Super源さんの音楽ブログ

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「青春時代/森田公一とトップギャラン」 - 阿久悠 森田公一コンビによる、当時の若い世代の心を鷲づかみにした名曲!

今日は、森田公一とトップギャランの「青春時代」のご紹介です。

青春時代 森田公一とトップギャラン ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

森田公一とトップギャラン(もりた こういち と トップギャラン)は、1969年に結成された森田公一と5名のコーラスによる音楽グループです。

メンバーは、森田公一(ボーカル、キーボード、リーダー)、渡部玲子(ボーカル)、原田正美(ギター、元マグマックス・ファイブ、元ポニーズ)、岩田康男(ギター、元スケルトンズ、元レモンルーツ)、小原重彦(ベース、元マグマックス・ファイブ)、北村勝彦(ドラムス)。

森田公一とトップギャランは、エキスプレス/東芝音工(現・ユニバーサルミュージック)よりデビューをします。
その後、CBSソニーレコードに移籍。「青春時代」「人間はひとりの方がいい」「過ぎてしまえば」「惜春の唄」などのヒット曲を放ちます。

そして、1977年の第28回NHK紅白歌合戦に出場し、1981年に解散。

その後、1990年に、森田公一自身の作曲家30周年を記念して、「森田公一とトップギャラン2」として再結成をします。
元Sugarのミキこと笠松美樹が、キーボード担当として一時期加わっていました(Sugarは87年に解散しています)。

今日は、そんな森田公一とトップギャランの、1966年に発売されたのヒット曲である「青春時代」をどうぞ。


青春時代/森田公一とトップギャラン

この曲の歌詞はこちら

この曲の作詞は阿久悠、作曲は森田公一とトップギャラン のリーダーでもある森田公一で、青春時代の心情を巧みに綴った歌詞として、当時の若い世代を中心に絶大な支持を得ました。
そして、発売から半年で大ヒットし、ミリオンセラーとなります。

2010年からは、森田公一の抜けてしまったトップギャランに、狩人の加藤久仁彦がリードボーカルとして加入し、「加藤久仁彦&トップギャラン」として、活動を続けています。


ちなみに、1973年にアリスが発売した「青春時代」と、2003年にGOING STEADY(ゴーイング・ステディ=インディーズで活動していた日本の4人組パンク・ロック バンド。2003年に解散)が発売した「青春時代」は、いずれも同名異曲で、この曲とは無関係です。

「美しい契り/片平なぎさ」 - 「純愛」でデビューした片平なぎさの1975年に発売されたシングル

今日は、片平 なぎさの「美しい契り」のご紹介です。

美しい契り 片平なぎさ ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

片平 なぎさ(かたひら なぎさ、1959年7月12日 -)は、東京都品川区出身の元歌手、女優です。

片平 なぎさは、1974年に日本テレビのオーディション番組「スター誕生!」に出演し、1975年に東芝から「純愛(1975年1月20日)」で歌手デビューをします。

そして同年、「美しい契り」で第17回日本レコード大賞新人賞、新宿音楽祭銀賞などを受賞。

当初は歌手として活動しますが、1975年に映画「青い山脈」で女優デビュー。その3年後には、本格的に女優へ転向します。
所属のホリプロからは、「山口百恵二世」として期待されます。

特に、1983年から1984年にかけて出演した、堀ちえみ主演のヒットドラマ「スチュワーデス物語」では、主役の堀ちえみをいじめる悪女役を演じて、一躍評判となりました。

が、このドラマは、若者世代を中心に視聴率が高く、その社会的影響度が大きかったことと、さらに、この悪女役があまりに非情だったため、片平なぎさは、街を歩いているときや撮影中に、石を投げられるということがあったということです。

その後、1990年代からは、日本テレビ「火曜サスペンス劇場」の「小京都ミステリー」シリーズ、フジテレビの「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ」、またテレビ朝日「土曜ワイド劇場}』の「子づくり旅行」シリーズなど、2時間ドラマの主演シリーズを持つようになり、それ以降「2時間ドラマの女王」等の異名で知られるようになります。

今日は、そんな片平なぎさの、1975年8月5日に発売された通算3枚目のシングルである「美しい契り」をどうぞ。
美しい契り/片平なぎさ

この曲の歌詞はこちら

どこか演歌調の、しっとりとした曲です。
片平なぎさの曲の中では、「純愛」に次ぐ、私のお気に入りの一曲です。
 

「純愛/片平 なぎさ」 - その後「2時間ドラマの女王」として知られるようになる片平なぎさの、歌手としてのデビュー曲|Super源さんの音楽ブログ


今日は、「片平 なぎさ」の「純愛」のご紹介です。 写真は、こちらからお借りしました。片平 なぎさ(かたひら なぎさ、1959年7月12日 -)は、東京都品川区出身の元歌手、女優です。片平


片平なぎさは、榊原郁恵と所属事務所が同じ(ホリプロ)で、デビューした年も1977年と同じです。
そればかりか、高校も同じ堀越学園で、しかも同級生でした。
2人は親友で、互いに名前で呼び合う仲です。

また、片平 なぎさは人当たりの良さでも知られ、学生時代の彼女を知る人は「真面目で勉強もよくできた人」と口をそろえていいます。
現在でも、ファンやスタッフ、投宿先の従業員にまで挨拶や気遣いを欠かさない気配りの人だということです。

「年下の男の子/キャンディーズ 」- 名曲のご紹介

今日は、キャンディーズの「年下の男の子」のご紹介です。

年下の男の子 キャンディーズ ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

キャンディーズ(Candies)は、1970年代に活躍した日本の女性3人組のアイドルグループです。

メンバーは、伊藤蘭(愛称ラン)、田中好子(愛称スー)、藤村美樹(愛称ミキ )の3人です。

キャンディーズは、1972年(昭和47年)4月に、NHKの「歌謡グランドショー」のマスコットガール兼アシスタント((椅子・マイク運び・代理音合わせ))として誕生します。

1972年(昭和47年)12月31日の大晦日(おおみそか)に、「スクールメイツ」の一員として「第23回NHK紅白歌合戦」に出場。3人のみ別の色の衣装を着て、舞台中央で踊ります。
また、橋幸夫が歌う「子連れ狼」でバックコーラスを務めます(出場歴に数えず)。

1973年(昭和48年)4月7日には、TBS「8時だョ!全員集合」のアシスタントとしてレギュラー出演。

そして、同年1973年9月1日に、「あなたに夢中」でレコードデビューをします。

1975年(昭和50年)2月21日には、「年下の男の子」を発売。
この曲は大ヒットし、オリコン9位を記録。
解散コンサート時点でのシングル売上げは、累計50万枚(発売元のCBS・ソニー調べ)となっています。

その後は、翌年の1976年(昭和51年)3月1日に発売された「春一番」がオリコン3位を記録する等、次々とヒットを飛ばしていきます。

今日は、そんなキャンディーズの、1975年2月21日に発売された5枚目のシングルである「年下の男の子」をどうぞ。


年下の男の子/キャンディーズ

この曲の歌詞はこちら

デビュー以来、ハンドマイクで歌唱していたキャンディーズが、テレビ出演等ではスタンドマイクで歌唱した曲です。
この曲で、キャンディーズは1975年末の「第26回NHK紅白歌合戦」に正式な紅組歌手として初出場を果たします。

また、デビュー曲の「あなたに夢中」から前曲「なみだの季節」まで、リードボーカルはスーがセンターでしたが、この曲から、ランがリードボーカルをつとめ、歌唱する位置もセンターに変更になりました。
スーは、ランの向かって右側に、ミキはランの左側にそれぞれ移り、以降キャンディーズ3人の配置は、これががほぼ定位置となりました。

このように書くとややこしいですが、要は、向かって右側にいたミーが、反対側(向かって左側)に移動したわけです。【><】

ラン スー ミキ
   ↓ 
ミキ ラン スー

なお、2007年に公開された映画「Little DJ~小さな恋の物語」では、この曲が物語のキーとなる楽曲として使用され、シングル盤も小道具として登場。併せて、サントラ(アミューズソフトエンタテインメント)にも収められました。