「ルームライト/由紀さおり」 - オリコン23位を獲得したヒット曲
- 名曲紹介
- 2016年07月25日
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写真は、こちらからお借りしました。
由紀 さおり(ゆき さおり、本名・旧芸名:安田 章子(やすだ あきこ)、1948年11月13日 -)は、群馬県桐生市出身の歌手、タレント、女優、ナレーターです。
姉は、歌手の安田祥子(やすだ しょうこ)。姉とシンガー・ソング・コメディアン(正しくはシンギング・コメディエンヌ)を自称。
由紀 さおりは、少女時代から姉と共に本名の「安田章子」の名前で童謡歌手として活躍していましたが、1965年にキングレコードから本名名義で「ヒッチハイク娘」で歌手デビューをします。
が、ヒットに恵まれず、童謡歌手時代からの仕事であるCM曲や、テレビ・ラジオ主題歌の吹き込み、また、「大人の世界を歌えるように」という修行の意味合いもあって、キャバレー・ナイトクラブへの出演を行ないながら、雌伏の時を過ごします。
1969年、東芝音楽工業(現・ユニバーサル ミュージック EMI Records Japanレーベル)から再デビュー作となった「夜明けのスキャット」を発売。
「夜明けのスキャット/由紀さおり」 - 150万枚のミリオンセラーを達成したヒット曲!|Super源さんの音楽ブログ
今日は、由紀さおりの「夜明けのスキャット」のご紹介です。 写真は、こちらからお借りしました。由紀 さおり(ゆき さおり、本名・旧芸名:安田 章子(やすだ あきこ)、1948年11月13日 -
同年の暮れには、「第20回NHK紅白歌合戦」で、念願だったNHK紅白歌合戦初出場を果たします(以降1978年・第29回まで10年連続出場)。
そして、翌年の1970年7月5日には、続けてシングル「手紙」を発売。
この曲も、6週連続1位、1970年度年間6位となる大ヒットとなり、「第12回日本レコード大賞」の「歌唱賞」を受賞します。
今日は、そんな由紀さおりの1973年03月01日に発馬された、通算15枚目のシングルである「ルームライト」をどうぞ。
ルームライト/由紀さおり
この曲の歌詞はこちら。
この曲の作詞は岡本おさみ、作曲は吉田拓郎です。
このコンビは、翌年に発売された森進一の『襟裳岬』をはじめとして、数多くのヒット曲を生んでいます。
この曲の吉田拓郎による由紀さおりへの曲の提供は、ニューミュージック系ミュージシャンによる歌謡曲歌手への楽曲提供の端緒といわれていますが、同年5月23日、ツアー中に吉田拓郎が逮捕されるという事件(通称:金沢事件)が起こったため、この騒動によって、吉田拓郎の提供楽曲だったこの楽曲も放送自粛の処置がとられたため、大きなヒットにはなりませんでした(オリコン23位止まり)。
不倫の関係? 今一分からない、この詞の2人の関係
いやしかし、難しい詩ですね。【><】まず、この2人の関係が、今一分かりません。
どうやら不倫の関係のようですが、そろそろ終わろうとしているのでしょうか?
もしそうなら、何故、いっしょにタクシーで帰るのでしょうか?
♪あなたが私の手を軽くにぎってくれる頃♪
別れ際に手を握るのですから、少なくともまだダメにはなっていないと思うのですが、かといって、2人の幸せな未来も見えないですね。
♪あなたが運転手に道を教え始めたから♪
私が黙っているから、「あなた(相手の男性)」が道を教えるわけですよね。
そして、教えることが分かっているから、私は黙っている。
そして、「あなた」と別れるときには、いつもこの場面が繰り返される…。
これは、切ないですね。【><】
「私」は、少しでも長くあなたと一緒にいたい。 できることなら明日の朝まで。
でも、あなたは事務的に運転手に道を教えている…。
時間にすれば、わずか数分のシーンを切り取っただけの描写なのに、切なく哀しいです。
♪もう送られることにも 慣れてしまった♪
ここが効いていますね。
この最後のフレーズが、なんともいえない哀愁を誘います。(+_;)
「ルームライト」に似たメロディーの曲がある?
ところで、「♪道を・教え・はじめ・たから」
の歌詞の部分ですが、この部分、どこかで聞いたことがあるようなメロディーになっているのですが、どなたかお気づきの方はいらっしゃいますか?(・o・)え?
正解は、森進一の「襟裳岬」です。
やはり、最初の方の、
「♪燃やし・はじめてる・らしい」
の部分と、ほぼ同じですね。(^^)
「襟裳岬(えりもみさき)/森進一」 - オリコン週間6位を記録したヒット曲! この曲のヒットでえりも町にこの歌の歌碑が|Super源さんの音楽ブログ
以前、森進一の「ゆらぎ」をご紹介しましたが、今日はもう一曲ご紹介したいと思います。曲名は、「襟裳岬(えりもみさき)」です。 写真はこちらからお借りしました。今日は、何故か一日中、この曲が
w(゚゜)w エエーッ←(^^;オドロキ 杉。
ちなみに、このシングルの発売から4年後の1977年に発売された吉田拓郎のアルバム『ぷらいべえと』に、この曲のセルフカバー版が収録されています。
おっと!(゚o゚)そろそろ夕飯の時間だ。
何か、今日は私らしくなく、真面目に(?)記事を書いてしまった。(爆)
参考にしたサイト
ルームライト 由紀さおり | 70年代歌謡曲 愛の空間史
http://www.emitefil.com/column/music/room/roomlight.html