「Japanese Girl(ジャパニーズ・ガール)/生稲 晃子」 - 「麦わらでダンス」でソロデビューした生稲晃子の1989年に発売されたシングル
- 名曲紹介
- 2019年04月08日
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写真はこちらからお借りしました。
生稲 晃子(いくいな あきこ、1968年4月28日 -)、本名:佐山 晃子(さやま あきこ) 旧姓・生稲(いくいな))は、東京都小金井市出身の歌手、女優です。
生稲 晃子は、1986年6月に、「夕やけニャンニャン」内のオーディションコーナーを経て、1986年6月13日に「おニャン子クラブ」の会員番号40番としてデビューをします。
同年の10月に、渡辺満里奈のデビュー曲「深呼吸して」で、工藤静香と共に「with おニャン子クラブ」としてバックコーラスで参加。
「深呼吸して/渡辺満里奈」 - オリコン1位を獲得したデビュー曲|Super源さんの音楽ブログ
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12月に、ローソンの「からあげクン」のCMに単独で出演。
おニャン子クラブ4枚目のアルバム『SIDE LINE』に収録されている「ハートに募金を」がBGMとして使用されます。
1987年になると、芸能活動を控え、「夕やけニャンニャン」にも約1ヶ月ほど出演せず、受験勉強に専念。
1987年4月に、恵泉女学園短期大学(英文学科)に入学し、受験を終えて芸能活動を再開。
復帰初日に、新ユニット「うしろ髪ひかれ隊」のメンバーに工藤静香・斉藤満喜子と共に抜擢され、既に決定事項としてプロジェクトが進んでいることを知らされて面食らいます。
が、自分の立場では断ることができず、成り行きに任せるしかなかったといいます。
1987年5月に、「うしろ髪ひかれ隊」は「時の河を越えて」でレコードデビュー。
同曲及びc/wは、アニメ「ハイスクール!奇面組」の主題歌とエンディング曲に起用されます。
そして、1987年5月18日付のオリコンシングルヒットチャートで初登場第1位を獲得。
音楽番組にも多く出演し、順風満帆なスタートを切ります。
今日は、そんな生稲 晃子の、「うしろ髪ひかれ隊」活動休止後の1989年5月24日に発売された「Japanese Girl(ジャパニーズ・ガール)」をどうぞ。
Japanese Girl(ジャパニーズ・ガール)/生稲晃子
この曲の歌詞はこちら。
すだれ、祭り囃、浴衣、蛍、夜店…、と歌詞だけを読むと演歌になっていてもおかしくないような曲ですが、これがちゃんとポップスになっているところがスゴいですね。おお!(゚o゚)
生稲 晃子のエピソード
・中学時代は50m走を6.8秒で走るなど運動に自信があった生稲 晃子は、1980年代の中頃まで正月恒例の特番であった『オールスター紅白大運動会』の短距離走で、いつも活躍する石川秀美と競走してみたいと思っていました。そしてこれが、レコードデビューをして芸能界に入りたかった理由のひとつとして挙げられています。
しかしながら、実際にレコードデビューを果たした時には、この形式の大運動会は企画が終了した直後だったため、石川秀美との競争は叶いませんでした。
・生稲 晃子は、前述の理由でレコードデビューしたいと思ってはいましたが、歌唱力には自信がなく、「うしろ髪の3人で一番ヘタなのが私なので、私のソロパートは必ず1番じゃなくて2番にあるんです。それだとTVで歌う時には(TVサイズでは2番は歌わないので)私はソロパートが無くても済むので」と語っていたくらいです。
・血液型は、生まれてから不明でしたが、1986年11月24日の日本テレビ『歌のトップテン』におニャン子クラブの一員として出演した際、血液検査されてB型と判明しました。
・アイドル時代には、「いくいな」にちなんで「1917」という表記がグッズなど様々な形で使われることがあり、1917年はロシア革命の年であるため、「生稲晃子がロシア革命」という語呂合わせも出てきました。
ゆうちゃん
おおっ!
生稲(1917)晃子がロシア革命!
しんちゃん
これは覚えやすいね!
・「生稲」という苗字を正しく「いくいな」と読まれることが少なく、デビュー後も雑誌や記事などで、間違ったルビをつけられることが多かったといいます。
・ソロデビュー曲である「麦わらでダンス」の替え歌が、1988年にプロ野球の広島東洋カープに在籍していたランス、アレンの応援ソングに使われ、現在でも他のプロ野球選手や高校野球の応援で使われることもあります。
また、JリーグのFC東京の応援ソングにも、長年同曲の替え歌が使われていました。
・仲が良かったおニャン子メンバーとして、よく名前を挙げるのは立見里歌、永田ルリ子、白石麻子、高畠真紀などで、ほかには芸能界では島崎和歌子、小林千絵などと仲が良いと公言したことがあります。