Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

Rss  Admin

「愛が止まらない~Turn It Into Love~/Wink」 - 62.95万枚を売上げ、初のシングル1位を獲得したヒット曲! 原曲はカイリー・ミノーグの「Turn It Into Love」

今日は、「Wink」の「愛が止まらない~Turn It Into Love~」のご紹介です。

愛が止まらない~Turn It Into Love~ Wink ウインク ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

Wink(ウィンク)は、1980年代後半から1990年代中期にかけて活躍した、鈴木早智子(すずきさちこ)と相田翔子(あいだしょうこ)の2人による、女性アイドル・ポップス・ユニットです。

Winkは、1988年に結成され、同年4月「Sugar Baby Love」でレコードデビューをします。
そして、翌年の1989年、「愛が止まらない~Turn It Into Love~」で第22回全日本有線放送大賞グランプリ(上期)を受賞。同年「淋しい熱帯魚」で第22回全日本有線放送大賞グランプリ(年間)、第31回日本レコード大賞を受賞。さらにまた、同曲で第40回NHK紅白歌合戦に出場します。

今日ご紹介するのは、この「愛が止まらない~Turn It Into Love~」です。この曲は、Winkの通算3枚目のシングルとなります。

Link この「愛が止まらない~Turn It Into Love~」は、外国曲のカバーで、オリジナルはオーストラリア・ビクトリア州メルボルン生まれのシンガーソングライター、カイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)です。

原曲の歌詞はこちら。
Turn It Into Loveb by Kylie Minogue
http://www.metrolyrics.com/turn-it-into-love-lyrics-kylie-minogue.html

 それでは早速、「愛が止まらない~Turn It Into Love~をどうぞ。

愛が止まらない~Turn It Into Love~/Wink

この曲は、1988年のテレビドラマ『追いかけたいの!』の主題歌として作成されたもので、その第4回放送と同日である11月16日に発売されました。

この曲は、オリコンチャートの週間ランキングでは、1988年11月28日付で初登場19位。
12週目である1989年2月13日付で、Winkのシングルとして初の1位を獲得します。
以後、8月14日付の98位まで、100位以内には38週連続ランクインしています。

また、同チャートの年間ランキングでは、1988年度においては1.035万枚の売上で492位でしたが、翌1989年度には、同デュオのシングルとしては最大の年間売上62.95万枚を記録し、5位となりました。

1990年度では、0.551万枚の売上で591位となっています。

「Wink」のユニット名の由来は?

ちなみに、「Wink」のユニット名は、最初、事務所が「キラキラ輝く」という意味のTwinkleを提案したのですが、発音しにくいということで、トゥインクル→ウインクル→ウィンクとなったのが由来です。


食品添加物の歌?「チクロ事件」のあとに発売されたリンジー・ディ・ポールの「シュガー・ミー」

今日は、ちょっと趣向を変えて、「食品添加物にまつわる曲」というテーマで行ってみたいと思います。


写真は、こちらからお借りしました。

1969年に「チクロ事件」が社会問題に

1969年に、日本で食品添加物のひとつであるチクロの安全性が社会問題となりました。
当時、チクロ(*1, *2)は果物缶詰の甘味料として多用されていたため、多くの缶詰製造業社が倒産や廃業に追い込まれました。
これが、「チクロ事件」あるいは「チクロ騒動」と呼ばれるものです。

「チクロ事件」の4年後に発売された、リンジー・ディ・ポールの「シュガー・ミー」

さて、その4年後の1972年に発表されたイギリスのシンガーソングライター、リンジー・ディ・ポール(Lynsey De Paul)の自作のデビュー曲『シュガー・ミー(Sugar me)』を聴くと、この食品添加物騒動が、日本だけでなく世界的なものだったことが分かります。

ただし、こちらはチクロではなく「サッカリン(*3)」が歌詞の味付けに使われています。

シュガー・ミー/リンジー・ディ・ポール

「シュガー・ミー」の歌詞の内容は?

この曲の歌詞は、女友達とその彼氏の間に立つ「私」が、現在の三角関係を終わらせて、友達の彼氏を自分のものにしようと誘惑する、という内容です。

Looking sweet and all the while
Hid behind the smile was saccharine
I'm a go-between
甘そうだけど ずっと
微笑みの後ろに隠れていた サッカリン
私は二人を取り持つ役目

この曲の全歌詞はこちら

この部分を読むと、[人工甘味料=偽りの甘さ] から、微笑みながら二人の間を取り持っている「私」の姿は偽りで、本当は楽しい状態でないことが分かります。
だから「私に本当の砂糖の甘さをください、幸せをください」という意味で Sugar me (私を砂糖で甘くして)と歌っているのでしょう。

「歌は世につれ、世は歌につれ」という言葉がありますが、この「シュガー・ミー」は、まさにそんな世相を反映した曲なのですね。


*2.チクロは、アメリカのアボットラボラトリー社で開発された、サイクラミン酸ナトリウムという物質で、最盛期には30万トンも生産されました。
※1.チクロは、米国・日本では使用禁止となっていますが、ヨーロッパ・カナダでは使用されています。
※3.サッカリンは、現在世界的に使用されています(日本では、明治の頃に禁止、戦争で砂糖が足りなくなり復活、昭和40年代にまた禁止、10年もたたないうちに「少量ならば良い」とゆるい規制つきで復活)。

参考にしたサイト
http://www.eigo21.com/03/pops/158.htm

「TOMORROW/佐野量子」 - 1988年に発売された通産11枚目のシングルで、管理人の一押し曲!

今日は、「佐野量子」の「TOMORROW(トゥモロー)」のご紹介です。

TOMORROW 佐野量子 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

佐野 量子(さの りょうこ、1968年8月22日 -)は、静岡県富士宮市出身の元タレント・歌手・女優で、本名は武量子(たけ かずこ、旧姓:佐野)です。

佐野量子は、1984年10月、日本テレビ系ドラマ「気分は名探偵」で女優デビューします。
そして、1985年4月21日に「ファースト・レター」でRCAから歌手デビュー。その後、所属事務所の方針転換に伴い浅井企画に移籍し、バラエティ番組への出演が増えていきます。

ちなみに、彼女の出演したバラエティー番組には、「笑っていいとも」、「おれたちひょうきん族」、「ライオンのごきげんよう」などがあります。佐野量子は、その他映画、ドラマ、CMなどでも活躍しています。

今日ご紹介する「TOMORROW」は、1988年に発売された通産11枚目のシングルで、作詞は有川正沙子、作曲・編曲は牧野信博です。

 さて、それでは早速、「佐野量子」の「TOMORROW」をどうぞ。

TOMORROW/佐野量子

この曲の歌詞はこちら

明るくて元気の出る曲。
スケールの大きなオケとダイナミックできれいなメロディーに、ハリのある佐野量子の歌声がのった素敵な曲。(#^.^#) いいなぁ。
佐野量子の曲の中で、私が一番好きな曲です。(^^)

えっ? 2番目は、ですか?

「ファースト・レター」ですね。(^^)

「ファースト・レター/佐野量子」 - 1985年に発売された、佐野量子のデビューシングル!|Super源さんの音楽ブログ

以前、佐野量子(さのりょうこ)の「蒼いピアニシモ」をご紹介しましたが、今日はもう一曲ご紹介したいと思います。 曲名は、「ファースト・レター」です。 写真は、こちらからお借りしました。こ

佐野量子ファンの方は、以下のサイトもどうぞ。
佐野量子 | 20世紀アイドル写真館

そう言えば、同英語Link名のタイトルの曲には、岡本真夜の曲もありましたね。機会があれば、こちらもご紹介したいと思います。