Super源さんの音楽ブログ

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「雪にかいたLove Letter(ゆきにかいたラブレター)/菊池桃子」- オリコン3位を記録! 「卒業-GRADUATION-」に次いで約35万枚を売り上げたヒット曲!

今日は、菊池 桃子の「にかいたLove Letter」(ゆきにかいたラブレター)のご紹介です。

雪にかいたLove Letter 菊池桃子 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

菊池 桃子(きくち ももこ、1968年5月4日 - )は、東京都品川区出身の女優・タレント・元アイドル歌手です。元夫はプロゴルファーの西川哲。

菊池 桃子は、叔母が青山で経営していた飲食店の店内に飾っていた菊池の写真が、たまたま来店した音楽プロデューサーの妻の目に止まり、スカウトされます。

そして、1984年4月21日に、「青春のいじわる」で歌手デビュー。
 

「青春のいじわる/菊池桃子」- 資生堂「ヤング化粧品」のイメージソングで、菊池桃子のデビュー曲|Super源さんの音楽ブログ


今日は、菊池 桃子の「青春のいじわる」のご紹介です。 写真は、こちらからお借りしました。菊池 桃子(きくち ももこ、1968年5月4日 -)は、東京都品川区出身の女優・タレント・元アイドル歌


菊池 桃子自身は、当時芸能界に対して特に強い憧れや目標とする芸能人が存在していたわけではなく、(考古学者になる事が長年の夢であった)「見てみたいと思った」程度の軽い気持ちであり、デビュー以前度重なるオーディションに、「自分には向いていない、辞めたい」と思ったと後年述懐しています。

が、デビュー後は、その愛らしいルックスと優しい人柄、そして裏表のない控えめな性格が幅広い世代に愛されて、一躍トップに躍り出ます。
1980年代を代表する、アイドル歌手の一人であることは疑いありません。

また、ささやく様な独特の歌唱、まるで普段着のような衣装と、大きな振りつけのないスタイルは当時としては異色で、後にこのスタイルで活躍していく多くのアイドル歌手たちの嚆矢(こうし)となりました。

今日は、そんな菊池 桃子の1984年11月1日に発売された通算3枚目のシングルである「雪にかいたLove Letter」をどうぞ。
 
菊池桃子 雪にかいたLOVE LETTER

この曲の歌詞はこちら

菊池 桃子は、この曲のヒットで、TBS系「ザ・ベストテン」に初めて10位以内にランクイン。
オリコンチャートでは、最高3位を記録し、「卒業-GRADUATION-」に次いで約35万枚を売り上げる2番目のヒット曲となります。
 

「卒業 -Graduation-(そつぎょう グラデュエーション)/菊池桃子」- ドラマ「卒業」主題歌 40万枚近い売上げを記録したヒット曲!|Super源さんの音楽ブログ


今日は、菊池 桃子の「卒業 -Graduation-」(そつぎょう グラデュエーション)のご紹介です。 写真は、こちらからお借りしました。菊池 桃子(きくち ももこ、1968年5月4日 -


また、この曲の最後には、「メリー・クリスマス!」と菊池桃子の囁くような台詞が入っていますが、翌年1985年の新年が明けた頃に出演した歌番組では、「ハッピーニューイヤー!」とセリフを変えて歌っていました。

「気分爽快/森高千里」 - 「17才」でブレイクした森高千里の1994年のヒット曲! アサヒ生ビール「Z」のCFソング

今日は、森高千里の「気分爽快」のご紹介です。

気分爽快 森高千里 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

高千里(もりたか ちさと、本名:江口 千里(えぐち ちさと、旧姓:森高 1969年4月11日 -))は、大阪府茨木市(おおさかふ いばらきし)出身の歌手・作詞家・作曲家・ドラマーです。

森高千里は、九州女学院在学中の1986年夏、大塚製薬が主宰した「第1回ポカリスエット・イメージガールコンテスト」でグランプリを受賞します。

1987年春、東宝映画『あいつに恋して』にヒロイン・松前千里役で出演。
そして、同年の5月25日に同映画の主題歌「NEW SEASON」で歌手デビュー。

当初は、女優・タレント、歌手業を平行して行なっていましたが、同年9月7日の渋谷LIVE INNでの初ライブをきっかけに、徐々に歌手活動に重きを置くようになります。

そして、1989年に、南沙織の楽曲のカバー曲「17才」がブレイク。
森高千里は、一躍人気ミュージシャンの仲間入りをします。
 
「17才/森高千里」 - 「NEW SEASON」でデビューした森高千里のブレイク曲!|Super源さんの音楽ブログ

「17才/森高千里」 - 「NEW SEASON」でデビューした森高千里のブレイク曲!|Super源さんの音楽ブログ


今日は、森高千里の「17才」のご紹介です。 写真は、こちらからお借りしました。森高千里(もりたか ちさと、本名:江口 千里(えぐち ちさと、旧姓:森高 1969年4月11日 -))は、大阪府


今日は、そんな森高千里の、1994年1月31日に発売された通算22枚目のシングルである「気分爽快」をどうぞ。
 
気分爽快 - 森高千里

この曲の歌詞はこちら

「気分爽快」の作曲は黒沢健一、編曲は高橋諭一です。
アサヒ生ビール「Z」のCFソングとして使われ、森高千里本人も一時期出演していました。
またこの曲は、オリコンチャートにおいて、週間3位、1994年度年間54位を記録しています。

ン?(ー_ー)チョット 待テヨ?

森高千里が「17才」を歌ったのは、1989年
ということは…、このとき彼女は「20歳」だったんですね。オオッ!(OoO;

コレッテ、一種の年齢詐称 ジャ? (^-^;ヾ(^^;)オイオイ。


「まあ、良いではござらぬか。さような細かいことは」

森高千里といえば。「渡良瀬橋」も名曲です。
お時間が許せば、ぜひお聴きになってみてください。
 
「渡良瀬橋/森高千里」 - 八雲神社焼失と復活の経緯は? 歌詞に出てくる公衆電話は実在する!|Super源さんの音楽ブログ

「渡良瀬橋/森高千里」 - 八雲神社焼失と復活の経緯は? 歌詞に出てくる公衆電話は実在する!|Super源さんの音楽ブログ


今日は、「森高千里」の「渡良瀬橋(わたらせばし)」のご紹介です。 写真は、こちらからお借りしました。森高千里(もりたか ちさと、本名:江口 千里(えぐち ちさと、旧姓:森高 1969年4月1



「各駅停車/猫」 - 「人生なんてそんなものさ」でデビューした猫の1974年のヒット曲 ユニークなバンド名の由来も紹介

今日は、猫の「各停車」のご紹介です。

各駅停車 猫 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

(ねこ)は、1970年代に活躍した日本のフォークロックバンドです。
代表曲には、「雪」「地下鉄にのって」「各駅停車」「僕のエピローグ」などがあります。

「猫」のメンバーは、以下の2人です。

常富喜雄(つねとみ・のぶお)ボーカル・ギター
日暮風太(ひぐらし ふうた)ボーカル・ギター・ピアノ

旧メンバー

田口清
内山修
新井武士
石山恵三
大久保一久
御守孝明
木栄二
ノグチアツシ

」は、1971年10月に、早稲田大学のカレッジフォークグループ「ザ・リガニーズ」のメンバーだった常富喜雄、内山修と、「ジ・アマリーズ」のボーカルだった田口清によって結成されました。
そして、1972年3月9日に、「人生なんてそんなものさ」でデビューをします。

その後、吉田拓郎の作詞作曲・プロデュースによる「雪」「地下鉄にのって」、オリジナル楽曲の「昼下がりの街」「各駅停車」「僕のエピローグ」などがヒットします。

今日は、そんな「猫」の、1974年3月21日に発売された通算6枚目のシングルである「各駅停車」をどうぞ。
 各駅停車/猫

この曲の歌詞はこちら

この曲の作詞は喜多條忠(きたじょう まこと)、 作曲は石山恵三(いしやま けいぞう)、 編曲は瀬尾一三(せお いちぞう)です。
ブラスアレンジが、カッコいいですね。(^^)

「各駅停車」は、もともとアルバム収録曲だった

実は、「各駅停車」は、もともと1973年に発売されたアルバム「猫・あなたへ」に収録されていた曲です。
作曲の石山恵三は、高校時代、高中正義とロックトリオエスケープを結成した人で、1972年から「猫」に参加しています。
石山は、この曲がシングルカットされたことで、高い評価を受けました。

「ニューミュージック」は「猫」を紹介するために作られた言葉だった?

ちなみに、「ニューミュージック」という音楽ジャンルがありますが、これは、当時の音楽誌が、このバンドを紹介するのに「ニューミュージック」と紹介したのが語源だという説があります。


ゆうちゃん



うーん
どうなんだろうね、この説


しんちゃん



「ニューミュージック」というジャンルは、吉田拓郎や井上陽水、荒井由実などが登場すると、既存(きそん)の枠では分類できなくなって作られたという説が一般的だよね


ゆうちゃん



そうだな
彼らの音楽は、「フォークソング」でもなく「ロック」でもないからね


しんちゃん



でも、確かに「猫」の音楽は「ニューミュージック」としか紹介しようがないかもね

「猫」はその後、アルバム「エとピローグ」を発売して解散

「猫」の後期の作品には、アソシエイションを意識した「僕の庭」などがあります。
ソフト・ロック的なアプローチに取り組みましたが、アルバム「エとピローグ」の発売後、1975年に解散。
メンバーの大久保一久はその後、伊勢正三とともに「風」を結成して活躍します。

「猫」というバンド名の由来は?

また、この「猫という」ユニークなバンド名は、「ザ・ビートルズ」「ザ・タイガース」「ザ・スパイダース」など、当時のバンドに多かった「動物・生き物系」をつけようとしたがなかなか決まらず、「猫でも犬でもいいだろう...」ということから「猫」に決まったといいます。

「呼んだかニャン?」
呼んだ? 猫 天井裏に 現る
写真は、こちらからお借りしました。

確かに、彼らのバンドは、その曲もさることながら、もうバンド名からして、何というか柔軟性に富んだ、既成の枠にとらわれないものを感じますね。
なので、「ニューミュージック」語源説には、私は何か納豆、じゃなかった、納得のいくものを感じます。

「猫」の近況

・1982年 - 6月18日、渋谷Egg-manでの山田パンダ&山本コータロー「旧友再会フォーエバーヤングコンサート」にて、一夜限りの再結成。
・1985年 - オールナイト・ライブ「吉田拓郎 ONE LAST NGHIT in つま恋」にて、一夜限りの再々結成。
・1991年 - オリジナルメンバーの田口清が、42歳の若さで他界。
・2000年 - 南こうせつの番組「フォーク大集合」(NHK-BS2)にて一夜限りの再々々結成。
・2004年秋 - 田口清の十三回忌法要で、メンバーが集まったことがきっかけで、約30年の沈黙を破り、再結成。
・2005年9月 - オリジナルアルバム「猫 5」(ネコ・ファイブ) を発売。
ゲストに伊勢正三を迎え、原宿Blue Jay Westで発売記念ライブを行なう。
・2008年3月 - 「猫 5」(ネコ・ファイブ) FLME盤を発売。
・2014年 - 2014年末よりニューアルバム「猫 6」(ネコ・ロク)の録音を開始する。
・2015年 - 11月21日(土)に浅草KURAWOODにて「猫 6」アルバム発売記念ライブが開催される。
・2017年 - 11月より新たにノグチアツシが正式メンバーとなり、全国ツアーを行なう。
・2020年 - 1月より新たにノグチアツシに替り日暮風太が正式メンバーとなり、猫としてニューアルバム「NEKO 7」(ネコ・セブン)の録音を開始。このアルバムは4月中旬に発売。
・2021年1月 - 元メンバーの石山恵三が他界(享年68歳)。
・2021年9月 - 元メンバーの大久保一久が他界(享年71歳)。