「涼風/岩崎良美」 - 資生堂「シャワーコロン」CMソング 「赤と黒」でデビューした岩崎良美の代表曲
- 名曲紹介
- 2017年02月10日
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写真は、こちらからお借りしました。
岩崎 良美(いわさき よしみ、1961年6月15日 - )は、東京都江東区出身の歌手、女優です。
歌手の岩崎宏美は実姉。
代表曲は、「涼風」「I THINK SO(アイ・シンク・ソー)」「タッチ」「愛がひとりぼっち」「青春」など。
岩崎 良美は、1980年2月21日に、「赤と黒」で歌手デビューをします。
そして、その3ヶ月後の5月に発売されたセカンドシングル「涼風」でTBS系「ザ・ベストテン」にランクインを果たし、同年の第6回日本テレビ音楽祭で、最優秀新人賞を受賞します。
その3ヶ月後に発売されたサードシングル「あなた色のマノン」は、日本レコード大賞などで新人賞を獲得。
そして、同年の大晦日には『第31回NHK紅白歌合戦』に初出場。
姉・岩崎宏美との姉妹同時ソロ出場は、紅白史上初の出来事でした。
また、1984年ごろからは、俳優としての活動も増え、 同年は山田太一ドラマ「真夜中の匂い」、「スクール☆ウォーズ」にレギュラー出演します。
今日は、そんな岩崎 良美の、1980年5月21日に発売された代表曲のひとつである「涼風」をどうぞ。
涼風(すずかぜ)/岩崎良美
この曲の歌詞はこちら。
この曲は、本人出演の資生堂「シャワーコロン」のCMソングに採用されました。
「シャワーコロン」CM
「涼風」のジャケットは、岩崎良美の人見知りが激しいことを考慮したためか、30メートルほど離れた場所から撮影されました。
TBS系列「ザ・ベストテン」では、1980年7月3日に同期デビューの松田聖子と共に、「今週のスポットライト」で初出演を果たし、この曲を披露。
その後、同番組で第10位(2週連続)にランクインしました。
岩崎良美のエピソードあれこれ
・岩崎良美は、幼少期から、自宅で犬・猫・鳩・キジ・鶏などを飼っていた影響もあり、全般的な動物好きです。また、父親は無口で、非常に厳しい人でしたが、動物と接するときの父の目が優しかったことから、動物好きの男性を理想とするようになりました。
入籍時の夫も、岩崎良美と同じく猫を1匹飼っており、結婚後は夫の猫を含めた2匹の猫を飼っていました(現在はアメリカンショートヘア、シャルトリュー、アメリカンカールの3匹の猫を飼っている)。
・杉本哲太が食事に誘った際、二人で会うことを躊躇(ちゅうちょ)した良美が友人の女性を連れて行ったため、三人で食事をしたことがあります。
この女性は、のちに杉本の妻となる神津はづき(こうづ はづき)で、これが両者の初対面の場となりました。
・朝日放送の音楽祭で優秀賞・最優秀歌唱賞を受賞した際、舞台上では平気でしたが、飛行場まで見送りに来て祝福してくれたファンを見て、ついに感極まって泣いてしまいました。
・幼少期、友達の家に行くにはひまわり畑を通らなければなりませんでしたが、姉の岩崎宏美に、「ひまわりは近くに来た小さな子どもを食べる」と教えられ、そのときの恐怖から長い間ひまわりが苦手でした。
が、のちのトーク番組で、宏美がこの発言をしたのは、仲の良い妹に友達ができて、妹を取られるように感じたためだということが明らかになっています。
・あだち充(あだち みつる)は、岩崎良美のファンであることを公言しており、のちに「タッチ」の主題歌を良美が担当してから、現在まで親交が続いています。