「メリー・ジェーン/つのだひろ」 - 映画『あらかじめ失われた恋人たちよ』の主題歌 つのだひろの歌手としての出世作
- 名曲紹介
- 2011年03月06日
- Comment:0
- Edit
写真はこちらからお借りしました。
つのだひろ(本名:角田博民(つのだひろたみ)、1949年8月1日 -)は、 福島県出身の歌手、ドラマー、作曲家です。次兄は漫画家のつのだじろう、四兄はリュート奏者のつのだたかしです。
つのだひろは、中学の時にドラムを始め、高校在学中にプロデビューを果たします。
その卓越したテクニックと、日本人離れしたパワフルなドラミングが評判を呼び、1960年代後半には、ジャズ・ピアニスト佐藤允彦のトリオとの活動を皮切りに、渡辺貞夫カルテット、ジャックス、岡林信康、成毛滋、五つの赤い風船、赤い鳥、サディスティック・ミカ・バンド、浅川マキ、加藤登紀子など、日本を代表するさまざまなミュージシャンたちと競演し、ドラマーとしての地位を獲得します。
そして、1971年には、Christopher Lyn作詞、つのだひろ自身の作曲による、「メリー・ジェーン」のヒットで、今度はそのソウルフルな歌声が脚光を浴びることとなります。
それでは早速、つのだひろの歌手としての出世作となった、その「メリー・ジェーン」をどうぞ。
メリー・ジェーン/つのだひろ
この曲は、当時オリコチャートにおいて週間93位を記録しています。
この曲は、1971年に、つのだひろが所属してしたバンド「ストロベリー・パス」のアルバム『大烏が地球にやってきた日』に収録されました。
当初のタイトルは「メリー・ジェーン・オン・マイ・マインド」でしたが、その後現在のタイトルに変更した上でシングルカットされ、田原総一朗監督の映画『あらかじめ失われた恋人たちよ』の主題歌に採用されました。
そして1972年7月に、この音源の数小節を編集したバージョンが、つのだひろ名義のシングルとして再発売されました。