「ナオミの夢(Ani Holem Al Naomi)/ヘドバとダビデ」 - 藤原紀香主演テレビドラマ「ナオミ」の主題歌
- 名曲紹介
- 2015年12月27日
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写真は、こちらからお借りしました。
ヘドバとダビデ(HEDVA & DAVID)は、イスラエルの歌手グループです。
ヘドバとダビデの2人は、イスラエル軍の音楽隊で知り合い、退役後の1965年にデュオグループとしてプロデビューをします。
1970年に、世界47ヶ国の代表が出場する「第1回東京国際歌謡音楽祭(翌年から世界歌謡祭に改称)」にイスラエル代表として出場し、ヘブライ語の歌詞の曲『ANI HOLEM AL NAOMI(I Dream of Naomi)』を歌って、グランプリを受賞します。
グランプリを受賞したことで、レコード会社がこの曲の発売を決め、帰国直前の2人を引き止めて、ほとんど意味を教えずに日本語の歌詞を覚えさせ、1週間そこそこでレコーディング。
B面に、本国で歌っているヘブライ語のバージョンを入れることを条件に、翌年の1971年1月にはレコードを発売。
この曲は、大ヒットすることになります。
今日は、1971年1月25日に発売された、その「ナオミの夢」をどうぞ。
この曲の歌詞はこちら。
ヘブライ語の歌詞はこちら。
この曲はもともと、イスラエルのコーヒーのCMソングとして作られたものです。
本国ではヒットしなかったものの、日本語バージョンがレコードとして発売されたことで、オリコンチャートで4週連続1位を獲得。67万枚のヒットとなりました。
ちなみに、「ナオミ」というのは、旧約聖書にも登場する欧米ではポピュラーな女性の名前で、ヘブライ語で「幸せ」や「和み」を意味します。
またこの曲は後に、藤原紀香(ふじわら のりか)主演のテレビドラマ「ナオミ」の主題歌としても使われた他、矢島美容室のアルバム「おかゆいところはございませんか?」にもカバー盤が収録されました。
ヘドバとダビデのその後
ヘドバとダビデの2人はその後、時折懐かしの歌番組のゲストとして出演することもありましたが、ダビデは、1999年に麻薬中毒で急死したという一報が日本にも伝えられました。
歌手として、一世を風靡(ふうび)した時代が忘れられず、さまざまな商売にも手を出したものの、うまくいかなかったと伝えられています。
参考にしたサイト
【1971年4月】ナオミの夢/ヘドバとダビデ 急きょ日本語でレコーディングで大ヒット ― スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/yomimono/music/anokoro/04/kiji/K20110428000708560.html
【追記】
ところで、今この曲を再度聴いていて、
アレッ?(?_?)この曲、どこかで聴いたことがあるぞ?
(@_@)ウーン
5秒後…。あっ、(゚o゚)分かった!
敏いとうとハッピー&ブルーの「星降る街角」だ!(・ ・)/☆パチン!
星降る街角 敏いとう と ハッピー&ブルー
どうでしょうか?
これはもう、(〇o〇)パチリ、じゃなかった、パクリといってもいいのでは?
ナニ、パチリッ テ!(-_-メ)/~~~~~バシィ!!(T/O)
これら2曲の発売年等のデータを調べたところ、以下の通りでした。
1.ナオミの夢 1971年1月25日 作詞:TirazahAlar、作曲:DavidKrivos
2.星降る街角 1972年10月25日 作詞・作曲:日高 仁
「星降る街角」が、「ナオミの夢」の、きっかり1年9ヶ月後に発売されているところも何かアヤシイひらがな、もとい感じですね。(@_@)ウーン