「ウィズアウト・ユー/マライア・キャリー」 - サビを超音波のような高音で熱唱する、あまりにも有名な曲! 原曲は誰?
- 名曲紹介
- 2015年02月12日
- Comment:0
- Edit
写真は、こちらからお借りしました。
マライア・キャリー(Mariah Carey, 1970年3月27日 -)は、アメリカのシンガーソングライター、音楽プロデューサー、女優です。
マライア・キャリーは、ハイスクール卒業後、マンハッタンへ移り、ウェイトレスなどをしながらチャンスを待っていましたが、その後ブレンダ・K・スターのバックコーラスとなり、ブレンダに連れられて訪れたパーティー会場で、CBSレコード(現:ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国))のトミー・モトーラ社長へブレンダがデモテープを渡したことがきっかけで、1990年に「Vision Of Love」でデビューをします。
そして、このシンデレラストーリーと、デビュー直前にNBAファイナルで「America the Beautiful」を熱唱して話題になったことから大ブレイクします。
デビュー当時のキャッチコピーは、「7オクターブの音域を持つ歌姫」(ただし、これには誇張があり、実際には5オクターブ)。
マライア・キャリーの音域は、数多く存在する歌手の中でもかなり広く、女性では不可能に近い男性並の低音域から、ハープやフルートの最高音に匹敵する超高音域のホイッスルボイスまで、自在に操ることができる広さです。
音域をいっぱいにまで使った曲は、デビューから今もなおよく見られ、最も高い声を出す人として、ギネス・ブックにも認定されています。
さて、今日はそんなマライア・キャリーの1994年に発売されたアルバム「ミュージック・ボックス」から、3枚目のシングルとして発売された「ウィズアウト・ユー」をどうぞ。
ウィズアウト・ユー(Without you)/マライア・キャリー(Mariah Carey)
この曲の歌詞はこちら。
高い方のキーは、声というより、もう悲鳴になっていて、ここまでくると、もうほとんど超音波ですよね!おぉ~っ!。w(゚゜)w
「ウィズアウト・ユー」の原曲は誰?
この曲は、マライア・キャリーが、サビの部分を超音波のような高音で、♪アイ・キャント・リ~~~~~ブ!と熱唱する、あまりにも有名な曲です。が、実はこの曲、彼女のオリジナルではありません。
「ウィズアウト・ユー」は、1972年に「ハリー・ニルソン(Harry Nilsson)」が歌ってヒットした曲で、その後実に多くのアーティストがカバーしていて、もはやスタンダードの粋に達した名曲と言えます。声域の広さをアピールするために使われる曲とも言われているくらいです。
それでは、オリジナルは誰が歌っているのでしょうか?
この曲のオリジナルは、イギリスの「バッドフィンガー(Badfinger)」というロック・グループで、作曲はメンバーのピート・ハムとトム・エヴァンスによるものです。
ウィズアウト・ユー(Without you)/バッドフィンガー(Badfinger)
ピート・ハムが中心となって曲を作り、サビはトム・エヴァンズが作ったというもので、ニルソンのバージョンが耳に馴染んでいるせいか、バッドフィンガーのオリジナルバージョンはかえって新鮮です。
1970年発売の彼らのセカンド・アルバム「No Dice(ノー・ダイス)」 に収録されており、シングルカットはされていません。
バッドフィンガーは、当時ビートルズが設立したアップル・レコードの人気グループだったため、「第二のビートルズ」とも呼ばれたグループです。
その呼び名も伊達ではなく、ジョンとポールの名コンビの如く、彼らの作る楽曲もまた、素晴らしいポップスばかりです。
それにしても、「ウィズアウト・ユー」でのマライアのサビの超音波のような声、スゴかったですね!おお!(゚o゚)
そんな彼女の声に魅せられて、ノックダウンされたあなた。
もう1曲聴いて、私と一緒に完璧(かんぺき)なスルメイカになりませんか?(笑)
ということで、もう1曲行ってみましょう!
曲は、「Emotions」です!( ^-^)/
「Emotions/Mariah Carey」 - 全米シングルチャート3週連続1位を記録したヒット曲 いきなり超音波のような声がさく裂!|Super源さんの音楽ブログ
今日は、マライア・キャリーの「Emotions(エモーションズ)」のご紹介です。 写真はこちらからお借りしました。マライア・キャリーは、アメリカ出身のシンガーソングライター、音楽プロデューサ
マライア・キャリー「Without you」の原曲は誰?
https://www.cdjournal.com/main/research/-/1280