「ダウンタウン/シュガー・ベイブ」 - 初出アルバム「SONGS」からのシングル・カット曲
- 名曲紹介
- 2011年07月25日
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写真は、こちらからお借りしました。
シュガー・ベイブ(SUGAR BABE)は、1973年に山下達郎を中心に結成されたバンドです。
結成時のオリジナルメンバーは、以下の通りです。
山下達郎(やました たつろう)ーヴォーカル、ギター、キーボード、コーラス
大貫妙子(おおぬき たえこ)ーヴォーカル、キーボード、コーラス
村松邦男(むらまつ くにお)ー ヴォーカル、ギター、コーラス
鰐川己久男(わにかわ きくお)ーベース、コーラス
野口明彦(のぐち あきひこ)ードラムス
バンドの特徴としては、当時はまだ珍しかった、メジャー7thや分数コードなどのコード・プログレッションを多用するほか、コーラス・ワークに重点を置いた音作りで、際立った存在として一部の音楽ファンから支持を得ます。
今日ご紹介する「DOWN TOWN」は、1975年に発売された彼らの最初のシングルで、作詞は伊藤銀次、作曲は山下達郎です。
それでは早速「ダウンタウン」をどうぞ。( ^-^)/
ダウンタウン/シュガー・ベイブ
この曲の歌詞及びコードはこちら。
この曲は、アルバム「SONGS」からのシングル・カットで、アルバム・バージョンよりモノラルに近い、別ミックスで、フェイド・アウトが15秒ほど短くなっています。
また、1975年5月に発表されたエレックレコード唯一のプロモーション盤にも収録されています。
シュガー・ベイブは、1970年代初頭のサブカルチャーのロック・シーンにおいて、同じようなスタイルのグループが他になかったために、的外れな評論やいわれなき中傷も数多く受けました。
バンドの構造的宿命から1976年に解散しましたが、中心メンバーであった山下達郎や大貫妙子らのその後の活動によって、その名はさらに存在感を増しています。
ちなみにこの曲は、1980年にEPO、1982年に桑名晴子、2004年に福寿(ふくじゅ:シライシ紗トリ、清水昭男のコンビ)、2009年に荻野目洋子、2010年に坂本真綾(さかもとまあや)等、多くのミュージシャンがカバーしています。
また、加山雄三は、山下達郎と家族ぐるみで親交のあるミュージシャンの1人で、1998年8月26日に発売された通算11作目のスタジオ・アルバム「COZY」では、加山雄三の楽曲「BOOMERANG BABY(ブーメラン・ベイビー)」をカバーしています。
そうそう、伊藤銀次と言えば、彼は雑学が好きで、伊藤「雑学」銀次という呼ばれ方をされることもあるようです。