「迷い道/渡辺真知子」 - 80万枚を売上げた渡辺真知子のデビュー曲にしてヒット曲
- 名曲紹介
- 2011年03月26日
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写真は、こちらからお借りしました。
渡辺真知子(わたなべまちこ、本名:渡邉真知子、1956年10月23日 -)は、神奈川県横須賀市出身の歌手、シンガーソングライターです。
渡辺真知子は、1977年に「迷い道」でデビュー。松任谷由実(まつとうやゆみ)や中島みゆきなどの次の世代のニューミュージックシンガーとして、声楽出身※の豊かな声量で人気を博し、数々のヒット曲を生んでいます。
「迷い道」、「かもめが翔んだ日」、「ブルー」、「唇よ、熱く君を語れ」など、数々のヒット曲を世に送り出し、印象的な歌詞と心に残るメロディー、そして深い感情をたたえた抜群の歌唱力で、一躍人気アーティストの仲間入りを果たします。
また、天真爛漫な人柄で知られる彼女は、書道は八段の腕前で、NHK「ふたりのビッグショー」で「海」という作品を紹介しています。
今日は、彼女のデビュー曲である、「迷い道」をどうぞ。
迷い道/渡辺真知子
この曲の歌詞はこちら。
この曲は、累計80万枚を売上げるヒット曲となり、渡辺真知子はこの曲で1978年(昭和53年)の「第29回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしました。
この曲は、「かもめが翔んだ日」「ブルー」「唇よ、熱く君を語れ」と並ぶヒット曲で、渡辺真知子の代表曲のひとつとなっています。
渡辺真知子は後に、この曲について、「横須賀の実家と東京とを何回も往復して曲を書き直した」「最初、歌詞は2番までしかなかったが、曲が短いことから、3番の歌詞を追加して作詞した」「既存の3曲から良いとこ取りで曲のエッセンスをまとめて一曲にした」と語っています。
また、月刊明星の記事において、歌い出しの「現在、過去、未来」という歌詞は、当初はサビの部分に配置されていましたが、当時の担当者から「この歌詞を最初にもってきたら面白い」とアドバイスされて今の形になった、というエピソードが紹介されているということです。
※.渡辺真知子は、洗足学園短期大学(現:洗足こども短期大学)の音楽科(声楽専攻)でソプラノを学んでいます。
ちなみに、音楽科は現在は廃止されている学科のひとつで、当時は器楽専攻と声楽専攻があり、その中にそれぞれ「演奏」と「教育」のコースがありました。