「思いのままに/オフコース」 - 名曲のご紹介」 - 名曲のご紹介
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- 2014年09月12日
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オフコースは、神奈川県横浜市の聖光学院高校に在学中だった小田和正、鈴木康博、地主道夫らが結成したフォーク・グループで、1970年に「群衆の中で」でデビューをします。
メンバーは、小田和正(ボーカル、キーボード)、鈴木康博(ボーカル、ギター)、清水仁(ボーカル、ベース)、大間ジロー(ドラムス)、松尾一彦(ボーカル、ギター、ハーモニカ)。
当初は、生ギターを中心とした、フォークソング色の濃い曲を歌っていましたが、長年ヒット曲に恵まれませんでした。
結成7年目にあたる1976年に、ギターの松尾一彦、ベースの清水仁、ドラムスの大間ジローが加わり、キーボード、シンセサイザーを含めたバンドサウンドに変わります。
そして、結成10年目に発売した「さよなら」の大ヒットで、オフコースは多大なる人気を獲得し、それ以降も、「愛を止めないで」「さよなら」「Yes-No」「時に愛は」「君が、嘘を、ついた」等の数多くのヒット曲を世に送り出し、時代を代表するビッグ・グループとなります。
今日は、1979年10月20日に発売されたオフコースの通算7作目のオリジナル・アルバム、「Three and Two(スリー・アンド・トゥ)」の中から、「思いのままに」をどうぞ。
思いのままに/オフコース(OFF COURSE)
この曲の歌詞はこちら。
音作りに関しては、オフコースは5人で演奏可能なアレンジでレコーディングする方針を取っていました。
最初は、曲のタイトルも歌詞もない状態でコード進行を作り、そこにメンバーが意見を出し合ってアレンジを加えて行き、最後に、その曲のイメージに合った詞が作られます。
小田和正は当時、「オーバープロデュースは嫌うので、音的には足りない部分もあるが、聴く人が足して聴いてくれればいい」と語っていました。
なお、南野陽子の「思いのままに」は、同名異曲です。