「光進丸/加山 雄三」 - 「君といつまでも 」で300万枚のヒットを飛ばした加山雄三の1978年のヒット曲
- 名曲紹介
- 2012年12月09日
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写真は、こちらからお借りしました。
加山 雄三(かやま ゆうぞう、本名:池端 直亮(いけはた なおあき)1937年4月11日 -)は神奈川県生まれの俳優、シンガーソングライター、タレント、作曲家、ギタリスト、ピアニスト、画家です。ニックネームは「若大将」、作曲家としてのペンネームは「弾 厚作(だん こうさく)」です。
加山 雄三は、慶應義塾高等学校から慶應義塾大学法学部政治学科へ進み、卒業後の1960年春に東宝へ入社し、同年「男対男」で映画デビューをします。
そして、翌年の1961年に、「夜の太陽」で歌手デビュー。
「恋は紅いバラ (1965年06月15日)」、「君といつまでも (1965年12月05日」、「蒼い星くず (1966年04月05日) 」、「ぼくのお嫁さん (1969年12月20日」、「美しいヴィーナス (1970年06月05日」、「ぼくの妹に (1976年07月20日)」などの多くのヒット曲があり、その後のフォークソングやニューミュージック全盛時代に先立つ、シンガーソングライターの草分け的存在でもあります。
中でも、「君といつまでも 」は、300万枚を超えるヒット曲となります。
さて、今日はそんな加山雄三の多くの曲の中から、1978年8月5日に発売された36枚目のシングル「光進丸」をどうぞ。
光進丸/加山雄三
この曲の歌詞はこちら。
光進丸というのは、子供の時から船好きだった加山雄三が自ら設計した、全長30メートルを越える船です。
光進丸
写真は、こちらからお借りしました。
その船を主題とした曲を作ってしまうところからも、加山雄三のこの船に対する愛着ぶりが伺えます。
現在の光進丸は3代目(104トン、全長25.59m)で、普段は静岡県賀茂郡西伊豆町の安良里(あらり)漁港に係留されています。
同町内に「加山雄三ミュージアム」が開設されたのは、このことがきっかけとなっています。
なお、加山雄三は、14歳でカヌーを造って以来、この光進丸を含めて、大小10隻以上の船を設計しています。
ちなみに、加山 雄三の作曲家としてのペンネームの由来は、彼の尊敬する「團伊玖磨(だん いくま)」と「山田耕筰(やまだ こうさく)」を足して2で割った「弾厚作(だんこうさく=ドン・コサック)(注)」からきています。
注.「ドン・コサック」といえば、「ドンコサック合唱団」というのがあり、これはロシア国立の、歌と踊りで世界で一番有名な合唱団です。