「Cherry Bomb (チェリー・ボンブ)/The Runaways」- オリコン10位(総合)・1位(洋楽部門)を記録したヒット曲!
- 名曲紹介
- 2020年06月05日
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写真はこちらからお借りしました。
ザ・ランナウェイズ(The Runaways)は、1970年代に活躍したアメリカの女性ロック・バンドです。
活動期間中、4枚のスタジオ・アルバムとライブ・アルバム1タイトルを発売します。
アメリカ本国での大きな成功には恵まれませんでしたが、1977年のシングル「チェリー・ボンブ(Cherry Bomb)」の大ヒットにより、主に日本で大人気を博します。
メンバーは、以下の通りです。
1.シェリー・カーリー(Cherie Currie - Vo,Key)
2.ジョーン・ジェット(Joan Jett - G,Vo)
3.リタ・フォード(Lita Ford - G)
4.ジャッキー・フォックス(Jackie Fox - B)
5.サンディ・ウェスト(Sandy West - Ds)
ザ・ランナウェイズのデビュー当時の平均年齢は16歳で、ガールズ・ロック・バンドの草分け的存在です。
シェリー・カーリーの衣装は、コルセットとガーターベルトのほとんど下着姿という過激なものでした。
本国よりも日本での人気が高まり、篠山紀信(しのやま きしん)がシェリーを題材に「激写」を敢行したほか、1977年には来日公演も行なっています。
さて、今日はデビューアルバム「The Runaways(1976)(邦題/悩殺爆弾?禁断のロックン・ロール・クイーン)からシングルカットされた、「チェリー・ボンブ (Cherry Bomb)」をどうぞ。
この曲の歌詞はこちら。
「Cherry Bomb (チェリー・ボンブ)」は、ビルボード106位(Billboard Hot 100)、オリコン10位(総合)・1位(洋楽部門)を記録しています。
当初の邦題は『悩殺爆弾』だった
この曲は、前述したように、ザ・ランナウェイズのデビュー・アルバムである『悩殺爆弾〜禁断のロックン・ロール・クイーン』(原題は、セルフタイトルの『The Runaways』)から切り出した、パンクの影響を受けたハードロックのシングル曲です。日本では、当初「悩殺爆弾(のうさつばくだん)」という曲名でシングルが発売されましたが、後年「チェリー・ボム」として言及されるようになりました。
おお!(゚o゚)悩殺爆弾!
泣く子も黙る(?)、スゴいタイトルだったんですねー。(^O^;
ちなみに、Cherry Bomb (チェリー・ボンブ)というのは、サクランボのような形をした「高い爆発力をもつ赤い球形の爆竹」のことで、「チェリー」に「悩殺」という意味があるわけではありません。(^^)
メンバーのその後
ジョーン・ジェットは、後に「アイ・ラブ・ロックンロール」の大ヒットを放ちます。リタ・フォードもソロで成功を収めています。
初期の一時期に在籍したミッキ(マイケル)・スティールは、後にバングルスに加入しました。
元ドラムスのサンディ・ウェストは、2006年10月21日、肺がんのために死去。享年47歳でした。