「SAKASAMA/少女隊」 - 「FOREVER〜ギンガムチェックstory〜」でデビューした少女隊の1987に発売された曲
- 名曲紹介
- 2011年09月30日
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写真は、こちらからお借りしました。
少女隊(しょうじょたい・Shohjo-tai)は1980年代に活躍した、女性アイドルグループです。
1983年にオーディションでミホ(藍田美豊)、レイコ(安原麗子)、チーコ(市川三恵子)の3人が選ばれ、少女隊を結成します。そして、1984年、「FOREVER~ギンガムチェックstory~」でデビューします。
少女隊は、デビュー1周年の1985年8月、メンバーの一人であるチーコが椎間板ヘルニアにより脱退し、新メンバー、トモ(引田智子 ※初代引田天功の娘)が加入します。
最初の数年は、販売戦略の失敗や不運が続いたこともあり、あまり売れませんでしたが、1985年からおニャン子クラブの仕掛け人、秋元康と手を組み、3枚目のシングル「素直になってダーリン」を発表。この曲で、少女隊は「ザ・トップテン」に初ランクインします。
そして、TBSのドラマ「夏・体験物語」の挿入曲「Bye-Byeガール」でザ・ベストテンにランクインするなど、以降7枚目のシングル「もっとチャールストン」までヒット曲を連発します。
今日ご紹介する「SAKASAMA」は、1987に発売された曲で、作詞は秋元康、作曲は中原めいこです。
それでは早速、「SAKASAMA」をどうぞ。
SAKASAMA/少女隊
この曲の歌詞はこちら。
少女隊は、デビュー初期からアジア向けマーケティングを展開したアイドルグループ
「少女隊」はデビュー初期から、当時としては異例の、アジア向けのマーケティングを展開したアイドルグループで、後期には日本よりアジア各国での人気が高まりました。1985年には香港の映画にも出演、1986年と1987年には東南アジアツアーを成功させるなど、香港、タイ、シンガポール、マレーシアなどのアジア各国で人気を誇りました。
1988年には、ソウルオリンピックのイメージソング「Korea」を歌い、韓国でも大ブレイク。1988年8月18日には、日本語の曲が禁止されていた韓国で、戦後初めて放送で日本語で歌います。
その影響を受け、韓国でも「セトレ」という3人組の女性アイドルグループがデビュー。台湾でも、同じ少女隊というビビアン・スーが在籍していた女性アイドルグループがデビューします。
いやはや。これはまさに「少女隊旋風」ですね!おお!(゚o゚)
少女隊のその後
少女隊は1989年に解散し、メンバーは、それぞれソロで活動していくことになります。4人共女優・声優等で活動しましたが、ミホとトモは引退しています。
1999年に、レイコ、チーコ、トモの3人で1999少女隊として再結成。デビュー曲である「Forever」をセルフカバーします。
当初は、ミホも参加して4人で歌う予定でしたが、妊娠していたため不参加となったといいます。
2016年8月24日に、今まで未CD化だった全音源をCD化したベスト盤『少女隊 Complete Singles Forever 1984-1999』を発売。このCDで、少女隊は約25年ぶりに、オリコン週間チャート75位に初登場し、トップ100位入りを果たします。
2016年11月18日には、渋谷duoで行nわれたSUEMITSU & THE SUEMITHのライブにゲストとして少女隊オリジナルメンバー4人が勢ぞろいし、「Forever」と「Shooting Star We Are(SUEMITSU & THE SUEMITHのアルバム『Bagatelles』にfeat.少女隊として収録された新曲)」を披露しています。