Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

Rss  Admin

「That's the way a woman is(気になる女の子)/The Messengers(ザ・メッセンジャーズ)」- 『安住紳一郎の日曜天国』番組中のBGM

今日は、The Messengers(ザ・メッセンジャーズ)の「That's the way a woman is(気になる女の子)」のご紹介です。

That's the way a woman is 気になる女の子 The Messengers ザ・メッセンジャーズ ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

メッセンジャーズ (Messengers)は、1962年から1972年にかけて活動したアメリカのポップロックバンドです。

代表曲は、「気になる女の子」 ("That's The Way A Woman Is")。

メッセンジャーズ のオリジナルメンバーのひとりであるグレッグ・ジェレセックは、ミルウォーキーの大学で新しいメッセンジャーズを結成し、シカゴのU.S.A.レコードからウィルソン・ピケットのカバー "Midnight Hour(ミッドナイト・アワー)"を1967年に発売し、ヒットさせます。
地元のDJで、プロデューサーとして名前だけ貸していたポール・クリスティは、メンバーにこの曲を演奏するツアーを持ちかけますが拒否され、バンドはU.S.A.から大手のモータウンへ移籍。
同年、傘下のSoulレーベルから、シングル"Window Shopping(ウインドウ・ショッピング)"を発売します。

諦めきれなかったクリスティは、まったく無関係のThe Del-Marsというバンドをスカウト、"Midnight Hour"のB面を彼らの曲と差し替えたシングルを「マイケル&メッセンジャーズ」の名義で、同じレコード番号で再プレスし、ツアーさせます。
彼らは、1967年から1968年の間に、4枚のシングルを残して解散しました。

一方オリジナルのメッセンジャーズは、1969年にピーター・バランスを除いてメンバーを総入れ替えし、ジェレセックは裏方へ廻ることになります。
しかしながら、モータウン傘下のRare Earthレーベルから、LPを発売しますがチャートインすることはなく、1971年7月に、メンバーのマイケル・モーガンとジョン・ホイヤー作によるシングル"That's The Way A Woman Is"を発売。
このシングルは、本国では62位とパッとしなかったものの、日本では「気になる女の子」の邦題で、オリコンチャート5位の大ヒット。
1972年7月には来日し、コンサートやテレビ出演を果たしますが、帰国後にモータウンから契約を打ち切られて解散します。

今日はその「気になる女の子」 (That's The Way A Woman Is)をどうぞ。
 
That's the way a woman is(気になる女の子)/The Messengers(ザ・メッセンジャーズ)

この曲の歌詞はこちら

聴いていると、何か楽しい気持ちになります。(^Q^)/
短いので、もう少し長いといいですね。【><】
この曲は、TBSラジオの『安住紳一郎の日曜天国』で、番組中のBGMとして使われているので、ご存じの方も多いかもしれませんん。(^^)

When I listen to it, it makes me feel something fun. (^Q^)/
But this song is short, so it would be nice if it were longer.
You may know this song from TBS Radio's "Shinichiro Azumi's Sunday Tengoku", as it is used as background music during the program.(^^)

この曲のアメリカでの発売は1971年7月で、日本での発売は1971年11月です。
本国アメリカでは、Billboard Hot 100の62位どまりでしたが、日本では好調で22万枚を売り上げ、オリコンチャート5位を取得。1972年7月には来日も果たしました。

この曲をカバーしたアーティスト

なおこの曲は、以下のアーティストによってカバーされています(日本)。
・南沙織 (1972年)
・ザ・チャープス (1972年) - 『ステージ101』(NHK総合テレビ)内の楽曲として使用。現在NHKに残っている「最終回」(1974年3月31日放送)で、本曲を歌っている場面がある。
・ペドロ&カプリシャス (1972年)
・フィンガー5 (1973年)
・朝倉紀幸 & Gang(朝倉紀行)『ライオンは起きている』に収録 (1982) 歌詞はアレンジあり。
・ギャランティーク和恵 星屑スキャット (2012年6月27日)

「夢色のメッセージ(ゆめいろのメッセージ)/西村知美」- 映画『ドン松五郎の生活』の主題歌で、西村知美のデビュー曲

今日は、西村知美の「夢色のメッセージ(ゆめいろのメッセージ)」のご紹介です。

夢色のメッセージ ゆめいろのメッセージ 西村知美 ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

西村 知美(にしむら ともみ、本名:西尾 知美(にしお ともみ、旧姓:西村)1970年12月17日 -)は、山口県宇部市出身の女優、タレントです。

西村 知美は、1986年3月に映画『ドン松五郎の生活』でデビューをします。
同時に、自ら主題歌「夢色のメッセージ」を歌い、アイドル歌手としてもデビュー。

1986年12月には、「わたし・ドリーミング」で、第28回日本レコード大賞・新人賞を受賞。
1988年に、郷里の山口県知事選挙の啓発(けいはつ)キャンペーンキャラクターに起用されます。

1990年代に入ると、『さんまのからくりTV』などバラエティ番組に数多く出演。
1996年には、ACジャパンの手話CM「これだけおぼえてください」に出演します。

今日は、そんな西村知美の、1986年3月20日に発売された、歌手としてのデビュー曲である「夢色のメッセージ」をどうぞ。
 
夢色のメッセージ(ゆめいろのメッセージ)/西村知美

この曲の歌詞はこちら

いい曲ですねー。(^O^)
歌詞もロマンチックで素敵です。(#^.^#)
It's a good song! (^O^)
The lyrics are romantic and wonderful, too. (#^. ^#)

この曲は、西村知美の芸能界デビュー作となった映画『ドン松五郎の生活』の主題歌で、当時オリコンチャート週間最高2位を記録し、17.9万枚のセールスとなりました。
This song was the theme song of the movie "Don Matsugoro no Seikatsu" (The Life of Don Matsugoro), which was Tomomi Nishimura's debut in the entertainment industry.
At the time, it reached a weekly high of #2 on the Oricon charts, selling 179,000 copies.

西村知美のエピソード

・親は公務員で、1歳上の姉がいます。
・愛称は「知美ちゃん」「トロリン」。トロリンとは、動きが遅く、給食もなかなか食べ終わらないなど動きが遅かったことから「何をするのもトロいから“トロリ”」と言われていたことからによります。ほんわかとした天然キャラが売りで、持ち前のバイタリティを活かしてバラエティ番組でも活躍しました。
・チャームポイントは、顎の先まで伸びる長い舌。また、麺をすすることが出来ないため、口の中でスパゲッティやそばを長い舌で巻きつけながら食べます。この独特な食べ方は長女もできますが、人前ではあまりしないように言い聞かせているといいます。
・中学時代から、チェッカーズの熱狂的なファンで、ファンクラブにも入っていました。
・本人によれば、中学生時代までは内気で恥ずかしがり屋だったということで、授業中先生に当てられるなど、何かというと赤面していたことから「トマトちゃん」、また、おとなしくて暗いことから「ネクラちゃん」と言われていたといいます。

西村知美の近況

・2002年に、日本テレビ主催『24時間テレビ』では、ホノルルマラソンの経験も活かし、チャリティーマラソンランナーとなります。
・2003年8月2日に、苦悩の時期を乗り越え、長女を出産。
・2009年7月に、「ブログって何ですか」というタイトルのブログを開設(現在は削除)。
・2012年2月28日に、南野陽子・森口博子との3人組ユニット「Blooming Girls(ブルーミング・ガールズ)」の結成を発表。
・2012年6月13日に、「Blooming Girls(ブルーミング・ガールズ)」としてデビューシングル「Knock!! Knock!! Knock!!(ノック!!・ノック!!・ノック!!)」を発売します。

「Shangri-La(シャングリラ)/電気グルーヴ」- 日産自動車「テラノ」のCMソングで、電気グルーヴ最大のヒットシングル! 「シャングリラ」の意味も紹介

今日は、電気グルーヴの「Shangri-La(シャングリラ)」のご紹介です。

hangri-La シャングリラ 電気グルーヴ ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

電気グルーヴ(でんきグルーヴ)は、1989年に結成された、テクノ、エレクトロを中心とした独特の音楽性と破天荒なパフォーマンスが特徴のバンドです。

電気グルーヴは、1989年4月に解散した人生(ZIN-SAY!)のボーカリスト石野卓球(いしの たっきゅう)とピエール瀧(ピエール たき)が、若王子耳夫(わかぷりんす みみお)を中心に同年に結成したバンドです。

メンバー:石野卓球(ボーカル・サンプリング)、ピエール瀧(ボーカル・サンプリング、瀧)
旧メンバー:若王子耳夫(ギター・ストリングス)、高橋嵐(たかはし あらし、プログラミング)、CMJK(キーボード・プログラミング・DJ)、砂原良徳(すなはら よしのり、キーボード・プログラミング)


ゆうちゃん



しかし、「卓球」「ピエール」「若王子」「耳男」「嵐」と、いつ見てもインパクトのある名前が並んでるね


しんちゃん



それはそうだ
「ハリー・ポッター」じゃあるまいし、見るたびに変わっていたら大変だ
日本国外向けにDENKI GROOVEの表記を使用することもあり、主な略称は、「電気、「電G軍団」などです。
電気グルーヴの作品には、世相を風刺したものが多く、1990年代のサブカルの担い手でもありました。

1990年にアルバム『662 BPM BY DG』でインディーズデビューをし、1991年にシングル「RHYTHM RED BEAT BLACK (Version 300000000000) / TMN VS 電気GROOVE」でメジャーデビューを果たした後、アルバム『FLASH PAPA』(フラッシュ・パパ)で本格的にデビューをします。
「N.O.」(エヌ・オー)や「Shangri-La(シャングリラ)」などのヒット曲で知られています。

今日は、そんな彼らの、1997年3月21日に発売された通算8枚目のシングルである「Shangri-La(シャングリラ)」をどうぞ。
 
Shangri-La(シャングリラ)/電気グルーヴ

この曲の歌詞はこちら

この曲は、電気グルーヴの最高売り上げ記録をもつ、シングルにして唯一のラブソングです。
当初NHK-FM『ミュージックスクエア』のエンディングテーマとして使用されていた曲ですが、のちに、日産自動車の「テラノ」のCMソングとしても使用されたことで、ヒットにつながりました。
結果、オリコントップ10以内にランクインし、電気グルーヴ最大のヒットシングルとなりました。

電気グルーヴの音楽の特徴は?

電気グルーヴの音楽は、ディスコやテクノポップ、ダンスミュージックから、テクノ、エレクトロニカ、アンビエントまで、幅広い電子音楽を網羅しているのが特徴です。
結成当初は、ボーカルスタイルにラッ プの方法論を取り入れていたため、ヒップホップグループに分類されることも多かったですが、1993年のアルバム『FLASH PAPA MENTHOL』の発売以降、より純粋に電子音楽を主体としたスタイルへと移行します。

また、シュトックハウゼンの『光』で見られるような被り物を、メンバーが行なうことも活動初期からあり、電子音楽の先人への尊敬がみられるのも特徴のひとつです。

「Shangri-La」の原曲は、シルヴェッティの「Spring Rain」

サンプリングのイメージ
サンプリング イメージ画像
「Shangri-La」の原曲は、ベブ・シルヴェッティ(Bebu Silvetti )の「スプリング・レイン」(Spring Rain)で、この曲のサンプリングが軸となっています。

このように書くと、”かんたんに作られた曲”といった印象を受けるかも知れませんが、楽曲完成までには相当な苦労があったようです。
その様子は、各種インタビューで苦心談として語られています。
 
Bebu Silvetti - Spring Rain

初期の段階では、石野と瀧によるラップの掛け合いで構成されていたといいます。
が、そのバージョンは「とても聴かせられない」ということでお蔵入りとなりました。
その後も、歌詞を制作するためだけの合宿を行なったものの詞がまったく浮かばず、「ずっと『トロフィー』っていう単語しか浮かばねぇ…」と瀧が弱音を吐いたほどでした。

曲のクレジットは、当初「作詞・作曲:電気グルーヴ」と表記されていましたが、サンプリング上の権利問題回避として、作曲者にシルヴェッティの名が先に加えられました。
そのため、JASRACでの登録上も「外国作品」の扱いになっており、1998年度上半期のJASRACの著作権使用料分配額(外国作品)ランキングで、総合5位にランクインされています。

しかしながら、コンピレーション『SINGLES and STRIKES』のライナーノーツによれば、印税の半分はシルヴェッティへ、残り半分をメンバー3人で分けたため、売り上げ枚数に対して収入は少なかったといいます。

「シャングリラ」の意味は?

ところで、この曲のタイトルの「シャングリラ」というのは、一体どういう意味なのでしょうか?
ちょっと調べてみました。(^^)v

シャングリラ(Shangri-La)は、イギリスの作家・ジェームズ・ヒルトンが、1933年に出版した小説『失われた地平線』に登場する理想郷(ユートピア)の名前です。
ここから転じて、シャングリラという言葉は、一般に「理想郷」と同じ意味で使われています。

ナルホド ネ。ρ(。_。)メモメモ。
ン?(*_*) ハナノ ナカニ 違和感 ガ…。
σ‐ ̄)ホジホジ・・・( ̄▽ ̄)δ⌒・ピンッ
キタナイヨ!(;`O´)o/~~~~~バシィ!!(T/O)ウギャッ。

なおこの曲は、チャットモンチーの「シャングリラ」とは同名異曲です。
 
シャングリラ/チャットモンチー
2006年6月15日発売。CX系アニメ「働きマン」エンディング・テーマ