「年下の男の子/キャンディーズ 」- 名曲のご紹介
- 名曲紹介
- 2015年11月01日
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写真は、こちらからお借りしました。
キャンディーズ(Candies)は、1970年代に活躍した日本の女性3人組のアイドルグループです。
メンバーは、伊藤蘭(愛称ラン)、田中好子(愛称スー)、藤村美樹(愛称ミキ )の3人です。
キャンディーズは、1972年(昭和47年)4月に、NHKの「歌謡グランドショー」のマスコットガール兼アシスタント((椅子・マイク運び・代理音合わせ))として誕生します。
1972年(昭和47年)12月31日の大晦日(おおみそか)に、「スクールメイツ」の一員として「第23回NHK紅白歌合戦」に出場。3人のみ別の色の衣装を着て、舞台中央で踊ります。
また、橋幸夫が歌う「子連れ狼」でバックコーラスを務めます(出場歴に数えず)。
1973年(昭和48年)4月7日には、TBS「8時だョ!全員集合」のアシスタントとしてレギュラー出演。
そして、同年1973年9月1日に、「あなたに夢中」でレコードデビューをします。
1975年(昭和50年)2月21日には、「年下の男の子」を発売。
この曲は大ヒットし、オリコン9位を記録。
解散コンサート時点でのシングル売上げは、累計50万枚(発売元のCBS・ソニー調べ)となっています。
その後は、翌年の1976年(昭和51年)3月1日に発売された「春一番」がオリコン3位を記録する等、次々とヒットを飛ばしていきます。
今日は、そんなキャンディーズの、1975年2月21日に発売された5枚目のシングルである「年下の男の子」をどうぞ。
年下の男の子/キャンディーズ
この曲の歌詞はこちら。
デビュー以来、ハンドマイクで歌唱していたキャンディーズが、テレビ出演等ではスタンドマイクで歌唱した曲です。
この曲で、キャンディーズは1975年末の「第26回NHK紅白歌合戦」に正式な紅組歌手として初出場を果たします。
また、デビュー曲の「あなたに夢中」から前曲「なみだの季節」まで、リードボーカルはスーがセンターでしたが、この曲から、ランがリードボーカルをつとめ、歌唱する位置もセンターに変更になりました。
スーは、ランの向かって右側に、ミキはランの左側にそれぞれ移り、以降キャンディーズ3人の配置は、これががほぼ定位置となりました。
このように書くとややこしいですが、要は、向かって右側にいたミーが、反対側(向かって左側)に移動したわけです。【><】
ラン スー ミキ
↓
ミキ ラン スー
なお、2007年に公開された映画「Little DJ~小さな恋の物語」では、この曲が物語のキーとなる楽曲として使用され、シングル盤も小道具として登場。併せて、サントラ(アミューズソフトエンタテインメント)にも収められました。