Super源さんの音楽ブログ

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「心の旅/チューリップ」 - オリコン1位を記録! 87万枚を売り上げたチューリップ最大のヒット曲!

今日は、「チューリップ」の「心の旅」のご紹介です。

心の旅 チューリップ ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

チューリップは、1970年に当初「ザ・フォーシンガーズ」として結成されたバンドです。
当時、音楽界にロックでもフォークでもない新しい音楽「ニューミュージック(現在のJポップスの草分け)」というのが登場するのですが、チューリップは、この分野を開拓したバンドのひとつでもあります。

チューリップは、ビートルズに色濃く影響を受けたバンドで、リーダーである財津和夫は和製ポール・マッカートニーを自認し、メロディアスでポップな作品を多数、世に出しています。

また、メンバー全員が作詞・作曲・ボーカルを担当しているのもこのバンドの特徴で、この方針は現在も活動中の彼らに、伝統的に受け継がれています。自動リンク

今日ご紹介する「心の旅」は、1973年に発売された、通算3枚目のシングルです。リードボーカルは、姫野達也が担当しています。

それでは早速、「チューリップ」の「心の旅」をどうぞ。

心の旅/チューリップ

この曲の歌詞はこちら

姫野達也さんの歌声が、何とも言えずいいですね。

「心の旅」制作秘話 - バンドの存続を賭けて作られた曲

この曲は、当時デビューからシングルを2枚とアルバム2枚を出したがヒットせず、次の曲が売れなかったら地元の福岡に帰る、という話がでていた頃に、「背水の陣」として作られた曲です。

売れ線狙いで作られ、歌詞はリーダーの財津和夫が上京する直前の心境-上京のために別れた女性への想いなど-を原点に書かれています。

財津和夫がこの曲を作るにあたって意識したのは、はしだのりひことクライマックスの『花嫁』で、この曲に歌われている汽車の旅のロマンが受け入れられるのではないかと考えたと言います。

メインボーカルは、当初の予定ではこの曲を作詞・作曲した財津和男が歌うことになっていましたが、レコーディング直前になって、スタッフ・関係者の間で「財津より、甘い声が魅力の姫野に歌わせよう」ということで、急きょ姫野達也に変更になりました。

また、同じくレコーディング直前に曲の構成を変更し、サビの部分を頭に持ってきました。

「心の旅」は、オリコンシングルチャートにおいて1位を獲得

「心の旅」のオリコン初登場は71位でした。 その後、徐々に人気が出始め、発売から約5ヶ月が経った1973年9月10日付のオリコンシングルチャートにおいて、1位を獲得しました。

そして、同年の9月18日時点で87万枚の売り上げを記録。チューリップ最大のヒット曲となりました。

また、この作品は、チューリップ唯一のオリコンチャート1位獲得シングルでもあり、発売1ヶ月半後の6月5日には、同名のセミ・ベストアルバムが発売されています。

「星空のピアニスト/リチャード・クレイダーマン」 - 管理人一押し! イトーヨーカドーの閉店時間のBGM

今日は、リチャード・クレイダーマンの「星空のピアニスト(Lyphard Melody)」のご紹介です。

星空のピアニスト Lyphard Melody リチャード・クレイダーマン ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

リチャード・クレイダーマン(リシャール・クレデルマン)(Richard Clayderman、1953年12月28日 -)はフランスのパリ郊外のロマンヴィルで生まれたピアニストです。
本名はフィリップ・ロベール・ルイ・パジェス(Philippe Pages、1953年12月28日 - )で、幼少時よりピアノに親しみ、5歳で作曲を始め、学校の教科書よりも楽譜の方がよく読めたと伝えられています。

リチャード・クレイダーマンは、1976年、「渚のアデリーヌ Ballade pour Adeline」でデビューします。

当初、フランスではあまり注目されませんでしたが、その後当時の西ドイツのテレビドラマの主題歌に使われたことにより、全西独シングル・ヒット・チャートの第1位に輝き、これを契機に、スペイン周辺の国々でもヒットし、いわば逆輸入の形でフランスでもヒットすることになります。

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さて、それでは早速、そんなリチャード・クレイダーマンの「星空のピアニスト」をどうぞ。

星空のピアニスト/リチャード・クレイダーマン

この曲は、イトーヨーカドーの閉店時間のBGMに使われているので、ご存じの方もい多いのではないでしょうか?

現在の日本で、クレイダーマンの楽曲の中で有名な曲といえば「渚のアデリーヌ」ですが、日本でその名を初めて広めたのは、1981年のシーボン化粧品のCMで流れた「愛のコンチェルト」です。

このCMは、当時頻繁に流れ、たとえタイトルを知らなくても、「あっ、あの化粧品の曲だ」と分かるほどでした。

1982年には、「星のセレナーデ」に、岸田智史(きしだ さとし)と下田逸郎(しもだ いつろう)が歌詞をつけて、「潮風のセレナード」のタイトルで、岸田智史がカバーしました。


リチャード・クレイダーマンのオリジナル8曲には、ポール・ド・センヌヴィル(Paul Marie de Senneville)やプロデューサーのオリヴィエ・トゥッサン(Olivier Toussaint)作曲のものが多く、また、他のアーティストとの共演も行なっています。

この「星空のピアニスト」もまた、ポール・ド・センヌヴィルの作曲によるものです。

アルバムでは、ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団(「ピアノ・ラプソディ」 1985年)、ジェームス・ラスト・オーケストラ(「木漏れ日の詩」 1991年)、レイモン・ルフェーブル・グランド・オーケストラ(「郷愁の詩」 1995年4月21日)との共演盤があります。


日本での活躍としては、1998年に、NHK教育の「趣味悠々」という番組において、「リチャード・クレイダーマンのピアノレッスン」と題し、司会・案内役に頼近美津子を迎え、毎回ピアニストを目指す生徒と共に、クレイダーマンが講師となり、ピアノレッスンをするという内容の番組が放送されていました。

この番組では、プロのピアニストおよび、有名人にテレビでレッスンを受けられることや、またコンサートとは違う一幕も見られるとあって人気を博しました。


「潮風の物語/岩崎宏美」 - 「胸さわぎ」のB面に収録されている隠れた名曲! 作曲はオフコースの松尾一彦

今日は、岩崎宏美の「潮風の物語」のご紹介です。

潮風の物語 岩崎宏美 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

岩崎宏美(いわさきひろみ、1958年11月12日 -)は、東京都江東区出身の歌手、女優です。愛称はヒロリン。岩崎良美は、彼女の実妹です。

岩崎宏美は、1975年4月25日、「天まで響け岩崎宏美」のキャッチフレーズと共に「二重唱 (デュエット)」でデビューします。
デビュー当初から、きれいな声と十分な声量、そして正確な音程で実力派歌手として既に高い評価を受けていた彼女は、1970年代から1980年代の歌謡界を代表する歌手の一人です。

さて、今日ご紹介する「潮風の物語」は、通算23枚目に発売された「胸さわぎ」のB面に入っていた曲です。

この曲の作詞、作曲は、オフコースの松尾一彦で、私は、この曲をA面よりも遥かに多くの回数聴いています。

  さて、それでは早速、岩崎宏美の「潮風の物語」をどうぞ。


潮風の物語/岩崎宏美

この曲の歌詞はこちら

そうそう。オフコースの松尾一彦作曲による隠れた名曲といえば、もう1曲あります!
柏原芳恵の「坂道」  です。

お時間が許せば、こちらも是非お聴きください。

「坂道/柏原 芳恵」 - 「夏模様」のB面収録曲 「オフコース」松尾一彦作曲による隠れた名曲|Super源さんの音楽ブログ

今日は、柏原 芳恵の「坂道」のご紹介です。 写真は、こちらからお借りしました。柏原 芳恵(かしわばら よしえ、本名:柏原 芳恵(かしはら よしえ) 1965年10月1日 -)は、大阪府大阪市