「ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロウ (Will You Still Love Me Tomorrow)/ザ・シュレルズ」 - USチャート1位を獲得したザ・シュレルズの代表曲
- 名曲紹介
- 2014年04月07日
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写真は、こちらからお借りしました。
ザ・シュレルズ(The Shirelles)は、1958年に米国ニュージャージーで結成された黒人女性コーラスグループです。
メンバーは、シャーリー・オーエンス(Shirley Owens Alston)、ドリス・ケナー(Doris Coley Kenner)、ビバリー・リー(Beverley Lee)、エディ・ミッキ・ハリス(Addie Mickey Harris)の4人。
ザ・シュレルズは、ハイスクールの同級生によって結成された4人組のグループで、当初はポケロスと名乗るアマチュアのコーラスグループでしたが、彼女たちの歌を聴いたクラスメートの一人であるメアリー・ジェーン・グリンバーグ(Mary Jane Greenbergが、自分の母親へこの4人を紹介したことが、レコード・デビューへのきっかけとなりました。
実はその母親とは、主婦業のかたわら、ティアラ・レコードという会社を経営しているフローレンス・グリーンバーグ(Florence Greenberg)で、4人は彼女の薦めにより同レーベルと契約し、「I Met Him On A Sunday」、「I want you to be my boyfriend」をレコーディングし、グループ名を「The Shirelles」としてレコードデビューをすることになります。
この曲は、ビルボードチャートで第49位と、ベスト10には今一及びませんでしたが、この曲をきっかけにフローレンス・グリーンバーグが立ち上げたセプター・レーベルから1960年にリリースされた 「Will You Still Love Me Tomorrow※」が、女性コーラス・グループとしては史上初の全米チャート第1位 に輝き、シュレルズの最大のヒット曲となります。
今日は、ザ・シュレルズの代表曲でもある、その「ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロウ」をどうぞ。
ウィル・ユー・スティル・ラヴ・ミー・トゥモロウ (Will You Still Love Me Tomorrow)/ザ・シュレルズ(Shirelles)
この曲の歌詞はこちら。
この曲は「イッツ・トゥ・レイト」の世界的なヒットで知られるキャロル・キングが作詞し、彼女の夫のゲリー・ゴフィンが作曲したものです。
USチャートで1位、US R&Bチャートで2位、UKチャートで4位を記録するヒット曲となりました。
シュレルズは、当初この曲を歌うことにあまり乗り気ではありませんでしたが、蓋をあけてみれば、1961年のゴールド・ディスクを獲得するほどの大ヒットとなったのでした。
歌詞の内容としては 恋する女性の不安な気持ちを歌ったもので、当時としては斬新だったようです。
※この曲は最初、単に「Tomorrow」として発売されました。