Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

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「Emotions(エモーションズ)/Mariah Carey」 - 全米シングルチャート3週連続1位を記録したヒット曲 いきなり超音波のような声がさく裂!

今日は、マライア・キャリーの「Emotions(エモーションズ)」のご紹介です。


写真はこちらからお借りしました。

マライア・キャリーは、アメリカ出身のシンガーソングライター、音楽プロデューサー、女優です。

マライア・キャリーは、ベネズエラ系移民の父アルフレッド・ロイとアイルランド系アメリカ人の母パトリシアの間に3人兄弟の末っ子として、ニューヨーク州ロングアイランドに生まれます。

ハイスクール卒業後、マンハッタンへ移り、ウェイトレスなどの仕事をしながらチャンスを待っていましたが、その後ブレンダ・K・スターのバックコーラスとなり、ブレンダに連れられて行ったパーティー会場でCBSレコード(現:ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国))のトミー・モトーラ社長へブレンダがデモテープを渡したことがきっかけとなり、1990年に「Vision Of Love(ビジョン・オブ・ラブ)」でデビューをします。

このシンデレラストーリーと、デビュー直前にNBAファイナルで「America the Beautiful※」を熱唱し話題になったことから大ブレイクします。

今日は、そんなマライア・キャリーの、1991年に発売されたアルバム「Emotions(エモーションズ)」から、タイトル曲である「Emotions」をどうぞ。
 
Emotions(エモーションズ)/Mariah Carey(マライア・キャリー)

この曲の歌詞はこちら
和訳はこちら

マライア・キャリーの、超音波のような声がさく裂していますね!おお!(゚o゚)
このアルバムは、デビューアルバム『マライア』から約1年3ヵ月振りに発売されたもので、プロデューサーには、当時注目を集めつつあったC+C ミュージック・ファクトリーと、前作に引き続きウォルター・アファナシェフが起用されています。

アルバム「Emotions(エモーションズ)」は、全米アルバムチャート最高4位、全世界で800万枚を記録、日本で100万枚の売上げを記録。
1stシングル「エモーションズ」は、全米シングルチャート3週連続1位を記録し、デビューから5曲連続での首位獲得は同チャートの史上最多記録となりました。

マライア・キャリーは、美貌とともにグラマラスな肢体を大胆に露出したセックスアピールが売りでしたが、年を重ねるにつれて、体型の変化が話題になることもしばしばです。
本人によれば、普段からよく食べるそうで、もともと太りやすい体質でなおかつ筋肉質らしく、太ったり痩せたりと変化が激しいのも彼女の特徴で、これもまた魅力のひとつです。

一時は、16歳の頃のジーンズがはけるくらいに、頑張ってダイエットを成功させたこともありましたが、最近はまた逆戻りつつあります。

ベースラインが「The Look Of Love」に酷似

ちなみに、この曲のベースラインですが、この曲の約9年前の1982年に発売されたABCの「The Look Of Love(ルック・オブ・ラブ)」に良く似ています。


The Look Of Love/ABC

これは、もしかして、もしかすると、もしかすれば…。(^^;
ナニ 三段活用 シテル ノ!(-_-メ)/~~~~~バシィ!!(T/O)
まぁ、ありがちなパターンではありますが…。

※「America the Beautiful(アメリカ・ザ・ビューティフル)」は、今日、アメリカ国歌「The Star-Spangled Banner(星条旗)」に勝るとも劣らない第2の国歌として、多くのアメリカ国民によって愛されている曲。
この曲の作詞はキャサリン・リー・ベイツ(Katharine Lee Bates、1859 - 1929)、作曲はサミュエル・ウォード(Samuel A. Ward、1847 - 1903)。

「蒼のピアニスト」より「ジホのテーマ(孤独のワルツ)(piano solo Loneliness Ji Ho’s Waltz five fingers)」 - 名曲のご紹介

今日は、「蒼のピアニスト(あおのピアニスト)」から「ジホのテーマ曲(孤独のワルツ)」のご紹介です。

蒼のピアニスト あおのピアニストから ジホのテーマ曲 孤独のワルツ ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

「蒼のピアニスト(あおのピアニスト)」は、2012年にSBSで放映された韓国のテレビドラマです。

主演のチュ・ジフンは、「宮(クン)~Love in Palace」「魔王」などで多くの女性ファンを虜(とりこ)にしたカリスマ的な俳優で、この作品で5年ぶりにドラマ出演となります。

ストーリーは、大手楽器メーカーの華麗(かれい)なオーナー一族を巡る、夢と野望、そして愛と憎しみが招く波瀾万丈(はらんばんじょう)の運命で、この作品でチュ・ジフンは、数奇(すうき)な宿命を背負った孤高(ここう)の天才ピアニストの “光と影”を見事に演じ切っています。

運命に翻弄(ほんろう)され、善から悪へと生き方を一変させる若き天才ピアニスト役。
完璧なビジュアルと、どこか影のある屈折した魅力、他の誰もが到達できない危険で華麗なカリスマ性。
そんなチュ・ジフンの真価が発揮された作品といわれています。

今日は、そんな「蒼のピアニスト(あおのピアニスト)」から「ジホのテーマ曲(孤独のワルツ)」をどうぞ。
 
「蒼のピアニスト」より「ジホのテーマ(孤独のワルツ)」/piano solo Loneliness Ji Ho's Waltz five fingers

何とも胸が痛くなるような楽曲です。(x_x) ウーン。 
演奏楽器がピアノのみということもあり、孤独で哀しいジホの心が、イヤというほど伝わってきます。(・_・、) クスン。
いい演奏だと思います。

ちなみに、韓国ドラマとは関係ありませんが、リチャード・クレイダーマンの曲で、「星空のピアニスト」という、このドラマのタイトルと曲の雰囲気ともに良く似た曲があります。
 
「星空のピアニスト/リチャード・クレイダーマン」 - 管理人一押し! イトーヨーカドーの閉店時間のBGM|Super源さんの音楽ブログ

「星空のピアニスト/リチャード・クレイダーマン」 - 管理人一押し! イトーヨーカドーの閉店時間のBGM|Super源さんの音楽ブログ


今日は、リチャード・クレイダーマンの「星空のピアニスト(Lyphard Melody)」のご紹介です。写真は、こちらからお借りしました。 リチャード・クレイダーマン(リシャール・クレデルマン


こちらもお勧めです。

「もらい泣き/一青窈(ひとと よう)」 - 大ヒット曲「ハナミズキ」で知られる一青窈のデビュー曲! この曲にはパクリ疑惑も!

今日は、一青 窈の「もらい泣き」のご紹介です。

もらい泣き
写真は、こちらからお借りしました。

一青 窈(ひとと よう、1976年9月20日 - )は、台湾生まれ、日本育ちの女性歌手・作詞家・俳優です。
姉は、舞台女優の一青妙(ひとと たえ)。
一青 窈の中国語の漢字名は顏窈(イエン・ヤオ)で、「顏」は父親(台湾人)の姓。「一青」は母親(日本人)の姓。

一青 窈は、小学校高学年の頃に宮沢賢治の詩に触発され、詩を書き始めます。
初等部から森村学園に通い、美術部とバスケットボール部に所属。生徒会では書記を務めます。

半年の浪人期間を経て、AO入試で慶應義塾大学環境情報学部(SFC=湘南藤沢キャンパス)に入学。
慶應義塾広告学研究会、ジャズ研究会、K.O.E.(アカペラサークル)に所属し、ストリートライブなどを行ないます。
K.O.E.で現ゴスペラーズの北山陽一と出合い、自作の詩を見せたところ「お前の詩は面白い。FAXしてくれたらいくらでも曲を付けるから歌え」と提案され、以降、自分の詩で歌うこととなります。※

その後、福祉イベントで歌っているところをスカウトされ、2002年に「もらい泣き」でデビュー。
この曲はヒットし、ファーストアルバム「月天心」で大ブレイク、数々の音楽賞や新人賞を受賞します。

2003年には、第54回NHK紅白歌合戦に初出場を果たし2004年には、「ハナミズキ」が大ヒット。
また、映画「珈琲時光」主演で女優としてデビューし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

2006年には、初のベストアルバムを発売し、2008年12月には、岩松了演出の音楽劇「箱の中の女」の主演を務めます。

今日は、そんな一青窈の、2002年10月30日に発売されたデビュー曲、「もらい泣き」をどうぞ。
 
もらい泣き/一青窈

この曲の歌詞はこちら

一青窈は、このデビュー作から一般に広く受け入れられ、ヒットとなります。
しかも、12月18日に発売された1stアルバム『月天心』発売時の2か月後まで、ロングヒットしつづけ、1stシングルと1stアルバムがオリコンチャートの同じ週にTOP10入りすることになります。

「もらい泣き」にパクリ疑惑発覚!(゚o゚)

ところで、この「もらい泣き」ですが、この曲よりも約3年早く発売された松たか子の「夢のしずく」に非常に良く似ています。
以下に動画を貼りつけますので、聴き比べてみてください。
 
夢のしずく/松たか子

どうでしょう?
似てるというより、似すぎという感じが…。(^o^:

確か、「夢のしずく」は、松たか子のオリジナルで、作詞・作曲ともに松たか子だったと記憶しています。
では、「もらい泣き」の方は?(?_?)

ということで、再度調べてみると、面白いことを発見!(^^)v

>夢のしずく 発売:1999年09月22日 作詞・作曲:松たか子、作曲・編曲:武部聡志(たけべ さとし)
>もらい泣き 発売:2002年10月30日 作詞:一青窈 作曲:溝渕大智、マシコタツロウ、武部聡志 編曲:武部聡志

おおおっ!(゚o゚) キ、キター━━━(゚∀゚).━━━!!!
同じ人が、これら2曲の作曲と編曲にかかわってますね。

ということは…。
これはもう、作・編曲家の武部聡志が、松たか子のつくったメロディーをいただいちゃった、とみて良いのではないでしょうか?(@_@)ウーン

「一青」は、石川県に地名としても存在

ちなみに、一青 窈の苗字「一青」ですが、これは、母親の出身地である石川県に地名としても存在します(石川県鹿島郡鳥屋町一青(現:石川県鹿島郡中能登町一青))。

さらに、「池月 一青(ひとと)」という吟醸酒(ぎんじょうしゅ)が、石川県鹿島郡の鳥屋酒造株式会社から発売されています。

池月 純米吟醸 一青(ひとと) 能登の地酒 - 【富山 吉田酒店】
https://www.yoshidawines.com/product/707


※一青 窈の書く詩に関しては、後に武部聡志が「一青の詞は日本一」と評しています。彼女の詩は、すべて実体験に基づいているということです。