Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

Rss  Admin

「サボテンの花/チューリップ」 - ドラマ『ひとつ屋根の下』主題歌

以前、チューリップの「心の旅」をご紹介しましたが、今日は「サボテンの花」をご紹介したいと思います。


写真は、こちらからお借りしました。

チューリップの曲には、「魔法の黄色い靴」、「虹とスニーカーの頃」、「青春の影」等、名曲が多いです。

さて、それでは早速、「サボテンの花」をどうぞ。( ^-^)/

サボテンの花/チューリップ

この曲の歌詞はこちら
この曲は、オリコンチャートにおいて、最高順位19位を記録しています。

この曲が生まれたきっかけは?

この曲は、どのようなきかけで生まれたのでしょうか?
財津和夫によれば、福岡の実家に帰ったとき、母親が育てていたサボテンの花に感動したのがこの曲ができたきっかけで、歌詞は、前年の1974年にヒットした山本コウタローとウィークエンドの『岬めぐり』を参考にして「アンサーソングのつもり」で作詞したといいます。
歌詞は、財津和夫自身の失恋体験がもとになっており、当時付き合っていた女性が財津の家で靴下などを洗濯していたことなど、その時の光景を思い出しながら作りましたが、全部が実話ではないということです。

また、この曲を「ラララ…」で終わらせることにしたのは、失恋の曲の中にあっても希望を残すためで、「恋人に去られてしまっても、春が来たら自分も再生し、自分も再び歩き出す」という意味をもたせるため、広い空をイメージしてこのようになったと述べています。

レコーディング時に、歌詞を間違えた財津和夫

なお、レコーディングの際に、1番の歌詞「窓に溶けてゆく」を「窓に降りそそぐ」と間違って歌ってしまったが、その間違いに関係者の誰も気づかなず、そのままレコーディングされて発売されてしまったという逸話があります。

財津和夫は、「歌詞カードがおかしいと思ったら、自分が間違っていた」と後になってから気づいたということです。

「チューリップ」って、どんなバンド?

そんなチューリップというのは、一体どのようなバンドなのでしょうか?
チューリップは、1968年に前身のザ・フォーシンガーズとして結成したバンドで、1989年に一時解散するが1997年に再結成されました。


ロックでもフォークでもない、新しい音楽分野「ニューミュージック(Jポップスの草分け)」を開拓したバンドのひとつです。

ビートルズに影響を受け、メロディアスでポップな作品を多数、世に出しました。

また、メンバー全員が作詞・作曲・ボーカルを担当していることも特徴のひとつとなっています。

この曲は、同年4月5日に発表されたアルバム『無限軌道』からのシングルカットで、フジテレビ系ドラマ『ひとつ屋根の下』の主題歌として広く知られています。

なんと、我が家に「黒法師の花」が!

サボテンの花と言えば、我が家にとても珍しい花が咲いたのでご紹介します。
以下の写真は、我が家に咲いた黒法師の花です。

黒法師の花

黒法師は、鉢植えでもう5年くらい育てているのですが、先月初めて花が咲いてビックリ!おお!(゚o゚)

黒法師を育てている方は多いかと思いますが、その花を見たことがある方は、あまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
もしかしたら、これって幻の花かも?!?


【追記 2011.4.12】
「幻の花」といえば、ポトスもそうですね。
ポトスも、まれに花が咲くことがあると聞いたことがあるのですが、この花も、私は一度も見たことがありません。
ポトスは、我が家では、5年どころか20年以上育てていると思うのですが…。

そこで、どんな花なのか、ちょっと調べてみました。(^^)v
こんな花が咲くようですよ。(^o^)/ ジャジャーン!

ポトスの花1   ポトスの花2
写真は、ここからお借りしました。

おお!(゚o゚) o(*^-^*)oカ、カワイィーッ!

ポトスは、サトイモ科ということで、同じ科の仏炎苞のあるアンスリウムの花と似ているようです。
実物を、生きているうちに一度見てみたいものです。(^^)

ちなみに、上の写真をお借りしたサイトによれば、ポトスは上に登るように育てると葉が大きくなり、ハンギングのように下に垂らすと小さい葉になるそうです。
シラナカッタ。φ(..)メモメモ

「EXIT/ポルノグラフィティ」 - 名曲のご紹介

今日は、「ポルノグラフィティ」の「「EXIT(エグジット)」のご紹介です。

ポルノグラフィティ(Porno Graffitti)は、岡野昭仁と新藤晴一の2人からなるロックバンドです。2004年7月まではTama(ベース)を含めた3人組でした。

ポルノグラフィティの原点は、因島高校在学時に新藤が中心となって結成した『NO SCORE』[3]というバンドです。結成時は、新藤と彼の従兄弟からなるバンドでしたが、ここに同級生であった岡野やTamaらが新藤の誘いに応じて加わります。

1999年、アキヒト・ハルイチ・シラタマの3人で「アポロ」をリリースしてメジャーデビュー。メンバーそれぞれの長所を発揮し、また「アポロ」がテレビ番組のタイアップの影響で話題を呼んだこともあり、次々とヒットを重ねてファンを増やしていきます。

今日ご紹介する「EXIT」は、2011年に発売された通算32枚目のシングルです。この曲は、フジテレビ系月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」の主題歌に使われました。

それでは早速、「ポルノグラフィティ」の「EXIT」をどうぞ。


EXIT/ポルノグラフィティ

ちなみに、『ポルノグラフィティ』というバンド名は、「周りのバンドに負けないインパクトのある名前がないとダメだ」いうことから、エクストリームのオリジナルアルバム『PORNOGRAFFITTI』から取ったものです。グラフィティの本来のスペルは「graffiti」ですが、由来となったアルバムタイトルにならい、彼らも「graffitti」と、fだけでなくtも2つ重ねています。

「無縁坂/グレープ」 - ドラマ「ひまわりの詩(ひまわりのうた)」主題歌 「無縁坂」は東京都文京区湯島四丁目に実在する坂

今日は、グレープの「無縁坂」のご紹介です。

無縁坂 グレープ ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

グレープは、高校時代からの音楽仲間であり、友人であったさだまさし(ボーカル・ギター・ヴァイオリン)と吉田正美(現・吉田政美、ギター)が1972年に結成したフォークデュオです。

グレープは、1973年に「雪の朝」でデビューしますが、全然売れず、その翌年に出した2枚目のシングル「精霊流し」がロングヒット。発売から実に半年以上もかけ、オリコン2位までいきます。
そして、1974年には第16回日本レコード大賞作詩賞を受賞します。

当時、グレープが一世を風靡した要因のひとつには、ヴァイオリンを弾く、というさだまさしの演奏スタイルが珍しかったこともあります。

今日ご紹介する「無縁坂」は、1975年に発売された通算6枚目のシングルです。

それでは早速「無縁坂」をどうぞ。
 
この曲の歌詞コードはこちら

この曲は、オリコンチャートにおいて最高順位12位、1976年度年間29位を記録しています。

「無縁坂」の歌詞の内容は?

「無縁坂」は、さだまさし自身の作詞・作曲によるものです。
歌詞の内容としては、年老いた母に対する息子の想いを歌ったもので、テレビドラマ「ひまわりの詩(ひまわりのうた)」の主題歌となりました。

「ひまわりの詩」って、どんなドラマ?

「ひまわりの詞(ひまわりのうた)」は、亡き親友の子を引きとって育てた雪(池内淳子)と、今は大学生に成長した雪の子供である竜彦(三浦友和)との、本当の親子もおよばぬ、強いきずなで結ばれた母と子の愛の姿を描いたドラマです。

ドラマ ひまわりの詩
出典:https://ameblo.jp/ameblojpvbctv3do/entry-11867285600.html

このドラマでは、ヨットに青春を燃やす若者と、彼の出生の秘密をめぐる人間模様が描かれています。

主な出演者は、以下の通りです。

・池内 淳子
・三浦 友和
・杉村 春子
・夏木 陽介
・白川 由美
・木村 功
・佐藤 友美
・山形 勲
・池上季実子
・北村 和夫
・長谷川由紀
・岩本 多代
・森谷 泰章
・内藤 武敏
・織本 順吉
・桑原 大輔

ほか。

「無縁坂」の曲の舞台は、東京都文京区に実在する坂

「無縁坂」の舞台は、東京都文京区湯島四丁目にある坂で、森鴎外の小説「雁(がん)」で知られるようになった坂です。
さだまさし自身のアルバム、「帰郷」で、セルフカバーされています。

無縁坂

無縁坂2
写真は、こちらからお借りしました。


ゆうちゃん



へえ
無縁坂って、本当にあるんだ


しんちゃん



うん
あるよ

「無縁坂」は森鴎外の「雁」で知られるようになった坂

無縁坂は、東京都台東区池之端1丁目から文京区湯島4丁目へ登る坂で、森鴎外の作品「雁」の主人公である岡田青年の散歩道とぃうことで、多くの人びとに親しまれる坂となりました。
「雁」の中には、次のようなー節があります。
 
「岡田の日々の散歩は大抵道筋が極まってぃた。寂しい無縁坂を降りて、藍染川のお歯黒のような水の流れこむ不忍の池の北側を廻って、上野の山をぶらつく‥‥‥」
 
坂の南側は、江戸時代四天王の一人・康政を祖とする榊原式部大輔の中屋敷で、坂を下ると不忍の池です。

「グレープ」という名前の由来は?

ちなみに、「グレープ」という名前の由来ですが、これは吉田が葡萄(ぶどう)の絵を自分の印として譜面に書いていたことによります。
吉田が、「とりあえずこれにしよう」と言ったことから「グレープ」となりました。

なお、このシングルのジャケットの題字(手書き風の文字)は、吉田正美によるものです。