Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

Rss  Admin

「スーパースター(Superstar)/カーペンターズ(Carpenters)」 - 名曲のご紹介

今日は、カーペンターズの「スーパースター(Superstar)」のご紹介です。

スーパースター カーペンターズ ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

カーペンターズ(The Carpenters) は、アメリカの兄妹ポップス・デュオです。
楽器を兄のリチャードが受け持ち、ヴォーカルを妹カレンが担当。
ロックが全盛だった1970年代において、独自の音楽スタイルを貫き、大きな成功を収めます。

カーペンターズの代表曲には、「遥かなる影」「雨の日と月曜日は」「スーパースター」「イエスタデイ・ワンス・モア」「トップ・オブ・ザ・ワールド」「プリーズ・ミスター・ポストマン」等があります。

カーペンターズの音楽は、そのアレンジの見事さによって高く評価されています。
アレンジは、大抵兄のリチャード・リン・カーペンターが担当しており、当時その手腕は広く賞賛されました。

アレンジの大半はクラシックのスタイルで、多くの弦楽器や、ときには金管楽器や木管楽器も用いました。たとえば、「星空に愛を(コーリング・オキュパンツ)」では、160人以上の歌手と演奏家を迎えています。

これに関して著名な音楽評論家のダニエル・レビティンは 、"Electronic Musician" 誌において、「リチャード・カーペンターこそ、ポップ・ミュージック界で最も才能あるアレンジャーの1人である」と述べています。

今日は、そんなカーペンターズの、1971年に発売されたスーパースターをどうぞ。


スーパースター(Superstar)/カーペンターズ(Carpenters)

この曲は、1969年に「デラニー&ボニー」が発表した楽曲のカバーで、オリジナルの方のタイトルは「Groupie (Superstar)」です。
リチャード・カーペンターが、テレビ番組「トゥナイト・ショウ」を見ている時に、ベット・ミドラーが歌うこの曲を聴いて、妹のカレンにぴったりの曲だと思ったことから取り上げられました。が、歌詞の一部は変更されています。

また、オリコンチャートブックの集計では、1970年から1989年(いわゆる「レコード」の時代)の日本での海外アーティスト別アルバム売り上げ枚数は、ビートルズに次いで第2位となっています。
シングルの売り上げ枚数は第1位で、CDの時代に入った後も、1995年発売のベスト盤「青春の輝き~ベスト・オブ・カーペンターズ」が300万枚越えるセールスを記録するなど、日本においても時代を超えて愛され続けているグループです。

青春の輝き~ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ

「あまちゃんオープニングテーマ」 - オリコン週間アルバムランキング5位! テレビドラマのサントラとしては史上9作目のTOP5入りを果たしたヒット曲!

今日は、「あまちゃんオープニングテーマ」のご紹介です。

あまちゃんオープニングテーマ ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

「あまちゃん」は、2013年度(平成25年度)上半期にNHKで制作され、総合テレビとBSプレミアムで放送された連続テレビ小説です。

第1部では、東北地方・岩手県三陸海岸沿いにある架空の町を舞台に、東京の女子高生・アキが夏休みに母の故郷である北三陸に行き、祖母の後を追って海女となるが、思いがけないことから人気を得て地元のアイドルとなる姿が描かれました。

第2部の前半では、アキが地元アイドルたちを集めたアイドルグループのメンバーとしてスカウトされて東京に戻り、アイドルになるため奮闘する姿が描かれます。
後半では、「東日本大震災」を受けて北三陸に再び戻り、地元のアイドルとして復興に携わる姿が描かれます。

ヒロインの天野アキ役に起用されたのは能年玲奈(のうねん れな)で、東京制作の連続テレビ小説においては、「つばさ」以来4年ぶりにオーディションを実施し、1953人の中から選ばれたもので、能年玲奈にとっては初めてのドラマ主演となります。

能年玲奈
能年玲奈
写真は、こちらからお借りしました。

ちなみに、ドラマタイトルの『あまちゃん』には、「海女さん」の意味と「人生の甘えん坊(甘ちゃん)だったヒロインの成長を描く」という意味が込められているということです。

それでは早速、そのオープニングテ-マをどうぞ。
 
あまちゃんオープニングテーマ

ノリノリの、元気の出る曲ですねー。(^o^)
曲中に、ネコの鳴き声のような部分がありますが、ここはソプラノサックスのグリッサンドで演奏しているようです。

あまちゃんのオープニングテーマの 猫の泣き声…-yahoo! 知恵袋
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11113460586;_ylt=A7dP5XDXSoZUv08AH8I5YPt7?pos=1&ccode=ofv

この曲は『連続テレビ小説「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック』(れんぞくテレビしょうせつ あまちゃん オリジナル・サウンドトラック)に収録されているのですが、このアルバムの収録曲のほとんどは音楽担当の大友良英(おおとも よしひで)によるもので、演奏は大友良英のほか、ストリングス22名を含めた50名を超えるメンバーの「あまちゃんスペシャル・ビッグバンド」によって行なわれています。

そのCDは、発売前の2013年6月8日の時点で、初回出荷数は15,000枚を超えており、日本では初回出荷数3,000枚弱が通常とされるドラマのサウンドトラックとしては異例の高セールスが見込まれていました。
発売当日には、読売新聞紙上に全面広告が掲載されるなどのプロモーションも行なわれました。

「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラックと「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック2 
  

発売日直近である2013年6月18日付のオリコンデイリーランキングでは初登場5位を記録し、累計出荷数は2万5,000枚となり、発売日1日のみで連続テレビ小説『梅ちゃん先生』のサウンドトラックのトータル売上数2500枚の10倍を売り上げ、3日目には累計出荷数3万枚を突破しています。

また、同年7月1日付オリコン週間アルバムランキング5位に初登場し、初週1.2万枚を売り上げ、テレビドラマのサントラ作品としては史上9作目のTOP5入りを果たします。
連続テレビ小説のサントラがTOP10入りするのは史上初です。

「星に祈りを/ザ・ブロードサイド・フォー」 - 「若者たち」の大ヒットで知られるザ・ブロードサイド・フォーの同年のヒット曲!

今日は、ザ・ブロードサイド・フォーの「星に祈りを」のご紹介です。

星に祈りを ザ・ブロードサイド・フォー ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

ザ・ブロードサイド・フォーは、映画監督として有名な黒澤明(1910年3月23日 - 1998年9月6日)-「世界のクロサワ」の息子、黒澤久雄が結成したフォークグループです。

メンバーは、黒澤久雄(ボーカル、ギター)、鶴原俊彦(コーラス、ギター)横田実(コーラス、コントラバス)、山口敏孝(コーラス、ギター)。

1964年に、高校時代からバンドで活躍していた黒澤久雄が、成城大学在学中に、鶴原俊彦、横田実をともなって「ザ・ブロードサイド・スリー」を結成し、1965年5月にアルバムを1枚発売。
同年、山口敏孝を新たに加えて、「ザ・ブロードサイド・フォー」と改名します。

そして、1966年4月に発売された「若者たち」が、同名のドラマの主題歌として大ヒットします。

今日は、1966年9月に発売された、「星に祈りを(夜空の星)」をどうぞ。
 
星に祈りを/ザ・ブロードサイド・フォー

この曲の歌詞はこちら

ザ・ブロードサイド・フォーは、1966年9月にビクターから発売された「若者たち」が同名ドラマの主題歌として大ヒットをしますが、同年の秋に黒澤久雄が留学することになり解散します。