「まぼろしの人/茶木 みやこ」 - ドラマ「横溝正史シリーズ」のテーマソング
- 名曲紹介
- 2014年01月09日
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写真はこちらからお借りしました。
茶木 みやこ(ちゃき みやこ、1950年5月20日 -)は、京都府出身の歌手です。
茶木 みやこは、1970年、同志社女子大学在学中に、小林京子とフォークデュオ「ピンク・ピクルス」を結成します。グループ名の由来は、「柴漬け」の意味です。
MBSラジオで、楽曲「僕にさわらせておくれ」へのリクエストが殺到し、同曲で1971年3月25日にレコードデビューをします。
1972年にピンク・ピクルスは解散しますが、1977年にテレビドラマ「横溝正史シリーズ」のテーマソングとして「まぼろしの人」を発売。第二弾テーマソングとして「あざみの如く棘あれば」を発売。
また、ミッキー吉野グループとコラボレーションアルバム「レインボウ・チェイサー」を制作します。
今日はその「まぼろしの人」をどうぞ。
まぼろしの人/茶木 みやこ
「横溝正史シリーズI(テーマ曲「まぼろしの人」)」は、1977年4月2日から10月1日まで、「横溝正史シリーズII(テーマ曲「あざみの如く棘あれば」)」は1978年4月8日 から10月28日まで放送されました。
「あざみのごとく棘あれば」というのは、聞きなれない言葉ですが、これは「綺麗なバラには刺がある」と同義語です。
外国のことわざでは、「因果応報」「自業自得」といった、花を摘み取ろうとした人の天罰や業(ごう)、あるいは花を盗もうとか手に入れようと画策(かくさく)した人の浅はかさ、軽率(けいそつ)さを戒(いまし)めるといった意味です。
「あざみのごとく棘あれば」の歌詞はこちら。
「ニャー。トゲって、粘土をこねて高温で焼き、陶磁器(とうじき)なんかを作る技術のことだよニャ」「それは『陶芸(とうげい)』」
なお、茶木 みやこは、2001年10月に、24年ぶりにアルバム「Love is enough」を発売しています。