Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

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「モーニング・アイランド/渡辺 貞夫」 - 「カリフォルニア・シャワー」のヒットで知られる渡辺貞夫の爽やかなフュージョン曲

今日は、渡辺 貞夫の「モーニング・アイランド」のご紹介です。

モーニング・アイランド 渡辺貞夫 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

渡辺 貞夫(わたなべ さだお、1933年2月1日 - )は、栃木県宇都宮市出身の日本のジャズ/フュージョンサックスプレーヤー、作曲家です。
「ナベサダ」の愛称があり、フルートも吹きます。

1977年発売のアルバム『渡辺貞夫リサイタル』で芸術祭大賞を受賞し、1978年にデイヴ・グルーシン等を従えて制作したフュージョン・アルバム『カリフォルニア・シャワー』は、ジャズ界では空前の大ヒット作となり、フュージョン・サウンドをポピュラー音楽として広めることになりました。

今日ご紹介する「モーニング・アイランド」は、LA録音だった「マイ・ディア・ライフ」、「カリフォルニア・シャワー」に続いて、1979年にNY録音で制作されたデイブ・グルーシン(key)とのコラボレーション作です。

さて、それでは早速、アルバム「モーニング・アイランド」の中から、タイトル曲である「モーニング・アイランド」をどうぞ。

モーニング・アイランド/渡辺貞夫

どこか哀愁を帯びたフルートの音色がストリングスをバックに新鮮に響く、爽やかなフュージョンサウンドに仕上がっています。


「カンパリソーダとフライドポテト/吉田拓郎」 - アルバム『大いなる人』からシングルカットされた名曲!

今日は、吉田拓郎の「カンパリソーダとフライドポテト」のご紹介です。

カンパリソーダとフライドポテト 吉田拓郎 ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。
吉田 拓郎(よしだ たくろう、1946年4月5日 - )は、鹿児島県大口市生まれのシンガーソングライターです。

日本のシンガーソングライターの草分け的存在で、当時マイナーだったフォークとロックを、一気に日本の音楽シーンのメインストリームに引き上げ、また大規模ワンマン野外コンサート、ラジオの活性化、コンサートツアー、プロデューサー、レコード会社設立など、さまざまな新しい道を開拓したパイオニアとして、日本のポピュラーミュージック史における最重要人物の一人です。

今日ご紹介する「カンパリソーダとフライドポテト」は、1977年に発売されたアルバム『大いなる人』からシングルカットされた曲です。

さて、それでは早速、「カンパリソーダとフライドポテト」をどうぞ。

カンパリソーダとフライドポテト/吉田拓郎

この曲の歌詞コードはこちら

『大いなる人』は、ほぼ全曲吉田拓郎の作詞・作曲によるスタジオアルバム

この曲が収録されている『大いなる人』は、1977年11月25日に発売された、吉田拓郎の8枚目のスタジオアルバムです。
このアルバムは、吉田拓郎が31歳の時の作品で、同年6月に小室等に代わってフォーライフの社長に就任して初めて発売した作品となっています。

このアルバムの中で広く知られている曲は、キャンディーズへ提供した「アン・ドゥ・トロワ (ばいばいキャンディーズ)」ぐらいで、シングルカットされた「カンパリソーダとフライドポテト」をはじめ、どの曲も知名度は高くなく、コンサートで取り上げられることも少ないです。

「アン・ドゥ・トロワ (ばいばいキャンディーズ)」の作詞以外は全て吉田拓郎が作詞作曲をしています。
また、「大いなる」は弾き語りで、拓郎の編曲ですが、その他は全て、もとははっぴいえんどの鈴木茂の編曲で、それがこのアルバム全体のメロウな雰囲気を醸(かも)し出しています。

『大いなる人』収録曲

全作詞・作曲:吉田拓郎(特記以外)、編曲:鈴木茂
1.あの娘に逢えたら(「カンパリソーダとフライドポテト」のB面曲)
2.未来
3.カンパリソーダとフライドポテト
4.アン・ドゥ・トロワ (ばいばいキャンディーズ)(この曲のみ、作詞:喜多条忠)
5.乱行
6.悲しい気持ちで
7.おいでよ
8.あなたを愛して(「ケンとメリー?愛と風のように?」で知られるバズに提供した曲のセルフカバー)
9.大いなる(ジェイク・シマブクロが『吉田拓郎トリビュート~結婚しようよ』でカバー)
10.歌にはならないけど

「い・に・し・え/日暮し」 - 木曜10時枠連続ドラマ「恋歌」挿入歌 日暮し最大のヒット曲!

今日は、日暮しの「い・に・し・え」のご紹介です。

いにしえ 日暮し ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。


「日暮し(ひぐらし)」は、1973年に杉村尚美(すぎむら なおみ)がフォークコンサートで知り合った武田清一(たけだ せいいち)、中村幸雄(なかむら ゆきお)と結成したフォークグループです。

日暮らしのメンバー
・榊原尚美 (ヴォーカル、キーボード、1954年2月5日 - )東京都出身
・武田清一(ギター、ヴォーカル、1950年1月31日 - )岩手県出身
・中村幸雄(ギター、ヴォーカル、1950年3月2日 - )東京都出身
・野間義男(ギター、1950年生まれ)東京都出身 1974年のみ在籍

日暮しは、地味だったためにあまり売れず、コロンビアに4年在籍のちビクターへ移籍し、1979年の暮れに解散しました。

が、活動中に発表された計5枚のアルバムは、いずれも彼らの高い感性と豊かな音楽性に支えられた珠玉の名盤だと私は思います。

さて、今日はそんな彼らの、1977年11月25日に発売された、通算6枚目のシングルである「い・に・し・え」をどうぞ。

この曲の歌詞はこちら

「い・に・し・え」は、よみうりテレビ制作の木曜10時枠連続ドラマ「恋歌」挿入歌に使われました。
オリコンチャート上では、週間最高14位を記録し、翌1978年にかけてロングセラーとなり、売上げ枚数累計21.9万枚を記録。
この曲は、フォークグループ・日暮しとしては最大のヒット曲となり、この曲のヒットにより、ひぐらしはフジテレビ系列の音楽生番組「夜のヒットスタジオ」へ初出演を果たしました。

杉村尚美のその後

日暮しの解散後、女性ボーカル担当だった杉村尚美は、2年後の1981年1月にソロ歌手に転向。
そして、日本テレビ系列連続ドラマ『炎の犬』の主題歌「サンセット・メモリー」を歌い、再びブレイクを果たしています。