合戦』に出場しませんでしたが、これは、以前アリスとしてNHKの番組オーディションに応募し、落選した経緯があるためです。
彼らの弁によれば、意地で断っていたということです。

「C/中山美穂」 - ドラマ「夏・体験物語」の主題歌 「第27回日本レコード大賞最優秀新人賞」「第23回ゴールデン・アロー賞最優秀新人賞」受賞曲!

今日は、「中山美穂」の「C」のご紹介です。

C 中山美穂 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

中山美穂(なかやま みほ、本名:辻 美穂(旧姓:中山)、1970年3月1日 - 2024年12月6日)は、長野県生まれで東京都小金井市出身のアイドル、女優、歌手です。
夫は、ミュージシャン・小説家の辻仁成、妹は女優の中山忍。愛称は「ミポリン」です。

中山美穂は、1985年1月に、テレビドラマ「毎度おさわがせします」(TBS系)ののどか役でドラマデビューをします。

このドラマでは、彼女は脇役でしたが、ドラマの人気と共に注目が集まり、同年6月シングル「C」で歌手デビューをします。

また、同時期にバラエティー番組「パーティー野郎ぜ!」(テレビ朝日系)にアシスタントとしてレギュラー出演。
同年末には、第27回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞します。

今日は、そんな中山美穂の、1985年6月21日に発売された、デビュー曲である「C」をどうぞ。
 
C/中山美穂

この曲の歌詞はこちら

中山美穂は、ちょっぴり気が強そうな顔と、それに相反する舌たらずで可愛い声が魅力の歌手ですね。(^^)
女優としては、演技力もあると思います。

この曲は、本人主演のTBS系ドラマ「夏・体験物語」の主題歌で、2ヶ月後には、同タイトルのファーストアルバムも発売されました。

このシングルのジャケットは、ドラマ「毎度おさわがせします」で当時ついていた不良のイメージを払拭(ふっしょく)するために、水色と白の服にピンクのバックで爽やかさと可愛らしさが醸(かも)し出されています。

また、中山美穂はこの曲で、「第27回日本レコード大賞最優秀新人賞」と「第23回ゴールデン・アロー賞最優秀新人賞」を受賞しました。

1990年代に入ると、1980年代にデビューした多くのアイドルが、女優やバラドルへと転向を図っていきますが、そんな中、中山美穂は年1本の連続ドラマ、映画、CM、アルバム発売、コンサートツアーと、歌手業と女優業の両立を維持。

1992年10月には、中山美穂&WANDS名義で発売した「世界中の誰よりきっと」が180万枚を超える大ヒットを記録します。
 

「世界中の誰よりきっと/中山美穂 & WANDS」 - 183万枚の売上げを突破! ドラマ「誰かが彼女を愛してる」の主題歌|Super源さんの音楽ブログ


今日は、中山美穂の「世界中の誰よりきっと」のご紹介です。 この曲の歌詞はこちら。中山美穂(なかやま みほ、本名:辻 美穂(旧姓:中山)、1970年3月1日 -)は、長野県生まれで東京都小金井


1994年2月には、「ただ泣きたくなるの」が100万枚を超える売り上げを記録。自身単独名義での初ミリオンヒットとなります。

前出の、「世界中の誰よりきっと」と合わせると、この曲は2曲目のミリオンヒットとなり、80年代にデビューした女性歌手の中で、ミリオンヒット2曲というのは初の快挙で、この快挙を達成しているのは、現在のところ中山美穂と今井美樹の2人だけです。

なお、中山美穂といえば、「WAKU WAKUさせて」もおススメです。
お時間が許せば、こちらも是非お聴きになってみてください。
 
「WAKU WAKUさせて(ワクワクさせて)/中山美穂」 - ドラマ「な・ま・い・き盛り」の主題歌|Super源さんの音楽ブログ

「WAKU WAKUさせて(ワクワクさせて)/中山美穂」 - ドラマ「な・ま・い・き盛り」の主題歌|Super源さんの音楽ブログ


今日は、中山美穂の「WAKU WAKUさせて」のご紹介です。 写真は、こちらからお借りしました。中山美穂(なかやま みほ、本名:辻 美穂(旧姓:中山)、1970年3月1日 -)は、長野県生ま



「ふたりの世界(I Think We're Alone Now)/ティファニー」 - ビルボード1位を記録した大ヒット曲!

今日は、ティファニーの「ふたりの世界」のご紹介です。

ふたりの世界 ティファニー ジャケトイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

ティファニー(Tiffany、本名:Tiffany Renee Darwish 1971年10月2日- )は、アメリカのカリフォルニア州ノーウォーク出身の女性歌手です。

ティファニーは、幼少時からのど自慢荒らしで有名で、素人ながら相当の稼ぎがあったといいます。
1986年にMCAレコードと契約し、1987年に15歳でデビューします。

1987年から1989年にかけて、アメリカで6曲(トップ40内5曲)、イギリスで6曲がチャートイン。
アメリカで4曲(1位2曲)、イギリスで3曲(1位1曲)がトップ10ヒットを記録しています。

今日は、そのティファニーの、通算2枚目のシングルである「ふたりの世界(I Think We're Alone Now)」をどうぞ。
 
ふたりの世界(I Think We're Alone Now)/ティファニー(Tiffany)

この曲の歌詞はこちら

この曲は、1987年9月15日に発売されたファースト・アルバム「Tiffany(ティファニー)」からシングルカットされた曲で、発売後、いきなりビルボード1位の大ヒットを記録。

続いて発売された「Could've Been」(邦題「思い出に抱かれて」)も1位となり、ティファニーは一躍トップアイドルとしてスターダムにのし上がりました。

その後発売された「I Saw Him Standing There」は7位、「Feelings of Forever」は50位を記録。

当時、同じく成功をおさめた十代の女性歌手として、デビー・ギブソンがティファニーより先にデビューしており、ライバル関係と目されるようになりました。

ティファニーのファースト・アルバム「Tiffany」は、日本でもオリコン洋楽アルバムチャートで1988年2月15日付から3週連続1位を獲得しています。

なお、あおい輝彦の「二人の世界」は同名異曲です。