Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

Rss  Admin

「薔薇の鎖/西城秀樹」 - 当時としては斬新なマイク・パフォーマンス披露曲

以前、西城秀樹の「傷だらけのローラ」をご紹介しましたが、今日はもう一曲ご紹介したいと思います。

曲名は、「薔薇の鎖(ばらのくさり)」です。

薔薇の鎖 西城秀樹 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

この曲は、1974年2月25日に発売された、西城秀樹の通算8枚目のシングルで、作詞はたかたかし(原案:斎藤優子)、作曲は鈴木邦彦です。

それでは早速、「薔薇の鎖」をどうぞ。
 
薔薇の鎖(ばらのくさり)/西城秀樹

この曲の歌詞及びコードはこちら

この曲は、雑誌『平凡』で募集された歌詞を原案にして、たかたかしが作詞したもので、作曲は鈴木邦彦です。

西城秀樹はこの曲で、当時としては斬新な、マイクスタンド・アクションを披露しました。

西城秀樹のマイクパフォーマンスは、ロッド・スチュワートが元祖

Faces 「Stay With Me」より

出典:https://www.youtube.com/watch?v=JtqF0qBqzZo

当時、ロッド・スチュワートというロックシンガーが、歌いながらマイクスタンドを振り回していました。
彼らの来日コンサートで、この派手なパフォーマンスをみた西城秀樹は、これがたいそう気に入ってしまいました。
そして、「是非自分もこれをやりたい!」と、早速ロッドス・チュワートが使っていたのと同じアルミ製の軽量マイクスタンドを特注すると、自身の曲に取り入れました。
その曲が、「薔薇の鎖」でした。

そして西城秀樹は、曲中で見事にロッド・スチュワートさながらのパフォーマンスをやってのけたのです!

西城秀樹 「薔薇の鎖」より
西城秀樹 マイクスタンド・アクション
出典:https://www.youtube.com/watch?v=IefMkhgznVQ&t=59s

なお、ステージ上で、マイクスタンドを振り回すといった派手なアクションは、海外ではロッド・スチュワートが、日本では西條秀樹が元祖です。

「UN BUCO NELLA SABBIA(砂に消えた涙)」 - 名曲のご紹介

今日は、ミーナの「UN BUCO NELLA SABBIA(砂に消えた涙)」のご紹介です。

ミーナ(Mina, 1940年3月25日ブスト・アルシーツィオ ミーナ)は、イタリアのロンバルディア州ブスト・アルシーツィオ生まれ、クレモナ育ちの歌手です。
本名は、アンナ・マリーア・マッツィーニ(Anna Maria Mazzini)。

ミーナは、クラブ歌手からスタートし、1958年にデビューをします。
1959年、「ネッスーノ」がヒットしたミーナは、抜群のスタイルと美貌が追い風となり、一躍トップスターとなります。

1963年、私生児を出産したことで、一時期テレビ・ラジオ界から追放されたこともありましたが、その後再起し、再び数々のヒット曲を飛ばします。

が、1974年以降は、テレビやコンサートへの出演をやめ、アルバムの製作やライブ活動に専念します。

今日は、そんなミーナの多くのヒット曲の中から、「UN BUCO NELLA SABBIA(砂に消えた涙)」をどうぞ


UN BUCO NELLA SABBIA(砂に消えた涙)/MINA(ミーナ)


ちなみにこの曲は当時、日本で弘田三枝子、伊東ゆかり、ザ・ピーナッツらがカバーし、こちらもヒットしました。

「セーラー服と機関銃/薬師丸ひろ子」 - 薬師丸ひろ子の人気を決定づけた、本人主演の映画「セーラー服と機関銃」主題歌!

以前、薬師丸ひろ子の「探偵物語」をご紹介しました。
 

「探偵物語/薬師丸ひろ子」 - 名曲のご紹介 |Super源さんの音楽ブログ


以前、「薬師丸ひろ子」の「あなたを・もっと・知りたくて」をご紹介しました。 「あなたを・もっと・知りたくて/薬師丸ひろ子」 - NTTキャンペーンソング 39.1万枚の売上げを記録したヒ


今日は、もう一曲ご紹介したいと思います。

曲名は、「セーラー服と機関銃」です。

セーラー服と機関銃 薬師丸ひろ子 ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

この「セーラー服と機関銃」というのは、小説家赤川次郎の同名の小説を原作として、1981年に公開された薬師丸ひろ子主演の映画です。
この映画は、角川映画の代表作のひとつで、主演の薬師丸ひろ子の人気を決定づけました。

主題歌も大ヒットした興行的成功作である一方、アートフィルムとも言える異色の映画でもあります。

実は、薬師丸ひろ子の人気は、同年夏に公開された映画「ねらわれた学園」のキャンペーン中から人気が急速に上がり、この作品で人気が爆発したのです。

当時東映の宣伝担当だった遠藤茂行は、この映画のヒットの要因は、意外性のあるタイトルと、ヒットメーカーである赤川次郎の原作、相米映画のクオリティに加えて、主演女優の薬師丸ひろこ本人が主題歌を歌ったことだと分析しています。

それでは早速、映画「セーラー服と機関銃」の主題歌である、「セーラー服と機関銃」をどうぞ。
 


セーラー服と機関銃 (1981) 薬師丸ひろ子

ちなみに、この曲の作詞は来生えつこ、作曲は来生たかおです。

この曲の歌詞はこちら

前述したように、この曲は、映画「セーラー服と機関銃」の主演として、同名タイトルのこの曲で歌手デビューした薬師丸ひろ子の曲ですが、同時に、薬師丸ひろ子自身最大のヒット曲でもあります。(^^)

そういえば、セーラー服の襟って、何のためにあるのかご存知ですか?(^^)
調べてみたところ、これがまた意外や意外、えっ!と驚く理由でした。

なんとそれは、フケよけのためだったのです! ビックリ!\(◎o◎)/

「何なのそれ!」と思った方は、以下のサイトへGo!( ^-^)/
 

セーラー服の襟は水兵の「フケよけ」のために考えられたものだった?


「セーラー服」といえば、女子中高生の制服というイメージがあります。が、「セーラー(sailor)」を日本語に訳すと、「水兵、船員」。セーラー服はもともと、イギリス海軍の水兵の制服として生まれたものでした。セーラー服の始まりは?話は、1628年(寛永5年)に遡(さかのぼ)ります。当時、イギリス海軍が下に垂れた大きな四角い襟(えり)のある青いジャケットとズボンを組み合わせ、水兵の制服と定めました。これが、セーラー服の...