Super源さんの音楽ブログ

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「少年時代/井上陽水」 - オリコン4位を記録した代表曲! 井上陽水死亡説の真相は?

以前、井上陽水の「リバーサイドホテル」をご紹介しましたが、今日はもう一曲ご紹介したいと思います。
 

「リバーサイドホテル/井上陽水」 - 「カンドレ・マンドレ」でデビューした井上陽水の、オリコン11位を記録した1982年のヒット曲!|Super源さんの音楽ブログ


今日は、「井上陽水」の「リバーサイドホテル」のご紹介です。 写真はこちらからお借りしました。井上陽水(いのうえ ようすい、本名:井上陽水(いのうえ あきみ)、1948年8月30日 -)は、福


曲名は、「少年時代」です。

少年時代 井上陽水 ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

この曲は、1990年に発売された通算32枚目のシングルで、作詞は井上陽水、作曲は井上陽水、平井夏美です。
オリコンチャートにおいては、最高順位週間4位、1991年度年間25位、1992年度年間46位を記録しています。

また、この曲は、井上陽水の代表曲でもあり、1994年以降の中学校・高等学校の音楽教科書に何度も掲載されています。

それでは早速、「少年時代」をどうぞ。
 
少年時代/井上陽水

「少年時代」は、藤子不二雄Ⓐから依頼されて作られた曲

この曲は当初、荻野目洋子に提供したシングル「ギャラリー」のB面曲になる予定でした。
が、B面にしてはとても良い出来であったため、この曲は「やっぱり自分が歌いたい」と、井上陽水が自分のシングル曲として発売することになったという経緯があります。


ゆうちゃん



えっ?
それじゃ、そのシングルのB面曲はどうしたの?


しんちゃん



やはり井上陽水が作った「ON BED」という即興曲に差し替えられたんだ


ゆうちゃん



すげえ!
即興で作ったんだ
さすが井上陽水だね
荻野目洋子への曲提供の話と並行して、当時、井上陽水は飲み仲間でもあった漫画家の藤子不二雄Ⓐから、作曲の依頼を受けていました。
藤子Ⓐは、自らプロヂュースした「少年時代」という映画(1990年公開)の主題歌を、井上陽水に依頼したのです。

藤子Ⓐは、「ラララ…君と出会い君と笑い」というハミングで始まる自作の詞を陽水に渡し、作曲を依頼。
完成までかなり待つこととなりましたが、井上陽水から上がってきたデモテープは、藤子Ⓐが事前に抱いていたイメージ通りの素晴らしいものでした(ただし、藤子Ⓐが提供した歌詞は1行も使われていなかった)。
陽水陽水は、この詞について、「安孫子さんの心をもらった」とコメントしています。

「少年時代」は、SONYハンディカムのCMに採用されて大ヒット!

この曲は、発売当初はオリコンの週間シングルチャートでも最高20位程度でした。
が、翌年の【俳句】リンク集1991年に、ソニーのハンディカムCCD-TR105のCM曲に採用されて大ヒットし、同年、TBS系列の大型エンターテインメント番組「ギミア・ぶれいく」内のドミノ倒し特集のエンディング曲としても使われます。

ソニー ハンディカム CCD-TR105
ソニー ハンディカム CCD-TR105
写真は、こちらから借りしました。

井上陽水死亡説の真相は?


井上陽水が死んだという噂があるようです。
これは、井上陽水が、かつての全盛期に比べてTVやラジオに登場する機会がめっきり少なくなったことと、70代という高齢になったことが理由ではないかと思われます。

それでは、井上陽水は、本当になくなっているのでしょうか?

答えを先に書けば、井上陽水は現在も存命で、死んだという噂はデマです。

このデマが発生した理由には、井上陽水と名前が似ている有名人や、井上陽水と親交のあった有名人が死亡したことがあります。
訃報(ふほう)の見出しに、井上陽水の名前が併記(へいき)されることもあるため、記事を目にした人が井上陽水本人が死んだと勘違いする人が生まれました。

また、無声映画の語りや解説を行なう弁士(べんし)として活動した「井上陽一」の訃報がネットニュースに流れました。

井上陽一 死亡
出典:https://www.tokyo-np.co.jp/article/87278

「井上陽一」さんの死因は肺炎で、享年(きょうねん)82歳でした。
名前が似ていることから、井上陽水と混同してしまう人が現れたものと思われます。

「時をかける少女/原田 知世」 - シングル売上げ50万枚を超えた最大のヒット曲!

今日は、原田 知世の「時をかける少女」のご紹介です。

時をかける少女 原田 知世 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

原田 知世(はらだ ともよ、1967年11月28日 -)は、長崎県長崎市出身の女優、歌手です。

原田 知世は、1982年に「角川・東映大型女優一般募集」オーディションで「角川映画大型新人募集」特別賞を受賞し、芸能界入りをします。
そして、同年フジテレビ系列の連続ドラマ「セーラー服と機関銃」でドラマデビューをし、同時に主題歌「悲しいくらいほんとの話」でレコードデビューをします。

そして、1983年に「時をかける少女」で映画主演デビューをし、同時にこの映画の主題歌(作詞作曲はともに松任谷由実)も彼女自身が歌います。
この曲は、シングル売上げ50万枚を超え、彼女最大のヒット曲となります。

それでは、今日は彼女の通算3枚目となる、その「時をかける少女」をどうぞ。
 
時をかける少女/原田 知世

この曲の歌詞はこちら



この映画は、筒井康隆の書いた「時をかける少女(1967年刊)」という、未来から来た少年ケン・ソゴルと、この少年の影響で過去に戻れる能力をもってしまった芳山和子との出会いの物語が原作になっているのですが、先日私は「貫井 徳郎(ぬくい とくろう)」という作家の書いた「さよならの代わりに」という小説を読みました。


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「さよならの代わりに」は、未来からタイムスリップして来た女性祐里と出会った主人公和希が、殺人事件に巻き込まれ、その犯人探しを手伝うという内容の物語なのですが、青空のように爽やかな読後感をもつ、感動的な物語でした。

が、主人公とこの女性とは、元々違う時間軸に生きる存在。最後は別れなければなりません。彼女がすーっと消えていく場面は、何度読み返しても悲しいです。(・_・、) クスン

そこで、私なりに、どうしたらまたこの2人が会えるか、考えてみました。

主人公和希が次に彼女に会えるのは、彼女の次回のタイムスリップ時となりますが、どこに現われるのか分からなければ、和希がいかに楽天的でも会うことは困難と思います。

そこでまず、未来から来た祐里に、定住先を与えることを考えます。「鍵」となりそうなのは、彼女が行ってしまったあと、和希が彼女のメールアドレスを知っているという点です。このメルアドを活用します。

具体的には、和希が以下のように行動すればよいと思います。
まず、彼女と別れた後、新たにマンションを契約します。これは、ウィークリーマンションではなく、通常のマンションです。
そして、祐里への報告メールには、そちらのマンションの住所を書きます。

すると、どうなるでしょう?

2006年4月の4度目のタイムスリップ時に、インターネットカフェでこのメールを読んだ祐里は、それ以降のタイムスリップ中、すべてこの新しいマンションに滞在することになるでしょう。なぜなら、定住先がある方が彼女にとってはるかに楽だからです。

そうしておいて、和希はこのマンションを定期的に見張ります。

祐里が、4度目のタイムスリップから和希に出会うまで、何度もこの時代にタイムスリップしてきていることは分かっています。また、タイムスリップとタイムスリップの間の空白日数は、比較的短いことも分かっています。

なので、和希は、運が良ければ、数日中に彼女に会えるかも知れません!

そして会えたら、今度は2人で考えるのです。運命を変える方法を!

が、ひとつ気がかりなことがあります。それは、別れる時に彼女が頑として和希に次のスリップの日時を教えなかったことです。
もしもこの理由が、彼女がもう2人が永久に会えないこと-つまり、和希が近いうちに死ぬということ-を知っているからだとしたら、この話はさらに悲しくなります。

私は、そうでないことを祈ります。

「ひだまりの詩/ル・クプル(Le Couple)」 - ドラマ「ひとつ屋根の下2」の挿入歌 ミリオンセラーを記録したル・クプルの代表曲!

今日は、Le Coupleの「ひだまりの詩(ひだまりのうた)」のご紹介です。

ひだまりの詩 ル・クプル ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

Le Couple(ル・クプル)は、1990年に結成された音楽ユニットです。
当時は、藤田 恵美((ふじた えみ、1963年5月15日 -)東京都清瀬市出身、ヴォーカルと作詞担当)と藤田 隆二((ふじた りゅうじ、1963年11月7日 -)東京都板橋区出身、ギター)の夫婦によるユニットでした。

Le Coupleの二人は、1990年に結婚。結婚後しばらくは音楽活動を中止しますが、3年ほどして、夫婦の趣味として再開。そして、オリジナル曲を作り始めます。

が、そんな折、都内のライブハウスに出演中の所を、事務所のチーフマネージャーにスカウトされ、「ル・クプル」としてCDデビューすることになります。

今日ご紹介する「ひだまりの詩」は、1997年に発表されたLe Coupleのブレイク曲で、それまでヒットに恵まれていなかった彼らが、オリコン登場7週目で2位を記録した代表曲です。

それでは早速、「ひだまりの詩」をどうぞ。
 


ひだまりの詩/ル・クプル(Le Couple)

この曲の歌詞はこちら

この曲は、フジテレビ系ドラマ「ひとつ屋根の下2」の挿入歌で、前述したようにそれまでヒット曲に恵まれなかったル・クプルの、初めてオリコン(100位以内)にチャートインした曲です。

オリコンでは、初登場時の順位は78位と低かったですが、徐々にチャートを上昇。
登場後6週目でTOP10入りを果たし、登場7週目で2位を記録。

そして、その後もロング・ヒットを続け、ついにはミリオンセラーを達成。
かくしてこの曲は、Le Coupleの代表曲となりました。

えー、それではここで、今即興で作った俳句【俳句】自動リンク集をどうぞ。

♪違ったわ 「おだまり」じゃなく 「ひだまり」ね(美川 源一)
o(ーー)oウーン、75点 カナ。ヾ(^^;)ネエネエ、ドウカナ、キョウノ 俳句?

また、1997年のオリコン年間ヒットチャートにおいては、この曲の順位は第3位となっています。

なお、「Le Couple」というのは、フランス語で「カップル」、「夫婦」という意味です。

ちなみに、杉田かおるは、この曲に関して、聴くだけで涙が出る曲だと発言しています。
日本テレビ系列『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』でマラソンランナーを務めた際、会場の日本武道館に応援でLe Coupleが駆けつけ本楽曲を披露した時も、映像を休憩所で見ながら、涙を流して聴き入っていました。