Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

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「サンホセへの道/ディオンヌ・ワーウィック」 - 1968年の女性ベスト・ポップ・ヴォーカル賞受賞曲 歌詞の意味は?

今日は、「ディオンヌ・ワーウィック」の「サンホセへの道(Do You Know The Way To San Jose)」のご紹介です。

サンホセへの道 ディオンヌ・ワーウィック ジャケット イメージ
写真は、こちらからお借りしました。

ディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick、1940年12月12日 - 本名 Marie Dionne Warrick マリー・ディオンヌ・ワーリック)は、アメリカのニュージャージー州(New Jersey East Orange)出身の黒人女性歌手です。バート・バカラック作品の歌い手として、またホイットニー・ヒューストンの従姉妹としても知られています。

ディオンヌ・ワーウィックは、ハートフォード音楽大学に在学時、主専攻で音楽教育、副専攻でピアノを専攻します。そして、ニューヨークのレコーディングスタジオでバックコーラスやデモ歌手などをしている時に、作曲家のバカラックと出会い、大学卒業後、歌手として本格的に活動を始め、1963年にデビューします。

翌年の1964年、「ウォーク・オン・バイ」のヒットで脚光を浴び、それから3年後の1967年に「小さな願い(I Say a Little Prayer)」のヒットを放ってからは、「サンホセへの道」、「恋にさようなら(I'll Never Fall in Love Again)」など、現在もスタンダードとして親しまれているバカラック=ハル・デビッド作品で続けざまにヒットを放っていきます。

今日ご紹介する「サンホセへの道」は、1968年に発売された曲で、同年女性ベスト・ポップ・ヴォーカル賞を受賞した曲でもあります。
歌詞の内容は、大都会ロサンゼルスで夢やぶれて、サンフランシスコ湾南岸の故郷サンホセへ帰る、といったものです。

それでは早速、「サンホセへの道」をどうぞ。

サンホセへの道(Do You Know The Way To San Jose)/ディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)

この曲の歌詞はこちら

「サンホセへの道」の歌詞の意味は?

「サンホセへの道」の歌詞の意味は?
この曲は、一体どのようなことを歌っているのでしょうか?

まずは、歌詞の最初の方を読んでみましょう。

Do you know the way to San Jose?
(サンホセへの道を知ってる?)
I've been away so long
(しばらく離れていて)
I may go wrong and lose my way
(道を間違えてしまいそうなの)

実はこの曲は、アメリカ・ハリウッドのある大都会ロサンゼルスに夢を求めて出て行ったサンホセ生まれの女の子が疲れてしまい、あきらめて生まれ故郷に帰っていく歌なのです。

日本の曲でいえば、いきものがかりの「帰りたくなったよ」みたいなものですね。

次に、歌詞のまん中あたりを読んでみましょう。

You can really breathe in San Jose
(サンホセでは思いっきり息ができるわ)
They've got a lot of space
(場所もたくさんあるし)
There'll be a place where I can stay
(泊れる場所も見つけられる)
I was born and raised in San Jose
(私はサンホセで生まれ育ったの)
I'm going back to find some peace of mind in San Jose
(サンホセで心の安らぎを見つけに帰るわ)

(@_@)ウーン
この女の子、本当に身も心も疲れ切ってしまったようです。【><】

「San Jose」の発音は?

なお、この曲のタイトルの「San Jose」の発音ですが、San Joseは本来スペイン語なのでサン・ホゼという発音になります。
が、現地の人たちは皆、「サン・ノゼ」と発音しています。

「おやすみ/谷山浩子」 - 「河のほとりに」でデビューした谷山浩子の1985年に発売されたシングル

今日は、谷山浩子の「おやすみ」のご紹介です。

おやすみ 谷山浩子 ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

谷山浩子(たにやま ひろこ、本名:中西浩子(なかにし ひろこ)、1956年8月29日 -)は、シンガーソングライターです。

谷山浩子は、1972年4月25日、アルバム「静かでいいな~谷山浩子15の世界~」とシングル「銀河系はやっぱりまわってる」をリリースし、1度目のデビューをします。
1974年、第7回ポプコンつま恋本選で「お早ようございますの帽子屋さん」が入選し、翌年の1975年2月10日にキャニオン・レコード(現・ポニーキャニオン)からシングルリリースし、2度目のデビューをします。
そして、1977年、シングル「河のほとりに」で正式デビューをします。

谷山浩子の特徴は、何と言っても、とてもきれいで透明感のある歌声です。

さて、今日ご紹介する「おやすみ」は、1985年に発売された、「眠れない夜のために」に入っている曲です。

それでは早速、「おやすみ」をどうぞ。

谷山浩子の音楽性と作風

谷山浩子は、独特の幻想的作風を特徴としており、現実離れした内容の歌詞が多いです。
また、楽曲制作だけに留まらず、幻想的小説も多数執筆し、これと並行して小説と内容がリンクした同名の歌を制作するなど、個人で今で言う「メディアミックス作品」も制作しており、統一された世界観に裏打ちされた作品が特徴です。

作家としては、ファンタジー作品を発表し続けており、ジュブナイル的な作品が多くなっています。 メルヘン的な文体で、甘やかな印象がありますが、文芸評論家の石堂藍は「作品の内実を窺(うかが)うと、心理学的象徴や夢への傾倒が強く見られる」と述べ、谷山浩子が付けている夢日記の影響を指摘しています。
アマチュアに徹することで、余分なものを豊かにもつ谷山浩子ならではの世界を描いています。

「サクラ咲く時/Japanese Brass Funk GalsS、SAKURA BANDA(サクラバンダ)」 - 名曲のご紹介

今日は、Japanese Brass Funk GalsS、AKURA BANDAの「サクラ咲く時」のご紹介です。

SAKURA BANDA(サクラバンダ)は、2006年3月に結成されたツインヴォーカル、トランペット、トロンボーン、アルトサックス、テナーサックス、ドラム、ギター、ベース、キーボードからなる、女性11人からなるバンドです。

SAKURA BANDAは、ライブを中心に活動するバンドで、このバンド名は、「桜の花のように、たくさんの人から親しまれ、感動と衝撃を与え続けていくバンドに!」という想いと、の花咲く春に結成された事から“SAKURA”、そして、イタリア語の「女の子のブラスバンド」という意味である”BANDA”とを合わせて作られました。

それでは早速、彼女たちのデビューシングル3曲目である「サクラ咲く時」をどうぞ。

サクラ咲く時/Japanese Brass Funk Gals SAKURA BANDA

ちなみに、この曲は、作詞をヴォーカルの桜川りか、作曲をキーボードのTama*Keyが担当しています。