「言葉にできない/オフコース」 - オリコン週間37位を記録したヒット曲
- 名曲紹介
- 2015年01月25日
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写真は、こちらからお借りしました。
オフコースは、神奈川県横浜市の聖光学院高校に在学中だった小田和正、鈴木康博、地主道夫らが結成したフォーク・グループで、1970年に「群衆の中で」でデビューをします。
メンバーは、小田和正(ボーカル、キーボード)、鈴木康博(ボーカル、ギター)、清水仁(ボーカル、ベース)、大間ジロー(ドラムス)、松尾一彦(ボーカル、ギター、ハーモニカ)。
当初は、生ギターを中心とした、フォークソング色の濃い曲を歌っていました。
結成7年目にあたる1976年に、ギターの松尾一彦、ベースの清水仁、ドラムスの大間ジローが加わり、キーボード、シンセサイザーを含めたバンドサウンドに変わります。
そして、結成10年目に発売した「さよなら」の大ヒットで、オフコースは多大なる人気を獲得し、それ以降も、「愛を止めないで」「さよなら」「Yes-No」「時に愛は」「君が、嘘を、ついた」等の数多くのヒット曲を世に送り出し、時代を代表するビッグ・グループとなります。
「時に愛は/オフコース」 - オリコンで週間35位を記録したヒット曲|Super源さんの音楽ブログ
今日は、オフコース(OFF COURSE)の「時に愛は」のご紹介です。 写真は、こちらからお借りしました。オフコースは、神奈川県横浜市の聖光学院高校に在学中だった小田和正、鈴木康博、地主道
言葉にできない/オフコース
「言葉にできない」(ことばにできない)は、1982年2月1日に通算23枚目のシングルとして発売された曲です。
アルバム『over』からのシングルカット曲で、アルバム収録曲と同じ内容です。
オリコンチャートにおいては、週間37位、登場回数8回を記録しています。
コンサートで声を詰まらせ、「言葉にできない」を歌えなくなった小田和正
「言葉にできない」は、「Off course Concert 1982 “over”」の最終公演地、日本武道館での10日間連続公演最終日の6月30日と1989年2月26日に、東京ドームで行なわれた“The Night with Us”で、小田和正が涙で声を詰まらせ、歌えなくなったことがあります。つまり小田和正は、「言葉にできない」の歌唱中に、この曲の歌詞が言葉にできない状態になってしまったのです。(・o・)
“over”ツアーの武道館公演では、曲の後半部分で映画『ひまわり』の中の、一面に広がるひまわり畑のシーンがスクリーンに映されました。
このアイデアについて、小田和正は、
「まさに言葉にできないほどの、圧倒的な花の映像が欲しかったので、映画の版権の一部を買い取って武道館一面、ひまわりで埋めたんだ」と、後のインタビューで答えています。
フェードアウト直前に、解散を示唆する「We are over,thank you」のナレーションが収録され、武道館公演では、ひまわり畑のシーンにこのライブの前に発売されたアルバム“We are”, “over”, “I love you”のタイトルが投影されました。