「小さなスナック/パープル・シャドウズ」- デビュー後いきなりオリコン週間チャート2位! 47.0万枚を売り上げた パープル・シャドウズのヒット曲
- 名曲紹介
- 2014年11月19日
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写真は、こちらからお借りしました。
パープル・シャドウズ(Purple Shadows)は、1968年結成のグループ・サウンズのバンド(GS)です。
主なメンバーは、今井久(ギター)、綿引則史(ギター)川合良和(ベース)、大場吉雄(ドラムス)。
パープル・シャドウズが1968年に結成された時、グループ・サウンズ(GS)の人気は既に下り坂に向かっていました。
が、他のGSとは違う「ムード歌謡」的な曲調をもつ「小さなスナック」は、大ヒット。
オリコン週間チャート2位となり、47.0万枚を売り上げます。
が、果たせるかな、その後はヒット曲に恵まれず、メンバーの脱退・加入を繰り返し、1980年代には「今井久&パープル・シャドウズ」として再出発します。
「今井久&パープル・シャドウズ」は、ハワイアン的なムード歌謡風の曲調が特徴で、今井のギターをフィーチャーしたインスト・アルバムも発売されました。
今日は、そんなパープル・シャドウズのデビュー曲である「小さなスナック」をどうぞ。
小さなスナック/パープルシャドウズ
この曲の歌詞はこちら。
「小さなスナック」の作詞は牧ミエコ、作曲は今井久で、松竹映画で「小さなスナック」という、斉藤耕一監督による同名の映画が製作され、同年の9月に公開されています。
また、1979年に「ロス・インディオス&シルヴィア」が発売して、翌1980年に掛けて大ヒットとなった「別れても好きな人」は、パープル・シャドウズが本家本元でした。
この曲のオリジナルは、シャッフルのリズムでしたが、ロス・インディオス&シルヴィアのカバー・バージョンは、一部歌詞地名が変更(青山→原宿、狸穴→高輪など)され、落ち着いたムード歌謡曲調にアレンジし直されています。
2012年1月24日、パープル・シャドウズは「NHK歌謡コンサート」(NHK総合)に出演し、「小さなスナック」を披露しています。
シングル
1.小さなスナック(1968.3.25) 作詞:牧ミエコ 作曲:今井久2.ラブ・サイン(1968.8.25)作詞:牧ミエコ 作曲:今井久
3.さみしがりや(1968.11.25)作詞:なかにし礼 作曲:今井久
4.土曜日の午後(1969.4.25)作詞:牧ミエコ 作曲:今井久
5.別れても好きな人(1969.11.5)作詞:佐々木勉 作曲:佐々木勉
6.さよならはこわくない(1971.4)作詞:黒崎わたる 作曲:今井久
他
アルバム
1.『小さなスナック/パープル・シャドゥズ・アルバム』 (1969年1月)2.『まごころ/ロマンチック・ギター・サウンド』 (1969年11月)
3.『パーブルシャドウズ・ファースト』