「きみの朝/岸田智史」 - テレビドラマ「愛と喝采と」の挿入歌 岸田智史の現在と改名の理由は?
- 名曲紹介
- 2016年03月04日
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写真は、こちらからお借りしました。
岸田 智史(きしだ さとし、現:岸田 敏志(読みは同じ) 本名:稲田 英彦(いなだ ひでひこ) 1953年4月18日 - )は、岡山県真庭郡落合町(現・真庭市)出身のシンガーソングライター、俳優です。
父は書家の稲田東川、息子はパーカッション奏者の稲田しんたろう、娘はミュージカル女優の稲田みづ紀。
岸田 智史は、1976年にCBS・ソニーから「蒼い旅」で歌手デビューをします。
その後、1979年にTBS系列のテレビドラマ「愛と喝采と」で俳優としてもデビュー。
そして、このドラマの挿入歌「きみの朝」(ドラマの中では「モーニング」というタイトルだった)を歌い大ヒット。
この曲は、岸田 智史の代表曲となります。
今日はその「きみの朝」をどうぞ。
この曲の歌詞はこちら。
この曲は、岸田智史自身も出演したTBSのテレビドラマ「愛と喝采と」の挿入歌に採用されました。
ドラマの中では、当初「モーニング」というタイトルが表示されていましたが、レコード発売の際には「きみの朝」へ変更されていました。
この曲の作詞者である岡本おさみは、「愛と喝采と」の脚本家の岡本克己の実弟です。
当時、「愛と喝采と」のスタッフが「3年B組金八先生」を手掛けることになったため、岸田 智史に「金八」主演の打診がありました。
が、岸田智史は、この曲のヒットとコンサートで多忙だったため、当時同じ事務所の所属だった武田鉄矢が出演することになりました。
先に、武田鉄矢が作詞した主題歌「贈る言葉」の作曲も依頼されましたが、曲はできたものの、レコーディングまでには至っていません。
岸田智史はその後、桜中学シリーズの第2弾となる「1年B組新八先生」に主演しています。
岸田智史版の「贈る言葉」は、2009年5月7日放送のTBS「サカスさん」に出演した際、岸田智史の演奏にて披露されましたが、マイナー調の曲で、「既に暮れなずんじゃってる感じ」だと自ら語っていました。
他に、自らが主演した「新八」の主題歌「重いつばさ」や、リチャード・クレイダーマンのヒット曲に歌詞をつけてカバーした「潮風のセレナード」、「黄昏」や「21のキャンドルライト」などの曲が知られています。
また、岸田智史は当時、同じCBS・ソニーの所属だった山口百恵から、歌声や作品を気に入られ、山口百恵のオリジナル・アルバム「花ざかり」に「飛騨の吊り橋」「あまりりす」「ドライフラワー」の3曲を提供したことでも有名です。
岸田智史のその後と現在は?
2011年4月1日、母校の岡山県立落合高等学校が岡山県立久世高等学校と合併して、岡山県立真庭高等学校となりましたが、その際、新しい校歌の作詞・作曲を依頼され、「岡山県立真庭高等学校校歌〜風の階段〜」を制作しました。同年の11月に、埼玉の首都高速道路三郷料金所で追突事故に巻き込まれ、頸椎(けいつい)および腰椎捻挫(ようついねんざ)の重傷を負いましたが、約1年半のリハビリの末回復、2013年10月には約3年ぶりとなる全国ツアーを開催しています。
2017年には、芸歴活動40年の節目の年を迎え、歌手としての活動が多く、全国各地の会場でライブを開催したり、イベントメディアに出演する予定が組まれました。
2011年に追突事故で重症を負い、後遺症として左手の小指と左足に麻痺が残りリハビリ生活を余儀なくされた岸田智史ですが、2022年現在もコンサートツアを開くなど、歌手としての活動を続けています。
岸田智史の改名の理由は?
岸田智史は、名前を智司から「敏志」へ改名していますが、その理由は、世間がミレニアムで沸く2000年に、何か注目を浴びることをしたいということで、改名を思い立ったということです。「敏志」へ変えた理由は、以前から芸名として使用してきた智史が書き辛いと感じていて、しっくりきていなかったため、この漢字に変えてみたとのことです。
岸田智史のオフィシャルブログはこちら。
岸田敏志 オフィシャルブログ 「From kissy」 Powered by Ameba
https://ameblo.jp/satoshi-kishida/