「ペパーミント・モーニング/やまがた すみこ」 - 管理人一押し! アルバム「FLYING」に収録されている名曲
- 名曲紹介
- 2014年02月21日
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写真は、こちらからお借りしました。
やまがた すみこ(旧本名 : 山県寿美子、1956年10月11日 -) は、東京都北区出身のフォーク、歌謡曲等のシンガーソングライター、スタジオミュージシャンです。作詞作曲者としての名義は「山県すみ子」で、「モモ」名義の録音もあります。夫は井上鑑(いのうえ あきら)。
やまがた すみこは、小学校6年生の頃から作詞作曲を始め、上野学園高校1年生在学中(1972年)にTBS系の視聴者参加番組「家族そろって歌合戦」に出場し、中学生の時の自作曲「夏になったら」を歌い優勝します。
これをきっかけに、日本コロムビアからスカウトされ、芸能事務所のバードコーポレーションに所属。翌年の1973年2月に自作曲を歌ったファーストシングル「風に吹かれていこう/あの人が好きなのに」で歌手デビューをします。
ファーストアルバム「やまがたすみこフォークアルバム第一集 風、空、そして愛」(1973年3月)には自作曲のほか森山良子などのカバー曲も収録されており、作風としては本田路津子風のカレッジフォークスタイルを取っていましたが、その後、次第に「ニューミュージック」色が強まっていきます。
1977年初内の「FLYING(フライング)」においては自作曲が減り、代わって松本隆、鈴木茂、細野晴臣、佐藤健、伊藤銀次らが曲制作に参加していきます。
1985年には、つくば科学万博「住友館」のテーマ曲「空に会おうよ」(作曲・編曲:坂本龍一、作詞:矢野顕子)を「モモ」と言う名前で歌っていました。
テレビ媒体においては、TBS系TVドラマ「おさななじみ」のテーマ曲「あの日のことは」(1973年)、アニメーション「南の虹のルーシー」のテーマ曲の「虹になりたい」「森へおいで」(1982年)で知られています。
「おさななじみ」では、ギターを持つやまがたすみこが登場し、居間や窓辺で「夏になったら」「風に吹かれていこう」「あの日のことは」などの曲を歌うシーンや、林寛子と2人で「この広い野原いっぱい」を合唱するシーンもあり、単なるフォーク歌手というよりも、一種美少女アイドル的な時期もありました。
今日は、そんなやまがた すみこの1977年07月25日に発売されたレコードアルバムである「FLYING(フライング)」から、「ペパーミント・モーニング」をどうぞ。
ペパーミント・モーニング/やまがた すみこ
前述したように、やまがた すみこは、最初はフォークソング路線でしたが、次第にニューミュージック系に移り、1974年の4枚目のアルバム「虹 RAINBOW」からは、ポップス系のアレンジを取り入れた曲になっています。
さらに、1976年の6枚目のアルバム「サマー・シェイド」からは、シティ・ポップへ路線変更し、新たなファン層を獲得します。
今日取り上げている1977年発売のアルバム「FLYING」では自作曲が減り、代わって松本隆、鈴木茂、細野晴臣、佐藤健、伊藤銀次らが参加しています。
なお、アルバム「FLYING」の収録曲は以下の通りです。
1.ペパーミント・モーニング
2.あなたにテレポート
3.TODAY
4.黄昏遊泳
5.私春記
6.ムーンライト・ジルバ
7.夢色グライダー
8.GOOD-BYE・グラフィティ
9.夜を渡って
10.クリスタル・ホテル
なお、同アルバム収録曲の中では、「ムーンライト・ジルバ」と「夢色グライダー」もおススメです。
お時間が許せば、是非こちらもお聴きになってみてください。(^^)
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