「スーパースター(Superstar)/カーペンターズ(Carpenters)」 - 名曲のご紹介
- 名曲紹介
- 2014年12月11日
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写真は、こちらからお借りしました。
カーペンターズ(The Carpenters) は、アメリカの兄妹ポップス・デュオです。
楽器を兄のリチャードが受け持ち、ヴォーカルを妹カレンが担当。
ロックが全盛だった1970年代において、独自の音楽スタイルを貫き、大きな成功を収めます。
カーペンターズの代表曲には、「遥かなる影」「雨の日と月曜日は」「スーパースター」「イエスタデイ・ワンス・モア」「トップ・オブ・ザ・ワールド」「プリーズ・ミスター・ポストマン」等があります。
カーペンターズの音楽は、そのアレンジの見事さによって高く評価されています。
アレンジは、大抵兄のリチャード・リン・カーペンターが担当しており、当時その手腕は広く賞賛されました。
アレンジの大半はクラシックのスタイルで、多くの弦楽器や、ときには金管楽器や木管楽器も用いました。たとえば、「星空に愛を(コーリング・オキュパンツ)」では、160人以上の歌手と演奏家を迎えています。
これに関して著名な音楽評論家のダニエル・レビティンは 、"Electronic Musician" 誌において、「リチャード・カーペンターこそ、ポップ・ミュージック界で最も才能あるアレンジャーの1人である」と述べています。
今日は、そんなカーペンターズの、1971年に発売されたスーパースターをどうぞ。
スーパースター(Superstar)/カーペンターズ(Carpenters)
この曲は、1969年に「デラニー&ボニー」が発表した楽曲のカバーで、オリジナルの方のタイトルは「Groupie (Superstar)」です。
リチャード・カーペンターが、テレビ番組「トゥナイト・ショウ」を見ている時に、ベット・ミドラーが歌うこの曲を聴いて、妹のカレンにぴったりの曲だと思ったことから取り上げられました。が、歌詞の一部は変更されています。
また、オリコンチャートブックの集計では、1970年から1989年(いわゆる「レコード」の時代)の日本での海外アーティスト別アルバム売り上げ枚数は、ビートルズに次いで第2位となっています。
シングルの売り上げ枚数は第1位で、CDの時代に入った後も、1995年発売のベスト盤「青春の輝き~ベスト・オブ・カーペンターズ」が300万枚越えるセールスを記録するなど、日本においても時代を超えて愛され続けているグループです。
青春の輝き~ヴェリー・ベスト・オブ・カーペンターズ