「色づく街/南 沙織」 - 「17才」でデビューした南沙織の代表曲
- 名曲紹介
- 2014年08月21日
- Comment:0
- Edit
写真は、こちらからお借りしました。
南 沙織(みなみ さおり、本名:篠山 明美(旧姓:内間) 1954年7月2日 -)は、沖縄県出身の元アイドル歌手です。夫は、写真家の篠山紀信。
南 沙織は、1971年の春、「ソニーのシンシア」のキャッチフレーズをもって「17才」で歌手デビューをします。
この曲は、約54万枚の大ヒットとなり、同年の1971年の暮れの「第13回日本レコード大賞」で新人賞を受賞します。
さらに、同年のNHK「第22回NHK紅白歌合戦」にも初出場。
また、ブロマイドの売上においても、1971年、1972年の年間売り上げ実績で第1位を獲得します。
南 沙織は、同時期にデビューした小柳ルミ子・天地真理らと共に "三人娘" と括られることもあり、当時のアイドルの代表格でした。
今日は、そんな南 沙織の1973年8月21日に発売された通算9枚目のシングルである「色づく街」をどうぞ。
色づく街/南 沙織
この曲の歌詞はこちら。
この曲は、TV番組やラジオで秋になると流れる機会が増える曲で、南沙織自身も自分の代表曲のひとつとコメントしているほどです。
三田寛子・高橋真梨子・水野美紀など、ベテラン歌手から新人アイドルまでさまざま歌手がレコーディングしており、デビュー曲「17才」などとともにカバーされることの多い曲です。
また、南 沙織はデビュー時は母親の郷里、鹿児島県(奄美大島)生まれとされましたが、実際には生まれも育ちも沖縄県です。
また長年、フィリピン人とのハーフであるとされてきましたが、正しくは両親ともに日本人で、母の再婚相手(義父)がフィリピン人です 。また、異父妹弟がいます。
ちなみに、2000年12月18日に放送されたNTV系「スーパーテレビ情報最前線」の企画で放送された「20世紀わが心の歌!愛と悲しみの歌姫伝説 今明かす秘めた真実」で、歌手デビュー前の松田聖子がデモ・テープとして録音した「色づく街」の音源が一部分、放送されました。その音源は、商品化されていません。