「白い蝶のサンバ/森山 加代子」 - 48万枚の売上げを記録したヒット曲!
- 名曲紹介
- 2014年08月09日
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写真は、こちらからお借りしました。
森山 加代子(もりやま かよこ、1942年3月23日 -)は、北海道函館市出身の日本の歌手です。ニックネームは「かよチャン」。
森山 加代子は、1958年の夏に、札幌のジャズ喫茶「ロータリー」で歌っていたところを、マナセプロダクション社長の曲直瀬正雄にスカウトされて上京します。
水原弘率いる「水原弘とブルーソックス」の専属シンガーとなり、1959年12月の日劇ウエスタン・カーニバルに初出場します。
そして、1960年6月に、イタリアの歌手ミーナ(mina)の「月影のナポリ(Tintarella di luna)」の日本語カバーでレコード・デビュー。この曲は、いきなりの大ヒットとなり、50万枚を売り上げます。
その後は、「メロンの気持「」月影のキューバ」などヒットを連発し、ミュージック・ライフ誌の人気投票女性部門で第1位に選ばれます。
また、新人としては異例の早さで同年のNHK紅白歌合戦※に初出場。以降「じんじろげ」「パイのパイのパイ」など、歌謡曲やカバー曲で数々のヒットを飛ばしていきます。
今日は、そんな森山加代子の、1970年1月25日に発売された「白い蝶のサンバ」をどうぞ。
白い蝶のサンバ/森山加代子
この曲の作詞は阿久悠、作曲は井上かつおです。
阿久悠の初期の代表作で、阿久悠の作詞作品で最初のオリコン1位獲得曲となります。
この曲は、それまでの森山加代子のイメージとは違った、早口言葉のような出だしのサンバの軽快なリズムにのせた純国産のポップな歌謡曲で、大ヒットし、48万枚のセールスを記録します。
森山加代子はこの曲で、1970年の『第21回NHK紅白歌合戦』に8年ぶり4度目の出場を果たしました。
森山加代子の『NHK紅白歌合戦』出場履歴及び歌唱曲目は、以下の通りです。
第11回 (1960年12月31日、日本劇場(日劇)) 「月影のキューバ」
第12回 (1961年12月31日、東京宝塚劇場) 「シンデレラ」
第13回 (1962年12月31日、東京宝塚劇場) 「五ひきの仔ブタとチャールストン」
第21回 (1970年12月31日、東京宝塚劇場) 「白い蝶のサンバ」