Super源さんの音楽ブログ

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「天使のらくがき(Aime Ceux Qui T’aiment)/ダニエル・ビダル(Daniele Vidal)」 - 当時日本でアイドルタレントとしても活躍! 哀愁あふれるデビュー曲

今日は、「ダニエル・ビダル」の「天使のらくがき(Aime Ceux Qui T'aiment)」のご紹介です。


写真は、こちらからお借りしました。

ダニエル・ビダル(Daniele Vidal、1952年6月23日 -)は、モロッコ生まれのフランスの女性歌手です。1970年代前半に、日本で活躍したことで知られています。

ダニエル・ビダルは、1969年、17歳で歌手デビューをします。
そして、「Aime ceux qui t'aiment(汝を愛する者たちを愛せ、の意)」を発売。
これは、ロシアのポピュラー歌手エディタ・ピエーハのカバーで、新しくフランス語の歌詞をつけて本国フランスで発売され、「天使のらくがき」という邦題で日本で発売されます。

また、日本語の歌詞を付けた盤も出されるなど、彼女の活動の舞台は、日本に置かれることになります。

そして、「オー・シャンゼリゼ」「カトリーヌ」「チャオ・ベラ・チャオ」「小さな鳩」「恋のささやき」「ピノキオ」「太陽の恋人」「別れのくちづけ」「私はシャンソン」と順次楽曲を発売していきます。

当初は、歌唱力にやや難があったものの、金髪碧眼で日本人女性より小柄なことから、「フランス人形のように愛らしい」と形容され、大きな人気を得ます。

ダニエル・ビダルは、日本語の歌のレコードを出すだけでなく、テレビのバラエティ番組にもしばしば出演し、日本のアイドルタレントの観を呈します。

今日は、そんなダニエル・ビダルの、1969年8月20日に発売されたデビュー曲である「天使のらくがき(Aime Ceux Qui T'aiment)」をどうぞ。
 
天使のらくがき(Aime Ceux Qui T'aiment)/ダニエル・ビダル(Daniele Vidal)

この曲の歌詞はこちら

歌詞をお探しの方には、こちらの対訳(訳詞)も参考になるかも知れません。

この曲は、オリコンチャートにおいて、最高順位12位を記録しています。

ダニエル・ビダルのその後

ダニエル・ビダルは、1980年に日本のグループ・サウンズ「チャコ&ヘルスエンジェル」のメンバー柴田功と結婚し男児をもうけましたが、後に離婚し、現在はドラギニャンでパートナーとレストランを経営しています。

「銀河のロマンス/ザ・タイガース」- 公称130万枚を売上げ、オリコン1位を記録したヒット曲!

以前、ザ・タイガースの「花の首飾り」をご紹介しました。
 

「花の首飾り/ザ・タイガース」- すぎやまこういちが作曲を手掛けた美しい曲|Super源さんの音楽ブログ


今日は、ザ・タイガースの「花の首飾り」のご紹介です。 写真はこちらからお借りしました。ザ・タイガース(The Tigers)は、1960年代後半から1970年代の初めにかけて活躍した日本のグ


今日は「銀河のロマンス」をご紹介したいと思います。

銀河のロマンス ザ・タイガース ジャケットイメジ
写真はこちらからお借りしました。

ザ・タイガース(The Tigers)は、1960年代後半から1970年代の初めにかけて活躍した日本のグループ・サウンズ(通称GS)のひとつです。

メンバーは、沢田研二(ボーカル、タンバリン)、岸部修三 現:岸部一徳(ベース、コーラス)、加橋かつみ(ギター、ボーカル、コーラス)、森本太郎(ギター、コーラス)、岸部シロー(ギター、タンバリン、コーラス)、瞳みのる(ドラムス)の5人です。

今日ご紹介する「銀河のロマンス」は、1968年3月25日に発売された、沢田研二がリード・ヴォーカルをつとめている曲で、作詞は橋本淳、作曲はすぎやまこういちです。

それでは早速、「銀河のロマンス」をどうぞ。
 
銀河のロマンス/ザ・タイガース

この曲の歌詞はこちら

この曲の作曲は、すぎやまこういちです。
ホントこの方は、いい曲をたくさん書かれてますよねー。(^O^)

この曲は、発売当初は沢田研二がリード・ボーカルを担当した「銀河のロマンス」をA面にして発売されましたが、その後、B面収録の加橋かつみが初リード・ボーカルをとった「花の首飾り」の人気が上昇したため、ほどなくA面とB面を逆にして再発売されました 。
オリコンチャートでは、両A面表記となっています。

ザ・タイガースのシングルとしては最大のヒット曲となり、累計売上げは公称130万枚、オリコン調べで67.6万枚となっています。
つまり、当時ザ・タイガースから発売されたレコード(CDではない)の中で、一番売れた曲ですね。(^^)

このシングルの売上げに関して、テイチクエンタテインメントから2007年3月21日に発売されたCDアルバム「GSフォーエヴァー100」の解説欄には、「200万枚を超えるセールスを記録し、彼らにとって記念すべき初のオリコンNo.1ヒットとなった」とあります。

「アルハンブラの思い出」 - フランシスコ・タレガの小品で、ナルシソ・イエペスの演奏で有名な曲!

今日は、クラシックの名曲「アルハンブラの思い出」のご紹介です。

ギター独奏曲「アルハンブラの思い出(西語:Recuerdos de la Alhambra)」は、スペインの作曲家・ギタリストのフランシスコ・タレガによる性格的小品で、クラシック・ギター界の巨匠、ナルシソ・イエペスの演奏で有名な曲です。

高度な演奏テクニック、トレモロ奏法を活用した曲としても有名で、右手の薬指、中指、人差し指で一つの弦を繰り返しすばやく弾くことによりメロディを奏します。
親指は、バス声部と伴奏の分散和音を担当します。

それでは早速、その「アルハンブラの思い出」をどうぞ。
 
アルハンブラの思い出(Recuerdos de la Alhambra)/フランシスコ・タレガ

タイトルにあるアルハンブラとは、アルハンブラ宮殿のこと

ちなみに、この曲のタイトルにある「アルハンブラ」というのは、「アルハンブラ宮殿(アルハンブラきゅうでん)」のことです。
アルハンブラ宮殿は、スペインのアンダルシア州グラナダ県グラナダ市南東の丘の上にある宮殿です。

宮殿と呼ばれていますが、城塞の性質も備えていて、その中に住宅、官庁、軍隊、厩舎、モスク、学校、浴場、墓地、庭園といった様々な施設を備えていました。また、その大半はイベリア半島最後のムスリム政権・ナスル朝の時代に建設されました。

建物は白を基調としていますが、アルハンブラとはアラビア語で「赤い城塞」を意味するアル=カルア・アル=ハムラーと呼ばれていたものが、スペイン語において転訛したものです。
この名称の由来については、城塞周辺の土地の土壌が赤いため、あるいは建築に使われた煉瓦の色であるとか、宮殿が赤い漆喰で覆われていたからなど諸説ありますが、アルハンブラ宮殿増築の時、夜を通してかがり火を燃やして工事したため、グラナダ平野から見上げた宮殿が赤く染まって見えたことからこのように呼ばれた、という説が一般的です。