「関白宣言/さだまさし」 - 160万枚を売上げミリオンセラーを記録したさだまさし最大のヒット曲!
- 名曲紹介
- 2014年07月22日
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写真は、こちらからお借りしました。
さだまさし(本名:佐田雅志)は、長崎県長崎市出身のシンガーソングライター、タレント、小説家です。
さだまさしは、1972年に、二人組のフォークデュオ「グレープ」でデビューし、「精霊流し(1974年)」のヒットで全国にその名を知られるようになります。
ソロシンガーになってからも「雨やどり」、「関白宣言」、「道化師のソネット」、「防人の詩 」、「親父の一番長い日」、「北の国から~遥かなる大地より~」などの数々の曲を生み出していきます。
今日は、1979年7月10日に発売された、シングル盤ではさだまさしの最大のヒット作であり、約160万枚というミリオンセラーを記録する大ヒットとなった「関白宣言」をどうぞ。
関白宣言/さだまさし
1979年に、さだまさしはこの曲で『第30回NHK紅白歌合戦』に出演しました。
「関白宣言」が生まれたきっかけ
ちなみにこの曲は、さだまさしが当時通っていた京都・先斗町のスナック「鳩」のママに、「最近の男は駄目になった。だから若い娘も駄目になった。男はん、しっかりしとくれやっしゃ。お師匠はん、そういう歌を作っとくれやっしゃ」
と、言われたことがきっかけで生まれた作品です。
そのため、あえて男が強気な内容の歌詩となっているわけで、この曲をもって、さだまさしが亭主関白であると解釈するのは間違いです。
そもそも、さだまさし自身、「こんなのが売れるとは思ってなかった」と述べていますし、近年では「男は女の付属品です」とも言っています。
この作品は、1979年5月28日に、大分文化会館でのコンサートが始まるまでの合間を縫って、一気に書き上げられました。
コンサートで発表された当初のタイトルは「王手」で、副題が「関白宣言」でしたが、レコード化される際に、副題の方が昇格して正式なタイトルになりました。
なお、この楽曲を元にした、同タイトルの映画作品もあります。
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