「ウルトラマンの主題歌」 - 懐かしの巨大変身ヒーロードラマ「ウルトラマン」のOP
- 名曲紹介
- 2014年11月01日
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写真はこちらからお借りしました。
「ウルトラマン」は、円谷プロダクションが制作し、1966年7月17日から1967年4月9日の間に、TBS系で毎週日曜(19:00-19:30)に放送された日本の特撮テレビ番組(カラー)作品、およびその劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前です。
当時、全39話が放送されました。
「ウルトラマン」というのは、その少し前に放送されていた「ウルトラQ」というドラマの続編として制作されたもので、怪獣や宇宙人によって引き起こされる災害や、超常現象の解決に当たる科学特捜隊と、それに協力するM78星雲光の国の宇宙警備隊員ウルトラマンの活躍を描くものです。
物語は、科学特捜隊のハヤタ隊員が、小型ビートルに搭乗して青い球体と赤い球体を追跡するところから始まります。
竜ヶ森湖上空で、小型ビートルは赤い球体と衝突して墜落し、ハヤタ隊員も命を落とします。この赤い球体の正体はM78星雲の宇宙人で、彼は、宇宙の墓場に護送中に逃亡した宇宙怪獣ベムラーを追跡し、地球までやってきたのでした。
そして、自分の不注意によってハヤタ隊員を死なせたことに責任を感じた宇宙人は、ハヤタに自分の命を分け与えて一心同体となり、地球の平和を守るために戦うことを決意します。
それ以後、ハヤタ隊員は科学特捜隊が危機に直面すると、ベーターカプセルを掲げてウルトラマンに変身し、怪獣や宇宙人と戦います。
今日は、作詞・東京一、作曲・編曲・宮内國郎、歌・みすず児童合唱団、コーロ・ステルラによる「ウルトラマン」のオープニングテーマをどうぞ。
ウルトラマンの歌/みすず児童合唱団、コーロ・ステルラ
当時、「ウルトラマン」放送時の平均視聴率は36.8%で、最高視聴率は42.8%を記録するという人気番組でした。放送終了後もその人気が衰えることはなく、最初に行なわれた再放送においても平均視聴率が18%台を記録します。
その人気度は、固有名詞としての「ウルトラマン」が「広辞苑」の見出しにも記載されているほどで、また、最終回でウルトラマンがゼットンに倒されたシーンは、放映当時の子供達に衝撃を与えます。
大仁田厚や前田日明は「大人になったらゼットンを倒してウルトラマンの仇をとろう」と、「ウルトラマン」が格闘技を始めたきっかけになったと語っています。
また、「ウルトラマン」の放送終了後に、一連のシリーズ作品が制作・放映されました。
毎回、巨大ヒーローと怪事件処理専門チームが連携して、宇宙や異次元、地球のどこからかやって来る怪獣や宇宙人たちと戦うというコンセプトの特撮番組で、子供達から人気を博します。
これらの、いわばスピンアウト作品は、「ウルトラシリーズ」あるいは、「ウルトラマンシリーズ」と呼ばれています。
最後に、以後に制作されたウルトラマンシリーズの、いわばオリジナルとなる「ウルトラマン」のデータを書いておきます。
【ウルトラマンのプロフィール】
身長:40メートル
体重:3万5千トン
年齢:約2万歳
飛行速度:マッハ5
走行速度:時速450キロメートル
水中速度:200ノット
ジャンプ力:800メートル
腕力:十数万トンタンカーを持ち上げる
キック力:320文の威力がある
職業:宇宙大学教授、宇宙警備隊銀河系局長(のちに支部長と設定)
趣味:読書
【ウルトラマンの家族構成】
父:宇宙保安庁長官
母:ウルトラ学校教師