「春うらら/田山 雅充」 21万枚を売り上げたデビュー曲にして最大のヒット曲!歌詞の意味も徹底解説!
- 名曲紹介
- 2013年01月29日
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「春うらら」は、1976年に歌手デビューした田山 雅充のソロデビュー曲です。
田山 雅充は、若い頃に「素人のど自慢番組」で自作曲をギターの弾き語りで歌って賞金を獲得したことがきっかけで浜口庫之助に師事、作曲を学び、その後、作詞家・千家和也の事務所に招かれ、作詞も手がけるようになった経験を持つ、他の歌手とは一線を画すフォークシンガーです。
この記事では、田山 雅充の人物紹介、「春うらら」の楽曲紹介、あまり語られることのない歌詞の意味を徹底解説します!
写真は、こちらからお借りしました。
田山 雅充ってどんな人?
田山 雅充(たやま まさみつ、1948年12月2日 -)は、東京都目黒区生まれのフォークシンガー、シンガーソングライターです。田山 雅充は、幼少時代にテレビドラマ(乙羽信子主演「ママちょっと来て」、「独眼竜政宗」他)、映画「モスラ」に子役で出演します。
高校生の時にはエレキバンドを結成し、ドラムとボーカルを務めます。
若い頃に浜口庫之助が審査員を務める「素人のど自慢番組」に出演し、自作「曲夏の夕日」をギターの弾き語りで歌って3週勝ち抜き、賞金を獲得したことがきっかけで浜口庫之助に師事、作曲を学びます。
その後、作詞家・千家和也の事務所に招かれ、演歌の作曲も手がけるようになります。
そして1974年、コーラスグループ「赤い花」のメインボーカルとして歌手デビュー。
資生堂キャンペーンソング「赤い花みつけた」をキャニオンレコード(現ポニーキャニオン)から発売します。
2年後の1976年には、「春うらら」でソロデビュー。
この曲は、週間チャートこそ16位が最高でしたが、TBSの『東京音楽祭』、文化放送の『新宿音楽祭』、ニッポン放送の『銀座音楽祭』、FM東京の『FMリスナーズ・グランプリ』の受賞曲にそれぞれ選ばれ、同年の年間チャート58位、セールス40万枚を記録するヒットとなります。
3枚目のシングル「愛することから始めてみませんか」は、当時TBSテレビで放送されていた「白い秘密」(田宮二郎主演、片平なぎさ女優転向の第一作目の作品)の主題歌となります。
「春うらら」名曲紹介
それでは早速、今日はそんな田山 雅充の、ソロデビュー曲である「春うらら」をどうぞ。春うらら/田山雅充
前述したように、この曲は田山雅充がソロ歌手として1976年2月26日に発売したデビュー・シングルです。
この曲はオリコンチャートでは週間最高16位でしたが、21万枚を売り上げる自身最大のヒット曲となり、また、田山雅充はこの曲で、同年に行なわれた「東京音楽祭」など、数々の音楽賞を獲得しました。
「春うらら」の歌詞の意味は?
田山雅充の「春うらら」は、春の穏やかな情景を背景に描かれた、別れと切ない恋心を歌った楽曲です。全体のテーマ
「春うらら」という言葉は、「春の空気がのどかでぼんやりとした、心地よい状態」を意味します。しかしながら、この曲の内容は、その温かくふんわりとした春の雰囲気とは正反対に、すれ違いや失恋の哀しさを描いています。歌詞が伝えること
・春の情景と孤独感:桜が舞い、暖かい日差しが降り注ぐ春の風景の中で、主人公は1人でいる寂しさや虚無を感じています。春の明るさが、むしろ孤独を際立たせる演出になっています。・過ぎ去った恋への想い:かつて共に過ごした相手のことを思い出しながら、もう戻らない時間や2人の関係への未練が込められています。
・春のはかなさとの対比:桜のように美しいが短命な春の景色は、恋愛のはかなさや「一瞬の幸福」を象徴しています。
・曲の醸し出すムード:「春うらら」は、日本の歌謡曲らしい情緒的な表現が特徴で、日本の「物悲しい美しさ(もののあわれ)」の感覚が色濃く出ている曲です。春という希望の季節に、過去への郷愁や切なさを重ねる手法は、日本の歌謡曲の王道スタイルです。