Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

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「なだそうそう/夏川 りみ」 - 「第44回日本レコード大賞」金賞を受賞したヒット曲!

今日は、夏川 りみの「なだそうそう」のご紹介です。

なだそうそう 夏川 りみ ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

夏川 りみ(なつかわ りみ、本名:玉木 りみ(たまき りみ)旧姓、兼久(かねく) 1973年10月9日 -)は、沖縄県石垣市の歌手です。
夫はパーカッション奏者で、TUBEのサポートメンバーとして知られる玉木正昭(たまき まさあき)。

夏川 りみは、1986年の中学1年生の時に、第10回「長崎歌謡祭」に出場し、史上最年少でグランプリを獲得。レコード会社にスカウトされて上京し、田辺エージェンシーに所属します。

1989年に、星美里(ほし みさと)の名で演歌歌手としてデビューし、「しほり」を発売。
藤山一郎から、「40年に1人出るか出ないかの歌手」と称えられるもヒットに恵まれず、1999年5月21日に夏川りみと名前を変えて、「夕映えにゆれて」で再デビューをします。

その後も、しばらくヒット曲に恵まれませんでしたが、2001年に発売した同郷のBEGINの楽曲提供による「涙そうそう」が、じわじわとヒットして一躍有名になります。
この「涙そうそう」は、翌年の2002年に「第44回日本レコード大賞」で金賞を受賞。夏川 りみはこの曲で「第53回NHK紅白歌合戦」に初出場します。

今日はその、「なだそうそう」をどうぞ。
 
なだそうそう/夏川 りみ

この曲の歌詞はこちら

この曲は、沖縄県の大手CDショップ「照屋楽器店」の売上ランキングでは発売1週目にしてB'zの「ultra soul」に次ぐ2位を記録。
2001年、沖縄のラジオ3局(エフエム沖縄、琉球放送、ラジオ沖縄)で年間チャート1位となっています。
全国に知られるようになるまでには時間がかかったものの、2002年から3年あまりにわたってヒットし続け、累計売上は120万枚を突破しています。

また、2019年9月23日付までのオリコン週間シングルランキングでのトップ100ランクイン週数は通算157週におよび、SMAPの「世界に一つだけの花」、中島みゆきの「地上の星/ヘッドライト・テールライト」に続いて歴代3位となっています。

「涙(なだ)そうそう」の意味と、夏川りみがこの曲を歌うようになったきっかけは?

「涙(なだ)そうそう」とは、沖縄の方言で「涙がとめどなく流れる、涙ポロポロ」の意味です。
この曲は、歌手の森山良子が、若くして亡くなった兄を想って書いた詩に、同郷の旧友BEGINが曲を付けたもので、夏川りみが歌ってヒットしました(森山良子とBEGINの2人も歌っています)。

なだそうそう。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1410498879

「古いアルバムめくり…」で始まる歌詞ですが、意味が分かってくると、涙が出てきます。(;;)

また、夏川りみがこの曲を歌うようになったいきさつは、以下の通りです。

・森山良子が、ライブで共演したBEGINと意気投合し、沖縄の曲を依頼。BEGINから送られてきたデモテープのタイトル「涙そうそう」が、沖縄の言葉で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」という意味であると聞いた森山良子は、若くしてこの世を去った兄を想う歌詞をつける。
・1998年11月26日に発売された森山良子のアルバム「TIME IS LONELY」に収録される。また、後に2001年12月5日発売のシングル「さとうきび畑」のカップリングとしても収録される。
・2002年6月26日に、BEGINが24枚目のシングルとして発売。7月21日発売の島唄アルバム「ビギンの島唄 ~オモトタケオ~」には、三線バージョンと三線ウチナーグチバージョン(訳詞:新城俊昭)が収録される。
・BEGINと夏川りみは同郷で、古くからの知己。夏川りみの姉とBEGINのメンバーが同級生という間柄でもある。
・夏川りみが、この曲を歌いたいとBEGINに依頼したことからカバーが実現する。2001年3月23日に、夏川りみの3枚目のシングルとして発売される。

また、以下のような情報もあります。

若くして亡くなった森山良子の兄は成城高校で俳優の田村亮と同じバスケットボール部だった。BEGINと夏川りみの姉は高校の同級生。
チンコタッタ タローラモ 5:32 - 2012年10月23日
https://twitter.com/MarutabasiKonro/status/260720442589986817

※田村亮(本名:田村 幸照(たむら ゆきてる))は、京都府京都市右京区出身の俳優。お笑い芸人の田村亮(大阪府高槻市出身)とは別人。
が、家が近所にあり、ある時、俳優・田村亮宛の小包が、誤ってロンブー・田村亮宅に届いたことがあり、ロンブー亮夫人と俳優・田村がその際に面識ができたという。

「白いマフラー/DEEP(ディープ)」 - 『フットンダ』エンディング・テーマ 、『iCon』エンディング・テーマ、『レコチョク』CMソング

今日は、DEEPの「白いマフラー」のご紹介です。

白いマフラー ディープ ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

DEEP(ディープ)は、4人組のコーラスグループです。
メンバーは、TAKA、YUICHIRO、KEISEI、RYO。

2004年、EXILEのボーカル担当のATSUSHIは、ソロプロジェクトの一環として、自身が音楽の道を志すきっかけとなったブラックミュージックを機軸としたグループの結成を決意します。
ATSUSHIを中心に、地元の後輩であるKIKURI、音楽専門学校時代からの友人であるYORK、オーディションで選ばれたTAKAの4人で 「COLOR」が結成されます。

そして、同年の2004年12月1日に、「Special love」でメジャーデビュー。

2006年10月21日、ATSUSHI、KIKURI、YORKが脱退し、ATSUSHIプロデュースのもと、TAKAが新リーダーとなり、「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006 ~ASIAN DREAM~」出身者であるYUICHIRO、KEISEI、RYO が加わります。

2007年4月25日、シングル「涙が落ちないように」で、新生COLORとして再始動。

2009年7月、グループ名をCOLORから「DEEP」に改名し、ATSUSHIのプロデュースから離れることを発表します。

今日は、そんなDEEPの2011年2月2日に発売された通算5枚目のシングルである「白いマフラー」をどうぞ。
 
白いマフラー/DEEP

この曲の歌詞はこちら

この「白いマフラー」は、前作の「未来への扉」から約2か月後のシングルであり、2週間後に発売予定の2ndアルバム「LOVE STORY」からの先行シングルとなっています。

この曲のPVは、長澤まさみと南圭介が出演していてドラマ仕立てになっているのですが、視聴していると切なさが募ります。

>別れ際 キミは微笑んで
>「じゃあまたね」って いつでも逢える樣な顏で
>冬雲(ふゆぐも)の下繫いでいた手を
>そっと解(ほど)いて 步いて行った

グスン。( i_i)\(^-^ ) ナカナイ、ナカナイ。

なお、この曲は以下のTVドラマ、CMに使われています。

・中京テレビ・日本テレビ系『フットンダ』2月度エンディング・テーマ
・日本テレビ『iCon』2月・3月度エンディング・テーマ
・CM:『レコチョク』

「君だけに/少年隊」 - 映画「19 ナインティーン」主題歌、「PLAYZONE'87 TIME-19」テーマソング

今日は、少年隊の「君だけに」のご紹介です。

君だけに 少年隊 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

少年隊(しょうねんたい)は、ジャニーズ事務所に所属する日本の3人組男性グループです。愛称は「ショーネン」。

メンバーは、錦織一清(ニッキ:リーダー)、植草克秀(カッちゃん)、東山紀之(ヒガシ)です。
現在、少年隊はジャニーズ事務所所属のアイドルグループの中で、最も古株でもあります。

「少年隊」は、もともと彼ら3人を含めても当時まだ20~30人しか居なかったジャニーズJr.に対する総称でした。
が、1981年10月6日からテレビ東京で始まった「ザ・ヤングベストテン」に合わせて、錦織・植草・松原の3名で結成されたグループ「Bチーム」が、後に「ジャニーズ少年隊」となり、翌年の1982年に、松原から東山にメンバーが入れかわって、現在の顔ぶれとなりました。

デビュー曲は、1985年12月12日に発売された、「仮面舞踏会」で、この時のキャッチフレーズは、「日本発、世界行」でした。
 

「仮面舞踏会/少年隊」 - オリコン1位を獲得したデビュー曲にしてヒット曲!|Super源さんの音楽ブログ


今日は、少年隊の「仮面舞踏会」のご紹介です。 写真は、こちらからお借りしました。少年隊(しょうねんたい)は、ジャニーズ事務所に所属する日本の3人組男性グループです。愛称は「ショーネン」。


グループ結成当初は、田原俊彦、近藤真彦のバックダンサーとして歌番組やコンサートに出演するなど、レコードデビュー前から歌謡番組にも単独ユニットとして出演するなどしていました。

少年隊は、2014年8月17日現在27枚のシングルと30枚のアルバムを発売していますが、今日は、1987年6月24日に発売された通算6枚目のシングルである「君だけに」をどうぞ。
 
君だけに/少年隊

この曲の歌詞はこちら

この曲は、少年隊が主演した東宝映画「19 ナインティーン」主題歌、および「PLAYZONE'87 TIME-19」テーマソングです。

少年隊はこの曲で『第38回NHK紅白歌合戦』に出場し、少年隊自身、オリコンチャートで通算5曲目の首位獲得、1987年のオリコン年間シングル売り上げ第10位を記録しました。

またこの曲は、少年隊としては初めてのスロー・バラード曲で、シングルの売上げでは1985年のデビュー曲「仮面舞踏会」に次ぐ2番目のヒット曲となります。

この曲の特徴のひとつに、曲中でメンバーが指をパチンと鳴らすパフォーマンスがありますが、この指の音は、東山紀之のものがサンプリングされていると、後に東山紀之自身が「MUSIC STATION」内で語っています。

少年単の曲には、CD化されていないものが多数

なお、少年隊がTV等で歌った曲の中には、「あいつとララバイ」、「あなたに今Good-by」、「危険な恋のムーンライト(錦織ソロ曲)」、「Remember (錦織ソロ曲)」、横浜ABC (植草ソロ曲)、「恋は素早く」、「トワイライト・フィーリング」、「サマならサンバ」、「東京シャッフルBOY」等、CD化されていないものも多数あるので、これらも折を見て是非CD化してほしいところです。