「愛の休日/ミッシェル・ポルナレフ」 - 「シェリーに口づけ」を超えるミッシェル・ポルナレフ最大のヒット曲!
- 名曲紹介
- 2013年10月22日
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写真は、こちらからお借りしました。
ミッシェル・ポルナレフ(Michel Polnareff, 1944年7月3日 -)はフランス共和国ロット=エ=ガロンヌ県ネラック出身の男性ポップス・シンガーソングライター、作曲家です。
常に、派手なサングラスをかけているのが特徴で、フランスでは、国民的歌手として人気があります。
日本でも「シェリーに口づけ」、「愛の休日」などのヒット曲で知られています。
ミッシェル・ポルナレフは、幼少期からピアノやソルフェージュでアカデミックなクラシックの音楽教育を受け、コンセルバトワール(パリ音楽院)に通い、クラスで1番の成績を修めていましたが、その後エルヴィス・プレスリーの曲を聴いてロックンロールに目覚め、ギターを手に家出を決行。
ヨーロッパ放浪の旅の末、パリに戻ります。
ゆうちゃん
ミッシェル・ポルナレフは、プレスリーに会って人生が変わったんだね
しんちゃん
まさにその通りだね
だけど、家出をしちゃうなんてスゴいね
1966年、4曲入りEP「ノンノン人形(La poupee qui fait non)」でレコードデビュー。
続いて発売されたEP版「愛の願い(Love me, please love me)」も大ヒットし、一躍スターダムに上り詰めます。
同年10月、日本でのレコード発売が決定し、テイチクよりシングル「ノンノン人形」が発売されます。
1971年8月、日本ではCBSソニーよりシングル「シェリーに口づけ(Tout, tout pour ma cherie)(c/w 初めての愛)」と、同曲を追加収録したファースト・アルバム「愛と青春のトルバドゥール/ミッシェル・ポルナレフ 1」が発売されます。
日本での人気はこの時に火がつき、「シェリーに口づけ」がラジオ・チャートでトップ入りし、40万枚を売り上げる大ヒット・シングルとなったことで、実質的にはこの時点がミッシェル・ポルナレフの日本でのデビューとされています。
今日は、そんなミッシェル・ポルナレフの多くのヒット曲の中から、1972年に発売された 「愛の休日」をどうぞ。
ミッシェル・ポルナレフ(Michel Polnareff)/愛の休日(Holidays)
この曲は、「シェリーに口づけ」を超える、彼の最大のヒット曲となりました。
そして、1972年11月には初の来日公演が実現。
このときのバック・バンドは、フランスのロック・バンド、ディナスティ・クリジス(Dynastie Crisis)で、東京公演を録音したライヴ盤「ポルナレフ・ア・トーキョー」が翌年の1973年に日本でのみ発売されました。
また、この日本での大人気に乗じて、翌年に予定されている次作アルバムについて日本先行発売をする計画が発表されました。
ミッシェル・ポルナレフの素顔は?
ミッシェル・ポルナレフは、その特徴的なサングラスから、素顔を想像することは非常に難しいですが、実はこんな繊細な顔をしています。※写真は、こちらからお借りしました。
この顔からこのような素敵な曲が生まれるというのは、何か納得という気がします。
ちなみに、当時ミッシェル・ポルナレフが人気を博した理由には、この金髪の巻き毛と大きなサングラスという斬新(ざんしん)なルックスも大きかったものと思われます。
しかしながら、この素顔を隠すサングラスに関しては、ファッションだけが理由ではありませんでした。
当時、ミッシェル・ポルナレフは白内障を患(わずら)っており、失明一歩手前の状態で、手術を受けたことが分かっています。