「あの頃の僕は/イルカ」- 「なごり雪」で知られるイルカのソロデビュー曲
- 名曲紹介
- 2015年03月30日
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写真は、こちらからお借りしました。
イルカ(本名:神部 としえ(かんべ としえ)、旧姓:保坂(ほさか)(1950年12月3日-) は、東京都中野区出身のフォークシンガー、絵本作家です。
イルカは、1970年に、シュリークス(SHRIEKS)※のメンバーとしてデビューをします。
そして、1974年に「あの頃の僕は」でソロデビュー。
翌年の1975年に、かぐや姫のメンバー伊勢正三の作詞・作曲による「なごり雪」のカバーを歌い、大ヒット。
ヒット曲としては、「少年」、「いつか冷たい雨が」、「もう海には帰れない」、「Follow Me」、「なごり雪」、「サラダの国から来た娘」、「雨の物語」などがあります。
1977年から1980年にかけては、絵本「ちいさな空」全4巻を発表。
また、イルカの声が、TVアニメ「ちびまる子ちゃん」でさくらももこの声を担当するTARAKOと声がそっくりなことから、これが縁で同作のエンディングテーマ「針切りじいさんのロケンロール}で、TARAKOと共にコーラスを担当することになります。
今日は、そんなイルカのデビュー曲である「あの頃の僕は」をどうぞ。
あの頃の僕は/イルカ
この曲の歌詞はこちら。
イルカの父親はテナーサックス奏者、息子はシンガーソングライター
イルカの父親は、ジャズバンド「スターダスターズ」の花形テナーサックス奏者だった保坂俊雄です。スターダスターズは、ラストに必ずバンドテーマである「スターダスト」を演奏しましたが、子供の頃、母親に連れられてライブを見に行くと、その「スターダスト」で、父親がピンスポットを浴びて、一人だけ立ち上がり、ソロでサックスを吹く姿がかっこよく、「スターダスト」は我が家のテーマソングになったといいます。
保坂俊雄は、美空ひばりの専属バンド「ひばり&SKY」の指揮を担当していたことでも有名で、その縁で、イルカとひばりは交友がありました。
のちに、ひばりの書いた詩にイルカが曲をつけた「夢ひとり」というシングルも発売されました。
また、一人息子の神部冬馬もシンガーソングライターです。
2010年9月19日には、祖父の俊雄と共に、サッカーJ2・甲府×熊本戦でミニライブを行ないました。
ちなみに、イルカの使用ギターはマーティン(1973年製D-35)、弦はエリクサーのコーティング済みのものを使っています。
以前はマーティンの弦を使っていました。