Super源さんの音楽ブログ

名曲紹介、作詞・作曲、音楽用語の楽しい覚え方、その他音楽にまつわることを書いていくブログです。可愛い音楽ブログパーツも配布しています。

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「白いサンゴ礁/ ズー・ニー・ヴー」 - オリコン18位、17.7万枚を売上げたズー・ニー・ヴーの代表曲

今日は、ズー・ニー・ヴーの「白いサンゴ礁」のご紹介です。

白いサンゴ礁  ズー・ニー・ヴー ジャケットイメージ
写真は、こちらからお借りしました。

ズー・ニー・ヴー(Zoo Nee Voo)は、1960年代に一斉を風靡したグループ・サウンズ(通称GS)のひとつです。

メンバーは、町田義人(ボーカル)、山本康生(リード・ギター)、塚谷茂樹(ベース・ギター)、大竹茂(ドラムス)、桐谷浩史(キーボード)で、結成当時は「ZOOM BOOM 5」という名前でした。

バンドの特徴としては、R&B路線の強いものでしたが、「白いサンゴ礁」のヒットで注目を集めます。
この曲は、発売当初はB面に収録されている曲でしたが、ヒットしたために後年発売された再発盤では、AB面が逆になっています。

今日は、1969年4月に発売された、通算2枚目で、彼らの代表曲でもある、その「白いサンゴ礁」をどうぞ。
 
白いサンゴ礁/ズー・ニー・ヴー

この曲の歌詞はこちら

この曲は、最初はB面でしたが、ヒットしたために、後に発売された再発盤ではAB面が逆になっています。
ジャケットは見開き仕様だったため、オリジナルデザインの片面がそのまま使用されました。

オリコン最高位18位、累計売上17.7万枚を記録しています。

町田義人(ボーカル)のその後

ボーカルの町田義人は、1970年にズー・ニー・ヴーを脱退し、ソロに転向。
1978年に公開された映画『キタキツネ物語』で、同作品の音楽担当だったタケカワユキヒデに指名される形で、主題歌の「赤い狩人」を歌います。

同年、ニット帽にサングラスというスタイルで、角川映画『野性の証明』の主題歌「戦士の休息」を歌い、オリコン最高位6位、累計売上29.5万枚を記録。
 
戦士の休息/町田義人

その後も、地道に歌手活動を続け、TV主題歌やアニメソングなどでも知られています。
変わったところでは、『オレたちひょうきん族』のタケちゃんマンロボのテーマ「愛より強く」、CMソング・ロッテ「小梅ちゃん」などがあります。

なお、現在は、歌手活動を休業し、メルボルンで彫刻家として活動しているとのことです。

「想い出の渚/ザ・ワイルドワンズ」 - 100万枚以上を売上げたヒット曲! グループ名の由来は?

今日は、ザ・ワイルドワンズの「想い出の渚」のご紹介です。

想い出の渚 ザ・ワイルドワンズ ジャケットイメージ
写真はこちらからお借りしました。

ザ・ワイルドワンズ(The Wild Ones)は、1960年代に結成されたグループ・サウンズ(通称GS)の一つです。

メンバーは、加瀬邦彦(リーダー&ギター)、鳥塚しげき(ギター)、島英二(ベース)、植田芳暁(ドラムス、ギター)です。

デビュー曲は、1966年11月に発売された「想い出の渚」で、現役当時、ジャッキー吉川とブルーコメッツ同様NHKへの出演が許されたグループサウンズでもあります。

今日はその「想い出の渚」をどうぞ。
 
想い出の渚/ザ・ワイルドワンズ(The Wild Ones)

この曲の歌詞はこちら

この曲の作詞は鳥塚繁樹、作曲は加瀬邦彦です。
この曲は、当時100万枚以上を売上げました。
発売元は、東芝音楽工業が有する洋楽レーベルのひとつだったキャピトル・レコードで、発売当時はモノ・ミックスでのシングル発売でしたが、後に発売されたLPではステレオ・ミックスされて発売されています。

「ザ・ワイルドワンズ」のグループ名の由来は?

「ザ・ワイルドワンズ」のグループ名の由来ですが、これは、当時慶應義塾大学の先輩で親交の深かった加山雄三が、星占いにより「野生児」という意味を込めて命名したものです。

「空よ/トワ・エ・モア」 - 「あなたのメロディー」で生まれ、オリコン13位を記録したヒット曲

今日は、トワ・エ・モワの「空よ」のご紹介です。

空よ トワ・エ・モア ジャケットイメジ
写真はこちらからお借りしました。

トワ・エ・モワ (Toi et Moi) は、日本の歌謡ポップデュオです。
1969年にスクールメイツのメンバーだった山室英美子(現:白鳥英美子)と、歌手志望だった芥川澄夫の二人で結成されました。山室英美子の娘は、シンガーの白鳥マイカです。

1969年5月10日、渡辺プロダクション(現ワタナベエンターテインメント)より「或る日突然」でデビューしますが、これが大ヒットとなります。
そして、その後「空よ」、「虹と雪のバラード」、「誰もいない海」「初恋の人に似ている」「地球は回るよ」「愛の泉」など数多くのヒット曲を出し、1960年代後半から1970年代前半にかけて流行した、和製ラウンジ系ポップの先駆けとなります。
 

「誰もいない海/トワ・エ・モア」 - オリコン16位を記録! ドラマ『越路吹雪物語』主題歌|Super源さんの音楽ブログ


今日は、トワ・エ・モワの「誰もいない海」のご紹介です。 この曲の歌詞はこちら。トワ・エ・モワ (Toi et Moi) は、日本の歌謡ポップデュオです。1969年にスクールメイツのメンバー


それでは、今日は1970年03月25日に発売された、彼らの通算4枚目のシングルである「空よ」をどうぞ。
 
空よ/トワ・エ・モア

いい曲ですねー。(^o^)
アレンジもいいですね。(^^)

「空よ」は、NHKの「あなたのメロディー」で生まれた曲

「空よ」は、発売後、オリコンチャートで最高順位13位を記録するヒット曲となりました。
が実は、プロの作家の手によるものではありません。
作詞・作曲ともに、難波寛臣(なんば ひろおみ)というアマチュアの方が作られています。

当時NHK総合で、視聴者からオリジナル曲を募集して、その中から優れたものを選んでプロの歌手が歌って発表する「あなたのメロディー」という番組があったのですが、そこで生まれた曲です。
トワ・エ・モワはこの曲で、NHK紅白歌合戦(第21回 (1970年))に初出場を果たしました。

なお、この「あなたのメロディー」で生まれた曲には、他に北島三郎の「与作(よさく)」、青江三奈の「盛岡ブルース」、八代亜紀の「海猫」、やまがたすみこの「風を見たよ」「海のおくりもの」、テクノ・ポップへの大胆なアレンジが話題を呼んだ「コンピューターおばあちゃん」、童謡の定番として歌われている「おへそ」などがあります。

トワ・エ・モアのその後

トワ・エ・モワはその後、1973年6月に解散しますが、1997年8月に、NHKの「思い出のメロディー」に出演して「虹と雪のバラード」を歌ったことがきっかけで、再結成することとなります。

そして、翌年の1998年の長野冬季五輪の際、志賀高原(長野県)で行われた長野オリンピック記念イベントに出演したことを皮切りとして、本格的に音楽活動を再開することになります。
また、芥川澄夫は、現在プロデューサーとしても活躍しています。

ファンの方は、以下のサイトへもどうぞ。

白鳥英美子公式WEBサイト
https://emikoshiratori.net/